「ぼくのなつやすみ」のこと2010年09月19日

6月24日にMに買ってもらった「ぼくのなつやすみ2ポータブル」を、昨夜終えた。
(エンディングは こんな感じ
大事に少しずつ進んだもので、何だか随分時間を掛けてしまったな。
また少し時間を置いて、再プレイしよう。

昔は秋葉原を根城にするゲームオタクだったけれど、今はもうこのシリーズしかプレイしない。
このシリーズの、ゆったりとした時間の流れが好きなのだ。
何もしなくて良い。 
たとえばずっと海を見ているだけでも良いゲームなんて、他に知らない。

「ぼくのなつやすみ」が発売されたのは10年前だ。
8月にある阿佐ヶ谷の七夕祭りでMが買ってくれて、なんとなく始めてみた。
その直後にMから「オタフク」をもらい、10日以上も寝込む事になる。
ちょうどその2日後からアメリカに行くことになっていた僕は、全てをキャンセルし
自宅でただこのゲームに没頭していた。

そのオタフクの受診中エコー上に腫瘍を指摘され検査入院。
悪性の疑いで、手術入院(結局良性だった)
同時期に祖母が逝った。
普段平々凡々と暮らしている中で、あの数ヶ月は特別な時間だった。
その中でプレイしたこの平和なゲームが、僕にとってなにか特別なものになったんだ。
先日書いた昔の掲示板もそうだけれど、バーチャルの世界に逃げ込んで居たのかもしれない。

以後5作、毎回夏を迎える時期に発売されるこのシリーズを大切に遊んでいる。
またいつかの初夏、新作が出ると嬉しいな。

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夜、職場から疲れて帰宅。
明日は休める。
ずっと畑で過ごそう。
残暑のために遅れたキャベツやレタスの植え付け。
そして菜の花の種まき。