キュウリ嫌いみたい2015年05月02日

立春から88日目の今日を八十八夜と呼ぶ。
雑節の一つだけれど、どうもその八十八夜の意味がよく解らない。
遅霜に注意するときとか、茶摘の頃とか。
でも八十八夜という言葉の響きは素敵だ。
そろそろ暖かくなり、夜に散歩でもしたくなる頃。

行楽渋滞のニュースを聞きながら車で出勤。
天気の良い5月の休日、観光地はどこも混んでいるだろう。
混雑は嫌いだけれど、こんな日に遠出が出来る事が羨ましい。
嗚呼、3月に買ったオープンカーが有ったなら、僕だって強引に連休したのに。
あれでビーナスラインとか志賀草津ルートとかを流したらどんなに気持ちが良いだろう。

その車の生産日がようやく決まったとディーラーより連絡が入った。
そしてそれは5月20日に船で千葉へ着くという。
そこで架装し、完成検査後に納車となるとのこと。
5月20日か。 母の命日じゃないか。

仕事は特記事項無し。
昼食は某氏が買いに行ってくれたテイクアウトのカツ丼。
GWの合間で平和な職場。 昼休みもたっぷり一時間を取った。
僕の休みは明日と5日の予定。

           -----------------------------------------


以前テレビのニュースで、店番をする柴犬というのをやっていた。
そしてその犬は、たまに褒美で貰うキュウリをポリポリと美味しそうに齧っていた。
犬がキュウリを食べるのか。 
ウチの柴犬はキャベツは好物だけれどキュウリをあげたことは無かったな。
真夏になれば畑から大量のキュウリが収穫できる。
それをコイツも食べてくれたら嬉しいのだけれど。

という訳でキュウリを与えて見た。
そのままでは抵抗あるだろうと、竹輪の穴に挿した「ちくキュウ」をおやつにあげたんだ。
すると器用にキュウリだけをペッペと吐き出しながら竹輪だけを食べている。
あまりにその様が可笑しくてしばらく見入ってしまった。




連休も終わり2015年05月06日

立夏。
GWも今日で終わるのか、などつぶやいたら長い所では週明けまで連休だという。
僕など10何日も休みが続いたら芯まで腑抜け、復帰できなくなりそうで怖い。
お金も掛かるだろう。 計画も練らにゃならん。 どこも混んでるだろう。
などとイジケ、ヒガミ、スネてみる。 やっぱり長い休みはうらやましい。

僕の今年は飛び石で3回の休み。
なでしこを植え、朝顔の種をまき、ひまわりに支柱をし、芝刈りをした。
犬と遊び、茎ブロッコリの芯止めをし、草むしりをし、ジャガイモの土寄せもした。
休みにじっとしていられない性格だもの。 
今これ以上休んだらまた腰を痛めてしまうだろう。

冬毛が抜けはじめた犬は、盛大に毛玉を作りながら走り回っている。
柴犬なのにまるで違う犬のようにモコモコで、その抜け毛をカラスが集めに来る。
カラスはそれでウール製の贅沢な巣を作るのだ。
やがて夏毛になった犬は、一回り小さく精悍になる。
そろそろ犬小屋を陽の当たらない場所に移し、夏用のスノコを準備してやろう。

           -----------------------------------------

ちょっと調べたいことがあって、去年書いた自分の日記を読み返した。
去年のGW。 僕は4日間の連休をとり、ずっと実家で過ごしていた。
その時の事を、まるで昨日の事の様にありありと思い出すことが出来る。
柏餅の甘さ、抹茶の苦味、菖蒲湯の心地よさ、新しい畳の香り。
大人になってから母とあれほど濃密に過ごしたのは初めてだったかもしれない。
そして最後になってしまったけれど。

その日記に、数年後この数日間の休暇をどう思い出すだろうか。 と書いている。
その時、悔やむ事無く懐かしめるように今頑張らないといけない。 と書いている。
まだその時の僕は知らないのだ。
悔やむことの無い介護なんてきっとない。
あれから一年が経ってそれはますます大きくなり、澱のように積もってゆく。

でも、それと同時に懐かしさもまた膨らむ。
いや、懐かしさとは少し違うのかも知れない。
思い出とも違う、僕の体と一体になった仄かで柔らかな何かを感じるときがある。
居なくなった人と自分が繋がっているような、あの感じ。
上手く書けないけれど、その何かといつも一緒に居たい。
早く悔やむことより、その柔らかさが大きくなって欲しい。
あれから一年経って、だんだんと体調を崩す前の母の夢を見るようになってきた。
ずっと具合の悪い母しか夢に出てこなかったから、それが嬉しい。




