朝から土いじり2017年03月28日

降り続いた氷雨もようやく止んだ。
往く冬と来る春とのせめぎ合い。
東京でも西のほうでは雪となり、山沿いでは積もったという。
もう名残りの寒さはたくさんだ。
そろそろ冬には退場願いたい。

5時に犬に起こされ、朝の散歩。
6時に帰宅し、庭に出る。
そこに有るのはほんの小さな畑だけれど、その小ささが良い。
出勤前の短い時間、そこで過ごす時間が至福だ。
農作業は休日に、借りている畑でしっかりとやる。
でもむしろ楽しいのは、こんな日常の土いじりだ。


茎ブロッコリは食べきれず黄色の花が咲いてしまった。
キャベツはそろそろ収穫できる。
食べ残しの白菜は間もなく花芽を伸ばすだろう。
白菜の花芽は、まさに春の恵みのような味がする。
スナップエンドウは順調に育っている。
菜花は今が満開だ。
小さな畑にはもうとっくに春が来ていた。

職場入りは7時半。
仕事は特記事項なし。
昼食はのり弁とカップ味噌汁。
午後は自室にこもって講習に使う原稿書き。

夕方、早めに帰ってハスの植え替えをする。
大きな水瓶が二つ。
そこに植わっているハスは毎年夏に素晴らしい花を咲かしてくれる。
でも去年あたりから花が減り、株にも元気が無くなった。
水瓶を置いている場所が桜と夾竹桃の陰になり、日当たりが悪くなったからだ。

痛む腰を鞭うちながら、水瓶の置き場を変える。
古い蓮根を整理し、土の入れ替え。
そして蚊の発生を防ぐため、メダカを10匹ほど入れた。
これでまた今年の夏も咲いてくれるだろう。
ハスの花は素晴らしい。
天国ではあんな花が咲き誇っているんだろうか。