七夕 ― 2010年08月07日
立秋。
今日以降は残暑だ。
これから少しずつ空は澄み、朝夕に秋の気配を感じるだろう。
年々歳々繰り返される季節の移ろいだけれど、
いつの頃からか晩夏の物悲しさを強く感じるようになった。
でもその寂しさもまた良い。
残りの夏を惜しみながら、ビールを飲むのだ。
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今日以降は残暑だ。
これから少しずつ空は澄み、朝夕に秋の気配を感じるだろう。
年々歳々繰り返される季節の移ろいだけれど、
いつの頃からか晩夏の物悲しさを強く感じるようになった。
でもその寂しさもまた良い。
残りの夏を惜しみながら、ビールを飲むのだ。
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Mと2人、七夕祭りへ行った。
阿佐ヶ谷で恒例の、月遅れの七夕だ。
この祭りに来るのは10年ぶり。
その10年前の事をつい昨日のように話しながら街を歩いた。
いくつか理由で、僕らにとってその10年前の祭りは忘れられない思い出となっているんだ。
あれからもう10年。
まだ10年。
祭りの帰りにビールを飲み、2人で帰宅。
Mは今夜、僕の家に泊まってゆくようだ。
こんな普通の事が普通に出来るようになるまで、長い時間が掛かった。
あるいは時間を掛け過ぎてしまったかも知れない。
でも、そんな事はもうどうでも良い。
こうして収まるところに収まったのだから。
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