毎年同じことの繰り返し。
梅雨入り後に漬け込んだ梅を、梅雨が明けたこの頃に干す。
土用干しだ。
今年違うのは、それを母の住む実家で干している事。
子供の頃に田舎の家で土用干しの世話をしたと言う母が、こんな作業を懐かしむからだ。
雨に注意し表面が乾いたらそっと裏返す。
三日の間干し上げて、瓶にしばらく寝かせれば出来上がり。
今食べている梅干は2008年製だから、これを食べるのは5年後になるか。
母が縁側で梅を眺めている姿を見たら、今年も梅干を漬けて良かったなと思った。
ベッドに臥せりがちな母が、そこに座っているだけで満足だ。
漂う梅干の酸っぱい香りと夏の雲。
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