2時45分2017年11月13日

相変わらず、犬が夜明け前に僕を起こす。
クーンクーンとはじまったのが、今朝は2時45分。
草木も眠る丑三つ時に散歩に出て、しばらく歩く。
気温7度。

静かなその時間、犬と僕の足音だけが響く。
これはこれで、老犬との濃密な時間の過ごし方かもしれない。
公園のベンチで少し休み、星を見上げながら帰宅。
あと2時間寝かせてくれ、と犬に言ってからまたベッドに戻る。
Mが起きる気配はない。

東京の日の出は6時14分。
その遅さにも驚くけれど、日没の早さにはさらに腰を抜かしたりもする。
だって、東京のそれは16時36分。
ちょっと前まで夜7時過ぎまで明るかったじゃない。
何で5時にはもう真っ暗なのさ。
なんて、誰に言うでもなく不平を述べたり。

とにかく、この頃の昼時間は10時間と少ししかない。
その殆どを職場で過ごすのだから、勿体ないやら何やら。
立冬は過ぎ、来週には小雪。 そしてすぐに師走だ。
矢のように月日が流れる。
今年の残りは50日を切ったのだ。

仕事は特記事項なし。
あまり気力なく、早めに帰宅。
少し寒くなってきたこの頃、風呂に湯を張るようになった。
でもやっぱり家庭用の風呂では物足りないな。
明日は休みだから、どこか温泉にでも行ければ良いけれど。
そんな事を思いながら、今日も一日が無事に終わることを感謝する。
日々淡々と流れることの有り難さと、少しの寂しさ。