覚書2015年05月08日

5時の気温は16度。
弱い北風の爽やかな朝は、頭痛と共に明けた。
やはり昨夜からの肩こりは頭痛の前兆だったのか。 
濃いコーヒーと温めた牛乳とイブプロフェンで朝食。 
自転車を漕ぐ体調ではなく、車で出勤。

GWには3回しか(しかも飛び石で)休んでいないのに、10数連休し海外から帰って来た連中の忙しさに呑み込まれる理不尽さ。
ブツブツと愚痴を吐きながら顕微鏡を覗き、そして酔った。
顕微鏡酔いの癖は、この道何年の経験を持ってしても克服できず。
来週からはじまる職員健診の準備、レポート作り、感染症対策会議。

昼は緑のたぬき。
夕方シンガポール土産の菓子を貰った。

夜、夜勤明けの疲れたM来る。
新タマネギスライス、さつま揚げとピーマンの甘辛煮、鶏から揚げネギだれを作った。
プレミアムモルツと赤ワイン、そしてラフロイグ。

        -----------------------------------------------

ボンヤリしているとただ流されてしまう日常の覚書。
庭、畑関係。 
ナス、トマト、ピーマン、オクラ、モロヘイヤ、オカワカメ、キュウリ、ニガウリは植え付け済み。
枝豆は播種済み。 落花生は温度待ち。 ジャガイモ、スティックセニョールは順調。
朝顔、ユウガオ、ヒマワリ播種済み。 ビオラは撤収。
ローズマリー、ベゴニア、ロベニア、ガザニアも植え付け済み。

車関係。
車庫証明書類作成済み、任意保険中断証明発掘、振込み済み、印鑑証明は未取得。
家関係。
土間コンクリート打ち終了、外構リフォーム終了、振込み済み。駐車場照明増設要見積もり。
5年目点検打ち合わせ、配管高圧洗浄打ち合わせ。
その他。
各種納税、某会費振込み、狂犬病予防接種、原稿締め切り5月末。

          -------------------------------------------

昨日も受診したのだけれど、4月中旬にグキッとやった腰が良くならない。
その上、右肘まで痛めてしまったようだ。
若い頃のバイク事故で左肘は殆ど動かないのだけれど、そのシワ寄せが右肘に来た。
テニス肘と言われ(僕の場合は畑肘。 右手だけで土を耕し過ぎた)、これも暫く痛みが引かないだろうと言われてしまった。
潮干狩りにも行かにゃならん。 ワラビ摘みもしなきゃならん。 山歩きだってしたいし。
でも今の僕は、腰と腕に故障を抱え好きな外遊びに不自由の身なのだ。

この頃気に入っているエスプレッソメーカのこと2015年05月10日

自宅から徒歩5分ほど所に、好みに焙煎してくれるコーヒー豆屋さんがある。、
Mと2人で歩いていって、濃い目に炒ってもらう。
そして待っている間にサービスで出してくれるコーヒーを飲んでくるんだ。

でも、普段は独りの身。
200gの豆を使い切るのには時間が掛かるし、出勤前に粉を挽く気持ちの余裕も無い。
そのうちに酸化してしまった豆を持て余す事になる。
冷凍保存してみたりもするけれど、どうもその手間が面倒になってしまうんだ。

それで少し前から、余裕の無い朝にはエスプレッソを淹れるようになった。
ネスプレッソというシステムのピクシーというマシンを買ったんだ。
それに使う粉はカプセルになっており、通常は劣化や保存法を気にする必要も無い。
そいつをマシンにセットし、ボタンを押すだけで作業は終了する。
本当に美味しいお店のエスプレッソには及ばないけれど、家で手軽に飲めるものとしては充分に満足できるものが簡単に、そして瞬時に出来るんだ。

これがそのマシン。 思ったよりも小さくて自宅の酒棚にちょうど納るサイズ。

そしてこれが粉の入ったカプセル。
家から一番近い扱い店は新宿だけれど、出向かなくてもサイトで注文すればすぐに届く。
20以上の種類があって、どれを飲もうか選ぶだけで楽しい。
価格は一個80円前後。

エスプレッソも良いけれど、カプチーノにする事も多い。
これはエアロチーノというミルク泡立て器。 コーヒーメーカにバンドルされているセットを買った。
1分ほどで、普通の牛乳が温かなフォームミルクになる。
これがちょっと驚くほどキメ細かい泡で、これで作るカプチーノがとっても美味しい。

