鹿!2015年05月25日

5時の気温は17度。
少し湿度が高いのか、犬の散歩から帰ると汗をかいていた。
畑を見回り、少し草むしりをし、資源ゴミを出してから自転車で出勤。

昼食はコンビ二のオニギリと味噌汁。
午後、会議中に大きな地震あり。
後にそれは震度4と解ったけれど、震災の記憶もまだ鮮明で汗が吹き出るほど緊張した。
だって、10数人のメンバーのスマホが一斉に緊急地震速報を鳴らすのだもの。
何度経験しても地震は怖い。

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Mに手伝ってもらった昨日の畑作業で、春の植え付け作業は終了。
あとはじっくり育て、収穫の時を待つだけだ。
それにしてもこの頃の雨の少なさには参っている。
自宅の畑ならホースで水も撒けるけれど、埼玉に借りている畑は週に一度しか行けないし何より近くに水道がなくて雨に頼るしかないんだ。
鍬を入れると表層から10センチくらいまで砂漠化している畑。
まだ小さな苗にあの乾きは辛いだろうな。


山梨の果樹園の跡取りで猟もする友人に、鹿肉をもらった。
猟期に狩り、冷凍してあったヒレ肉の部分。
本当は生のまま薄くスライスし生姜醤油でやるのが最高だという。
でも小心者の僕は焼いて食べる。
生鹿肉を介するE型肝炎感染症を勉強したばかりだったから。

それにしても鹿は美味しい。
もっと普通に流通してくれれば買って食べるのに。
今夜は鹿ローストで赤ワイン。


明日らしい2015年05月28日

まだ5月だというのに、東京は二日連続の真夏日。
それはこの140年間で二度目の珍事だという。
そう言えば今年はジャガイモの開花も蓮の発芽も早かった。
台風の発生数も多いというし、いろいろ心配ではある。
でも今はとりあえず目先の雨待ち。
日曜日に降雨の予報だけれど、カラカラの畑を潤すほど降ってくれるだろうか。

母の夢を見て目が覚めたのが4時半。
そのまま起きてしまい、犬の散歩をしながら夢の内容を考える。
それはどこかの観光地で、僕は母にそこの名産を土産に買いたかった。
でも目当てのそれは売り切れで、どこでも買えるありふれた菓子を買って帰った。
そんな物をとても喜んだ母と、目的の物を買えず機嫌の悪い僕。
昔、本当に有った事のような。 いかにも有りそうな事のような。

仕事は特記事項なし。
昼食はコンビ二のざる蕎麦と稲荷寿司。

午後、ディーラーの担当者より着電し、僕の車が明日納車できるとの事。
開発中のその車の噂を聞いたのは、まだ母が居た去年の春頃だったっけ。
あれから1年数ヶ月か。
正直に言えば母の事が有って車どころじゃなかった。
でも鬱々とした気分を少しは晴らしたくて、発売前に予約を入れたんだ。
真っ赤な二人乗りのオープンカー。
母に見せたらきっと素敵、と言ってくれただろうに。

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少し前の夕飯の写真。
手前に写っているのが、畑から食べきれないほど収穫できている茎ブロッコリ。
スティックセニュールとかいうヘンテコな名前で売られているやつだ。
6株植えてあるだけで、畑に行くたび食べきれないほど収穫できている。
そしてこれが美味い。
マヨでもクレイジーソルトでもよし。
スナップエンドウのような風味があっていくらでも食べられる。


車来た2015年05月31日

納車の日は雨。
翌日、強い腹痛で仕事を突発休。
初めてこの車を使ったのは、病院への往復だった。
もう一台のSUVがたまたまバッテリを外した状態で、すぐに乗り出せなかったからだ。

この頃の体調の悪さには、ウンザリだ。
腰痛はすべり症で簡単に治るものではない。
右手はテニスもしないのに俗に言うテニス肘で痛みが走る。
左手は事故でもともと不自由だから、腰も両手も痛いのだ。
そして今度は腹痛。
これは詳しく調べてみようということで、2週間後に大腸ファイバ検査を予約した。
その結果が出るまでは憂鬱な日が続くだろう

その病院への往復で思う。
こんな車、若い奴が乗るものだ。
シートが低く、座るのも一苦労。
地を這うように走る振動が痛みを増幅する。
クラッチも重いし、マニュアルシフトも面倒だ。
車内は狭いし、ルーフは低いし、穴倉の中から世界を見ているようだ。
もう一台の車の安楽さに比べ、これじゃ自ら労苦を引き受けるようなものだ。

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日曜日の朝。
すこし痛みがひいたので、屋根を空けて100キロほど走ってみた。
そして、昨日感じた全てのネガがポジに替わる。
重心の低い車をマニュアルで乗る楽しさ。
フライホイールが軽い吹けの良いエンジン。
車の小ささも、車内のタイトさも、オープンにしたときの開放感も素晴らしい。

河川敷で、やはりオープンにして走っていたアルファロメオに手を振られた。
その時、良い車を買ったと実感したんだ。
それはバイクのツーリングでライダー同士が手を振るあの感覚。
同じ価値観を共有する嬉しさだ。
興味の無い人には全く評価されないだろうこの車。
でも、その魅力を知る者には他に変えられない貴重な存在だ。
大事に乗ろう。

それにしても、体調さえ良ければもっと楽しめるのに・・