読書灯を買ったら2011年10月21日

雨が近づいている。 
予報では今夜から週末は雨降り。 暖かな雨になるという。
そして、今日は秋土用の入り。
土用は各季節の終わりを指すのだから、土用が明ければ冬となるのだ。
今年は震災の記憶があまりにも強烈で、その後の季節の移ろいを感じ取る余裕が少なかった気がする。 いつの間にか春が往き夏が去り、冬がまたやって来る。

朝6時、自転車で出勤。
自転車通勤時の服装をもう少し考えなければ寒いくらいだ。
でも、職場に着いても汗をかいていないのは助かるものだ。 
夏場は汗びっしょりで仕事に差し支える程だったから。

仕事はそれなりに頑張った。
月末に有給消化を強要され、その呷りで一日の作業量はやや多し。

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寝室には読書灯を置いていなかった。
ベッドサイドにそんな物を置けば、ただでさえ少ない睡眠時間を更に削るのは解っているからだ。
ところがイケアにシンプルなフロアランプがあり、つい魔が差し買ってしまった。

それから一ヶ月。
大振りなグラスにロックでウイスキーを注ぎ、本を持って一階の寝室へ入る。
そして眠るまでの時間、ベッドにゴロゴロしながらの読書が習慣になった。

一ヶ月で読んだ本はこの位だけれど、それに費やした時間は今まで睡眠に当てていた時間だ。
寝室にはラジオ以外は何もおかず、ただ眠るだけの場所にしていたのに。
朝は5時には起きるというのに。
つい買ってしまった読書灯が、僕の睡眠時間を毎晩1-2時間は削る事になった。
でも、眠る前にウイスキーをやりながらの読書は至福の時なんだ。