優しい甘さのサトウキビの砂糖を一個入れ、混ぜずに飲む。
だんだんこれが解けてきて甘さが変ってくるのが楽しい。

こんな感じに出来上がる。
思い立って2分ほどで、とても美味しいエスプレッソやカプチーノが飲める幸せ。
グラスはデュラレックスのオスロ。
カプセルは今回、ヴァニリオというフレーバーコーヒーを使った。
これに少しシナモンを使うのが好き。


枝豆でた2015年05月12日




今年は早いペースで台風が発生しているという。
その6番目の5月台風が東京へ向かってきた。
それは今夜、温帯低気圧へ変わった。
けれど風雨はそれほど衰えるわけでも無さそうで、畑の被害が心配だ。

埼玉に借りている畑へ行く時間は無い。
せめて自宅の畑だけでもと、出勤前に風対策をした。
そして見つけた、枝豆の発芽。
台風などに負けず、やがて美味しいビールの友へと育ってくれ。

資源ゴミは食品トレーの日。
笑ってしまうのは、ゴミに出した食品トレーの殆どが割り引きシールつき。
買い物に行く時間が処分品の並ぶ夜の時間と言う事もある。
でもそれが半額の惣菜だったりすると、つい反射的に買ってしまうんだ。

で、ヒジキは自分で炊いたほうが美味しいとか、ポテトサラダを買って食べるなんてと後悔したりとか、伸びた蕎麦に毒づいたりとか。
だったら自分で作れば良いものを、独食に時間を掛けたくないのも事実。
忙しいを言い訳に、週に半分は買った惣菜で済ませてしまっている。
Mやらその子供たちでも来るのなら一生懸命に作るのだけれど。
もっと誰かのために料理をしたいなと思うこの頃。

仕事は特記事項なし。
天候のせいか頭痛が酷く、仕事はまったく進まず。
夕飯はスーパーの弁当で済ませた。

夜、風雨強まる。
Mは夜勤。




HDDが壊れたこと2015年05月15日

台風が連れて来た暖気の影響なのか、この時期としては気温が上がった。
湿度もそれなりに高かったのか汗をかく一日。
職場の空調がもう少し柔軟に使えれば良いのだけれど。
室温はグングン上がるのに、まだ冷房が効かない仕事部屋。
暑いと眠たくなるのは何故だろう。
眠くて仕事なんて少しも捗らない。

昼食はコンビ二のざる蕎麦。
へたな蕎麦屋より美味しく感じるコンビニ蕎麦。

          ----------------------------------------------------

先日、HDDレコーダに外付けしていたSONYの2テラHDDが飛んだ。
そこにはいつかブルーレイに焼こうと思っていたものや、もう一度見たいものが詰まっていた。
その中には、具合の悪くなった母に頼まれ録画したテレビ番組も沢山ある。
体調が良くなったら見たいから撮っておいて、と母は言った。
いったい何が見たかったのか、もう解らない。
いつか僕もそれを見てみたいと思っていたのに。

PCのデータはマメにバックアップしている。
でも、HDDレコーダに撮った番組の複製にまでアマタが廻らなかった。 
一瞬で全て飛んでしまうデジタルデータの脆さよ。
そう言えば、初期のCD-RやDVD-Rで読み込み不能になったものも何枚かある。
デジカメの写真だって飛んでしまえばそれまでだ。
だいいち、今のフォーマットがいつまで使えるのかも解らない。

それに比べ、ずっと昔に記録されたアナログデータはハードさえあれば再生できる。
赤ん坊の頃の写真だって、子供の頃の8ミリ映像だって今も鮮明だ。
祖母の話す怪談を録音したカセットテープも、再生すればきっと音を出すだろう。
デジタルは便利だけれど、残すという意味では危ういのかも知れない。

          -------------------------------------------------------


懐かしいワラビを食べよう。
父は山遊びと山菜摘みが好きだった。
母は、そんな父が裏高尾あたりから持ち帰るワラビを喜んだ。
そんな記憶が有るから、僕もこの時期に山へ行けばワラビを探す。
父も母も、それを美味いと食べたっけ。

これは昨日、Mと山梨の温泉に行き手に入れたもの。
腰痛がまだ治らないから、農家の庭先で売っていたのを買って帰ったんだ。
去年の今頃は山へ行く余裕など無かったから、母にこれを食べさせる事が出来なかった。
それは仕方のない事だけれど、今に思えば食べさせてあげたかった。
こんなのを見せたらきっと、病床の母はわぁと歓声をあげたろうに。

