スイカスイカ2010年08月15日

また暑さが戻ってきた。
湿気を伴う重い暑さ。
空はにび色。

早朝から畑行き。
少しルートを変えてMのマンションの前を通ると、ちょうど彼女は出勤するところだった。
ちょっと立ち話しをし、Mは職場へ僕は畑へ。

暑くなる前に草むしりをしようと企んだけれど、8時前で既に気温は30度。
黙々と草をむしり、滝の汗をかいた。
いつでも畑は良いものだけれど、夏の命に満ちた畑は特に素晴らしい。
ただそこに居るだけで、こちらまで元気になってしまう。


今日の収穫はピーマン、モロヘイヤ、ニラ、ニガウリ、そして黒玉と小玉のスイカ。
暑かった分、甘みの強いスイカだ。
こんな物がコロコロと実っている光景は、スイカ好きな僕にはもう堪らない。

今、昼前。
少し休んで午後はいつもの川原にでも遊びに行くか。
幼馴染と釣りをしたいんだ。



あつい・・2010年08月16日

いくら夏が好きと言っても、昨夜の蒸し暑さは酷かった。
昼間36度を越えた気温は夜になっても高いまま。
Mが遊びに来た深夜23時、まだ30度も有ったのだ。
これほど暑いと夜の散歩どころではない。
昼間のようにセミの鳴く深夜の公園でウーロン茶を飲み、早々にエアコンの部屋へ逃げ帰った。

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明けて16日朝6時半の気温は29度。
湿度が高く、じっとしていても汗が滲む。
気持ちが折れて、自転車通勤は断念。
エアコン利かせた車で出勤。

その車の中から、バイクの集団を見た。
カワサキのぜファーとホンダのCB、ヤマハのXJ。
ツーリングだろうか。 10台ほどのバイクが西を目指す。
それがとても羨ましくて、ずっと眺めていた。

やっぱり大きなバイクの持つ緊張感は良い。
いまや車はオートマ、バイクはスクーターの僕は、
いつの間にかずいぶん怠惰な運転をするようになってしまった。
ココしばらくの間に続けて捕まったのは、そんな緊張感の欠如によるものかもしれない。

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昼食は自宅から持っていった梅干オニギリ。
食後、売店へガリガリ君を買いに行ったが財布に4円しか入っておらず退散。

昼過ぎの気温は、職場中庭の百葉箱に入っている温度計を信じるなら38度。
38度なんて、なんだか冗談みたいだ。

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昨日、畑でピーマンを沢山収穫してきた。
それは良いのだけれど、僕はピーマンが嫌いだ。
さて、どうしようと思いつつ発作的に作った炒め煮。
ゴマ油と醤油、みりん、鷹の爪。
これが意外と美味しく、ぺロっと食べてしまった。
やはり僕は、酒の肴風料理が好きなようだ。





ドライブ2010年08月18日

夏休み渋滞の高速道路を避け、峠道と林道で東京を脱出。
長野、山梨をドライブしてきた。

ようやく、有るべき場所で夏を感じる。
たった400キロ12時間のドライブだけれど、Mと2人でそれを満喫した。









地図2010年08月19日

むせるような湿気の日。
昼、職場中庭の温度計は32度。
僕の好きなノウゼンカズラは散ってしまった。
晩夏のセミであるツクツクボウシが、季節に呼びかけるように鳴いている。


午後、仕事の合間に昨日のドライブルートを地図上に追ってみる。
何年も使い、書き込みだらけになっている愛用のロードマップを見るのは楽しい。
初めて通ったルートに赤い線を引き、寄り道した場所に印をつけ、日にちを書き込む。
Mと2人で、これまでになんと沢山の道を走って来た事だろう。
この赤線は、これからも限りなく増え続けて欲しい。

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夜、酒の肴にマグロの漬けを作った。
テレビもラジオを点けず1人で酒を呑んでいると、自分の今が解らなくなる。
僕は何歳なのか。 あれから何年経ったのか。これからどうするのか。




M2010年08月20日

夜中にフラリとMがやって来ることがある。
僕の家まで往復20キロ以上あるのに。
仕事で疲れているだろうに。

何かしょうも無いモノを土産に持ってやってくる。
新しく出たお菓子だったり、自分で作った漬物だったり、残暑見舞いを手渡ししたり。
そして、ウチのソファで少し放心し、また帰ってゆくのだ。

身長150センチで、体重は知らないけれど痩せっぽちだ。
そんな小さな人が、これまた小さなトヨタのヴィッツに乗って帰ってゆく。
明日もまた朝6時には職場入りし、また12時間以上もあの病棟を走り回るんだ。

その折れそうなほど細い背中を見ると、鼻の置くがツンとなる。
この人は、なんでこんなに頑張れるのだろう。
辛くは無いんだろうか。
逃げたくはならないんだろうか。



面倒くさい2010年08月21日

昨夜、いつもの通り窓を開けたままで眠った。
起床は朝の4時半。
窓から入る心地よい風の気配で目が覚めたのだ。
気温は24.5度。
明らかな秋の気配。

6時から仕事。
今日はずっと生理検査。
いい加減飽いた頃、フヂコから肉まんの差し入れあり。
美味し。

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仕事帰りにサミット。
瓶詰めウニ、焼き海苔、豆腐、柿ピー、チェダーチーズ、エビスビール12本、ロックアイス一袋。
大酒のみである事が一目瞭然な買い物。
ボトルを買うと無料で汲めるミネラルウオーター(というかイオン交換水)を2リットル持ち帰り。

