サバ2日目2010年07月03日



どんよりとした灰色の朝。
咲き始めたノウゼンカズラのオレンジが嬉しい。
先日の雨で倒れてしまったコスモスの花も、一輪二輪と開き始めた。

気だるさと頭痛と微熱と無気力と。
それでも5時に起き、いつもの道を職場へ向かう。
何のために働いているのかと思う。
自分のためか、人のためか、食べるためか。
もしかしたら、ただの惰性なのかもしれない。

今もし仕事を辞めれば、すぐに生活は成り立たなくなり底まで落ちるだろう。
自宅分と実家分の借金の総額を考えただけで、暗渠を覗き込む気分だ。
いつかパチンと弾けたら全て捨てて逃げ出してしまうかもしれない。
でもどこに逃げれば良いのか。

土曜日は、ぼくにとって日曜日を休めるかどうかの勝負の日。
今日は運のよさも手伝い明日の休みを勝ち取った。
Mはまた明日も出勤になったと言う。
運がよければ6日に休めるかもしれないとの事。

明日は雨が降っても畑に行こう。
あの場所で汗を流したい。

夕飯は昨日の残りのサバ味噌煮。
昨日の食べかけをチンしただけだから見栄えがしない。

それにしても、こういう物を作るたびに料理の基本を習いたくなる。
調味料の「さしすせそ」など関係なく味付けしてしまうけれど、やはり順番を守ったほうが良いのだろうか。