夜勤入りのMは帰ってしまった。
しん、という音が聞こえそうなほど静かな自宅で独りワラビを食べる。
この前までは家族で楽しんだこの苦味を、独りで食べる。
ワラビの味は昔と変らないけれど、苦味がいっそう沁みる気がする。


もうすぐ2015年05月18日

少し前ならまだ朝とは言い難かった時間にはもう、東の空が白んでくる。
東京の日の出は4時34分。
夜と朝の間の静謐なそんな時に、犬と歩く。
考え事をしながら歩いていると、気配を感じるのか時おり犬が振り向き僕を見る。
こいつとは10年の付き合いだ。
ちょっとした気持ちの機微を、犬に隠せない。

もうすぐ5月20日がやって来る。
一年前、母が逝った日だ。
なんだかこの頃ずっと、この一年を越えることを目標にして来た気がする。
一年越えれば、少し楽になるだろうかと。
でもそれがかえって気持ちを追い詰めているのかもしれない。
一年前の今頃、いよいよ具合の悪くなってきた母を思い出し気持ちが塞ぐ。
後悔なのか、哀れみなのか、寂しさなのか、悼みなのか、それとも祈りなのか。
自分でも良く解らない感情を抑えられず、その捌け口も知らない。

混乱は終息せず、ただ深く沈み凪いでゆくだけだ。
母が病気になった。 介護が必要になった。 苦しんだ。 自宅で看取った。
そしてその後の1年の間にあったいろいろなこと。
それらを忘れる事は望まないし忘れられない。
でも、もう少しだけ気持ちを平穏に収める事が出来たらと思う。
そうすればもっと母との思い出を懐かしむ事ができるのに。
今はまだ辛くて、それらをどう扱えばいいのか解らない。

それにしても母はどこへ行ったのだろう。
毎朝、お茶を淹れラジオを点けたまま出勤する。
帰宅後ラジオを消し、夕飯に作ったものを少し供える。
その度に少し話しかけるのに、何の返事もしてくれないんだ。


5月20日2015年05月20日

あれから一年が経った。
静かに祈る。


畑の記録2015年05月22日

南風が心地よい初夏の一日。
仕事をサボって畑で遊ぶ。
自宅の畑と、借りている埼玉の畑と。
土寄せしたり、誘引したり、整枝したり、施肥をしたり。
落花生の種も蒔いたし、スイカの苗も植えた。
茎ブロッコリーと新玉ネギを収穫し、雑草を抜き、落ち葉で腐葉土も仕込んだ。
日に焼けて、筋肉痛と腰痛になり、泥だらけで帰宅。
そうして過ごしていると一日なんてあっという間に暮れてゆく。

トマト、ナスは順調。
キュウリはネット張り間近。
枝豆第一波は芽出し済み。
ジャガイモは二度目の土寄せ済み。
オクラはやや成長遅く要注意。
茎ブロッコリとタマネギは収穫終盤。




     ------------------------------------------------------------

夜、北海道の友人より着電。
母と同じ病気で闘病中の友人のお母様が体調を崩し入院したという。
主治医からは治療の終了も選択肢として提案されているとのこと。
その経過が去年の母と全く同じで、だからこの先の転帰も何となくわかってしまう。
もう積極治療を止め、自宅で家族と過ごしたほうが良いのではないか。
それを言いかけで、でも口にはしない。
友人も畑違いではないのだ。
そんなこと言わなくても解っているはずだもの。

解っていても尚、親が望むなら治療を継続させたい。
それは去年の僕も全く同じだった。
正解なんて無い。 
だから皆、苦しむのだ。



ハイビスカス2015年05月24日



日曜日の朝。
犬の散歩から帰って二階に上がったら、何か赤いものが眼に入った。
今年もまたハイビスカスが咲き始めたんだ。
去年の夏頃、ずいぶんと痛めてしまってもう枯れてしまうかと思ったんだ。
でも、直植えして湿度の管理をしたら見事に復活。
また鉢に上げてリビングの出窓に置いてある。

これから12月の初めまで見事な花を咲かせ続けてくれるんだから有り難い。
これだけで一人暮らしの部屋がパッと明るくなるようだ。

今8時。
簡単な朝食を作りながらMが起きてくるのを待っている。
今日は彼女に手伝ってもらい、キュウリと朝顔のネット張り。