兄一家の生活態度が目に余るとのウワサを聞く。
不快なものは目に入らないという心理法則により、すぐ隣に住んでいる僕には何も解らない。
でも、このままではまた近所とトラブルを起こすだろう。
ゴミの出し方、ピアノ騒音、子供たちの素行、道に放置する自転車。
そんな事を一々注意されなければ解らないのか。
それともワザとやっているのか。
腹が立つという感覚はとうに無い。
ただ関わりたくないだけだ。
でも、いつかはまた衝突しなければならないだろう。






処暑2010年08月23日



昨日収穫したスイカとマクワウリ。
マクワウリってお店には並ばないけれど、スッキリした甘みでメロンより好き。

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「処暑」
暑さも終わる頃。
でも、まだまだ夏の名残りには勢いがある。
終わると知っていても、少しでも長くこの暑さが続くことを願う。

出勤し自室の照明を点けて驚いた。
どうやらこの部屋の乱雑さに呆れ果てた総務が、日曜日に清掃を入れたようだ。
流しの水垢も綺麗になり、マグカップは漂白され、シュレッダー待ちの書類は消えた。
机に積んであった漫画は整理され、散逸していたトイ・ストーリーのフィギュアは並べられた。
なんだか自分の部屋じゃないみたい。
自宅は綺麗にしているなどと言っても誰も信じないほど、この部屋は散らかっていたんだ。
整頓された部屋が居心地悪し。

昼食は自宅から持ってきた梅干おにぎりとカップ味噌汁。
この頃おにぎりを持って出勤することが多いから、やはり炊飯器を買おうかな。
今はMが買ってくれた、電子レンジで炊く炊飯容器しかないんだ。

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今週、2、3回の休みを取る事にした。
一応夏休みという名目だ。
でも、その休みを連続して取る事が難しい。
連休に出来なければ旅行になど行けぬし、
たとえ連休出来たとしてもこんな直前では予約も入らないだろう。
僕の労働環境は休みの数はそれなりだけれど、連休の取り難いさはどうしようもない。

結局、普段の休みのように日帰りで近場をウロツクしかない。
そのうちの一日は母の実家に墓参りに行こうか。
たとえ日帰りでも、滞在時間は半日に満たなくても、あの海に行ける事は嬉しい。


炊飯器を買った2010年08月24日

未だに炊飯器を持っていない。
必要なときだけ一膳のご飯を陶器の炊飯容器を使い電子レンジで炊く生活。
だって、酒飲みの僕はつい最近まで夕飯にお米を食べる習慣が無く、
自宅でご飯を炊く事は殆ど無かったんだ。

でも、この頃は昼食用にオニギリを持参することも多く、
いいかげん炊飯器が欲しくなっていたんだ。
ご飯を手軽に炊くことが出来れば、好物のタマゴかけご飯だっていつでも食べられる。
それに昼飯代だって浮くじゃないか。

仕事帰り、コジマで炊飯器を物色。
知識の無い僕はお店のヒトに助けを求め、その結果薦められたのが4万円近い凄いやつ。
たった3合炊きの小さな炊飯器に4万円?
お店のヒトは、5合炊きで5万円以上のものが売れ筋と言う。
圧力とか、IHとか、厚釜とか、蒸気レスとか。
炊飯器って、そんな世界なの?
ご飯にそれほど拘りはないし、第一給料日前でそんなおカネ有るはずも無い。
4万円もあったら、通勤用自転車でも買い代えるわ。

自宅に逃げ帰り、Amazonで安い炊飯器を買った。
たった7千円で、デザインも良いじゃない。
危なく4万円の究極炊飯器を買わされるところだった。

と、電話でMに自慢したら、高い炊飯器で炊いたご飯はやっぱり美味しいらしい。
ホントかな?
愚鈍な舌を持つ僕には、良い米使った炊きたてご飯なら何でも美味しい気がするけれど。
とにかく、明日には新しい炊飯器が届く。
これで自炊の幅が広がると嬉しい。







夏って2010年08月25日




夏ってホントに素晴らしい。
今日は山梨のいつもの川で泳いだ。
水が冷たく唇が紫になり、Mに止められるまで泳いだ。
ああ、なんて気持ちが良いんだ。




ご飯を炊いた2010年08月26日



そんな訳で炊飯器が届いた。
で、早速ご飯を炊いてみる。
美味い!
この炊飯器は安かったけれど安モノじゃ無かったようだ。
まあ、炊きたてご飯は美味くて当たり前か。

夜は酒を呑むので、今までは米を殆ど食べなかった。
オカズは酒の肴、主食は酒だ。
でも酒の仕上げに食べる塩オニギリが美味い事に今更気付いたり、
この頃は職場へオニギリを持参したりで米の消費量は以前に比べ増えた。
そして炊飯器があれば今後益々増えるだろう。

それにしてもご飯を炊くのってこんなに簡単だったのか。
ガスレンジ時代は土鍋で、新居では電子レンジで炊いていたけれど過熱の加減が難しく
美味しいご飯を炊くには運に任せる部分も多かった。
それがスイッチひとつでこんなに美味しいご飯にありつけるなんて。

この歳にして初めて炊飯器を買った。
生活に変化をもたらす新しい機械が来たことは、僕にとってはちょっとしたニュースだ。

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明日は仕事休み。
日帰り(!)で母の実家へ行く。