強震モニタ2011年04月21日

穀雨だった昨日の夜から降り始めた霧雨は、少しだけ季節を逆戻りさせた。
朝6時に8度だった気温は昼になってもあまり上がらず。
東風吹く灰色の一日。

抑うつ状態と言ったらオーバーだけれど、あの地震以来気持ちが沈むことが多い。
職場でも同じ人が何人も居て、やはりあれだけの惨事を見るとそんな気持ちになるのだろう。
東京の揺れなど大した事無かったけれど、それでもその後の余震や原発事故などを含めた震災の、精神的被災者とも言うべきか。
今でも売る品の無い単一電池やガスボンベの棚を見ると不安になり、たとえ小さくても余震が来るたびに冷や汗が出る。

PCを使った仕事中、ustreamで中継されている防災科学技術研の「強震モニタ」を見ていることが多い。 これは日本中に配置された地震計のリアルタイムな情報で、見ている最中に数度の地震を経験したけれど、その揺れの前に身構えることが出来た。
ちなみに、3・11の時の映像はこんな感じ

本当なら一日中見ていたい位だけれどそれでは仕事にならないし止む無く席を立つけれど、モニタの映像が気になって仕方ない。
きっと同じように依存症になってしまった人が沢山居るはずだ。

昼食は売店のホットドッグ。
どうしても受け取りたい宅配便があり、17時帰宅。

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「最後の忠臣蔵」の原作がとても良かったので、6月に出る映画DVDをAmazonで予約。 
映画館でも見たけれど、佐藤活市がとても良かったのだ。
今、映画館で見たい映画もあるけれど、地震が怖くて見に行けない。 
あの暗闇で揺れに見舞われたらと思うだけで腰抜けになってしまう。

先日買った福島の日本酒「奈良萬」がとても良かったので、また一本買ってきた。
それに合わせてカレイとゴボウの梅干煮。
以前庭に有った梅から作った梅干もあと僅か。 大切に使わないと。