犬は夢を見るのか2017年11月29日

深夜ふと目が覚めて、そのまま眠れなかった。
しばらくラジオなど聞いていたが、
ワンコはどうしているかなと気になって一階に降りる。
この頃のワンコは眠りが深いのか耳が遠いのか、そっと近づけば目を覚まさない。
ケージを覗きこむと、足を動かし走るような仕草をしている。
夢を見ているのか。

そして寝言。
以前から寝言の多い犬だったけれど、今のそれはまさに子犬の声。
クーンクーンと甘えるような声を出しながら熟睡する犬をしばらく見ていた。
どんな夢を見ているのだろう。
ブリーダー宅の広大な庭で、母犬と走っている夢でも見ているだろうか。
生後二カ月半で僕が引き取りに行ったとき、母犬とコイツの鳴き方は普通じゃなかった。
きっと、もう二度と会えないことを悟ったんだろう。
僕の家に来て幸せだったろうか。
老犬の寝顔を夜中に見ていると、この14年間に有った色々な事を思い出す。

東京の日の出は6時30分。
日の入りは16時28分。
今日、ついに昼時間は10時間を割った。
初夏のころ、それは14時間半もあったのに。
またやがてそれが伸びるのを知っている。
夏が来るのも知っている。
でもその前に、嫌いな冬を乗り越えなければ。



仕事は特記事項なし。
職場の紅葉は今が盛り。
夕方、先日受けた心エコーと24時間心電図の結果を聞く。
確かに期外収縮はあるけれど、心臓自体は健康そのもの。
この不整脈は僕の得意な、精神的なもの、と思ってしまっていいだろう。

それにしてもここ一カ月半の間に、よく検査を受けたものだ。
大腸カメラは憩室多数で要経過観察。
胃カメラは出血性胃炎と逆流性食道炎。
腹部エコーは軽度脂肪肝。
胸部CTと心エコーは異常なし。
人間ドックはお金が掛かるな。
でも、家族歴もあるし毎年の受診を勧められているんだ。