2011年04月25日



仕事が忙しくなると肉欲が湧き上がるMの為、肉を煮るのだ。
アブラこってりのスペアリブを800グラム。白ワインと醤油、そしてマーマレードと粒胡椒。
すり下ろした玉ねぎとニンニク少し。
塩コショウをしたスペアリブに強火で焦げ目を付け、上記材料と共に圧力鍋で加圧。
自然冷却後固まったアブラを取り除き、ちょっと煮含めて完成だ。
トロトロで美味い。


この食欲と睡眠こそが、Mの頑張りの源だ。
いくら食べても肥らず、地震が来ても目を覚まさない。
そしてまた、あの激務に戻ってゆくのだ。





非常持ち出し袋2011年04月26日

この頃、睡眠のペースが狂っていけない。
昨夜は21時半にはソファで居眠りをはじめ、眼が覚めたのは午前3時。
そのまま明るくなりはじめる頃まで眠れず、でも再び気づいた時は朝の7時。
そんなパターンが多いのだ。 

仕事は特記事項無し。
毎年ロクに休めないGWだけれど、今年は珍しくカレンダー通りに休みがとれそうだ。
最大で三連休だけれど、僕にとってそれはとても贅沢なものなのだ。
夏野菜植え付け直前の連休。 どうか晴れますように。

昼食は緑のたぬき。
いつものクリニック受診のため、17時半に職場を出た。

-------------------------------------------------------------------------

余震は収まりつつあるのか。
あれから一ヶ月半が過ぎ生活も元に戻ってきているけれど、そこは万事悲観主義者の僕の事。 
このまま全てが収束するとは信じられない。
何かしなければ落ち着かないとばかりに、非常持ち出し袋などを作ってみたくなる。
でも、登山用の大きなツーデイパックを引っ張り出してきても、中に何を入れれば良いものか。

今時の家は地震で倒壊しないだろう事を前提に、倉庫部屋に備蓄はしている。
米もレトルトも水も、電池や懐中電灯やランタン、ガスボンベやらラジオらや救急セットやら。
雑多な必需品を溜め込んであるのだ。
けれど、非常持ち出し袋が必要になるのはどんな状況だろう。 
直下型で家が崩壊? 大火事で家が全焼? とにかく、この家からの退避が必要な時か。

だとしたら避難所で生活することを念頭に袋詰めをしなければならないだろうか。
その中に、水や食料も入れて置く必要が有るだろうか。 テントや寝袋は必要だろうか。
ワンコはどうすれば良いのか。
そんな事を考えていたら途方に暮れてしまい、デイバックは空のまま置いてある。
それにきっとこの家がそんな状況になる程の震災なら、職場にずっと詰めていなければならないだろうし。

-------------------------------------------------------------------------


卵焼き。
上手く焼けると嬉しい。
ちょっと甘くして、大根おろしと一緒に食べるのが好きだ。



鎌倉・江ノ島2011年04月27日



Mと2人、久しぶりに鎌倉辺りを散歩してきた。
いつの季節でも気持ちの良い場所だけれど、やはり春の鎌倉も素敵なのだ。


800年ほど前に源実朝を暗殺した公暁が隠れたと言う鶴岡八幡宮の「隠れ銀杏」。
一年前に強風で折れそのまま枯死するかに思われたけれど、この株元から伸びるひこばえの
力強さを見よ。 



札所でご朱印を頂き、海辺を歩き、江ノ島で釜揚げシラス丼を食べた。
港の猫と遊び、鳩サブレを買い、強風の中サーフィンをする勇士を眺めた。
楽しい1日。
あっという間の1日。


夏日2011年04月28日

昼、職場近くのドラッグストアへ「緑のたぬき」を買出しに行くため外出。
強い南風、気温25度。
青い空に、真っ白な入道雲がもくもくと湧き上がる。
まるで夏がやって来たかのような陽光に歓喜し、しばらく近所を散歩した。
地上の出来事に関係なく、今年もまた夏が来るのだ。
それをどんな夏にするかは、その人しだい。

カレンダー通りに休むと決めたとたん、GWが楽しみになって来た。
明日休みで、一日出て、また休み。 月曜に働いたら今度はなんと3連休。
そんな贅沢な時間をどう過ごそうか。 
Mの予定が直前まで立たないのは困ったものだけれど、この連休中に一回くらいは休みが有るだろう。 海か山か、日帰りで良いから出かけられたら嬉しい。

仕事は特記事項無し。
昨日、鎌倉を徘徊中の僕の携帯へ4回も問い合わせをしてきた某エライ先生から、大量のアイスクリームの差し入れあり。 食べきれないので、来週から石巻へ支援に行く知り合いに廻す。
職場中庭で子猫を発見。 だれかが餌をあげている模様。

--------------------------------------------------------------------------


ニラたま。
以前はむしろ苦手だったニラ。
オトナになって、いつの間にか好物に変わっていたのだ。 こんなに作りやすい作物も無い。 
一度植えておけば、たいして手入れもせず何年にも渡り収穫が可能だ。
切っても切ってもまたすぐ伸びてくるこれは、庭の隅にでも植えておくと便利だ。
ただし、毒性のあるスイセンの葉と間違えないように。

明日はのんびりと家事の予定。
農作業はニガウリで作るグリーンカーテン用のネット張り。
今年の夏はエアコンの使用を最小限にするためにも、家の南側に大きく張るつもり。


筋肉痛2011年04月30日

昨日、この夏の主戦場となる場所を耕した。
家庭菜園の主役、トマトやナスなど夏野菜の畝だ。
頻繁な手入れと収穫が必要な夏野菜は自宅で作りたい。 
週に一度しか行けない埼玉の畑では、あっという間に熟し落果してしまうからだ。

トマト10本、ナス6本、キュウリ4本。 他にピーマンや万願寺などを植える場所にマルチ掛け。
10日前に堆肥と元肥を入れておいた土はフカフカだ。
狭くても、日当たりが悪くても、目の前で野菜が育ってゆくのを見るのは楽しいものだ。
この連休中に植え付けを終えてしまいたい。

日除けにニガウリのグリーンカーテンを張るためネットを買いに行き驚いた。
全て売り切れだったのだ。
この夏の電力不足対策で、家の南側にツル性植物を張る人が多いのだと言う。
こんな所にも震災の影響。
みな、考えることは同じなのだ。

休みの一日は過ぎるのが早い。
床の雑巾がけと水周りの掃除、洗濯は出来た。
伸びた樹の剪定と観葉植物の植え替えは先送り。

せめて週に一度は家事だけをする日が欲しい。
床に綿ホコリが落ちていたり家が散らかってくるとイライラするのだ。
掃除ロボットのルンバが欲しいけれど、誰か買った人は居ないだろうか。
使用感を聞いてみたいものだ。

--------------------------------------------------------------------------

土曜日。
南風の晴れの日。
朝7時過ぎから仕事。

昨日の作業による筋肉痛と日焼けのヒリヒリ感を、窓の無いシールドルームで感じる。
陽を浴びたい、外で風に吹かれたい。 そんな欲求を抑えながら黙々と労働。
昼食は時間無し。
でも、明日もまた休みだと思えば忙しさなど気にならぬ。


水菜のサラダ。
ちょっと種をまくと、もう食べきれないほど生えてくる。
ジャコと醤油ドレッシングで美味し。