早朝が気持ち良いこと2016年12月10日

朝5時半、いつものように犬と散歩に出る。
今、その頃からの数十分間が素晴らしい。
西に段々とはっきり見えてくる山の端も、東に光るスカイツリーも。
空は紺から橙色に焼け、駅前のビルが染まってゆく。
その瞬間を写真に撮ろうと思う度、この空気感は写し取れないと思い直す。
大雪も過ぎ、キンと冷えた大気と消えてゆく星。
千年前、冬は早朝が良いと言ったのは清少納言だけれど、その意見に僕も賛成だ。
東京の日の出は6時39分。

仕事は特記事項なし。
徐々に年末進行の波が寄せてくる。
年内の出勤数を数え、片付けなければならない作業を抽出する。
仕事以外でも、掃除やら年賀状やら冬支度やら。
明日の日曜日は自宅床のワックス掛けだ。
今年は剥離しないから半日で終わるだろう。

年末年始いつも来ていたMの娘は、今年は行けそうも無いとのこと。
その時期に、ずっと夜勤なのだ。
そういう僕もまだ正月前後の予定は立っていない。
相変わらず、直前まで休暇の確定しない職場だからだ。

昼食は緑のたぬき。
夕飯はタラ入り湯豆腐。
Mは今夜も夜勤。