祭りが終わった2012年01月04日

大量に買った酒は空瓶となり、仕込んだ料理は尽きた。
おめでとうメール、広告で分厚い新聞、三脚を立てての記念写真。
神社のおみくじ、今年も駄目だった宝くじ、回収待ちのゴミの山。
玄関ドアに付けた正月飾りはいつ外そうか。

MもMの娘もそれぞれの居場所へと戻った。
帰国していた親友は握手を一つしてリムジンバスで空港へ向かった。
少しの寂しさと、少しの疲れと、そして夢が醒めたように現実を見る。

昔のように凧を揚げるでもなく、餅をつくでもないけれど、やっぱり正月は特別だ。
その祭りが終わって、やっと新しい年が来た気がする。
これでまた、日常が戻ってくるのだ。
淡々黙々と日々を暮らせればそれで良い。

明けましておめでとうございます。

コメント

_ nao ― 2012年01月06日 07時17分

言いえて妙な正月表現。
リズムを持った流れ、最後に明けましてが登場するとは
流石のbono氏です!!
今年もどうぞヨロシクです。

_ bono ― 2012年01月06日 14時49分

終わっちまうと寂しいものですね。
昼間から酒を呑んでも変な目で見られない稀有な数日。
来年の正月を今から楽しみにしたりして。

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