ラジオストアーの消滅2013年11月30日

朝5時に起き、犬と夜明け前の散歩に出る。
気温は2.5度。 月齢27の痩せた月。
11月も往き、今年もまた師走がやって来ようとしている。
寒く、暗く、気持ちまで萎縮する季節だ。
そろそろ畑の霜対策も必要だろう。

仕事は特記事項なし。
昼に少し時間が出来て、職場から歩いていける距離の店で焼き魚定食を食べた。
ご飯、おかず、味噌汁、漬物の正しい食事をとるのは久しぶりな気がする。
そのどれもが美味しく感じ、ほっとした気分でいたら仕事用PHSで呼び出しを食らい急いで帰る。
午後はその続きのイレギュラー作業。

仕事をしながらふと窓の外を見ると、もう夕闇暮れて夜の様相を見る事が多い。
東京の日没は16時28分で、年間を通し最も日暮れの早い時期だ。
昼時間も10時間を切った。
嗚呼、あの暑かった夏はどこへ行ってしまったのか。

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秋葉原ラジオストアーが閉店
僕の好きだった頃の秋葉原がまた消えた。
鉱石ラジオや電子ブロックで育った僕らの世代、秋葉原は憧れの場所だった。
小さな専門店を廻り訳の解らないパーツを買い集める事がなにより楽しかったんだ。
やがてそれが自作PCパーツを漁る場所に変わっても、その魅力は少しも変わらなかった。

あそこが今の僕には意味不明な街になってしまったのはいつ頃からだろう。
20世紀が去ると共に、すっかり足が遠のいてしまった気がする。
僕自身もPCの自作などもうせず、PCそのものに対する興味も薄れてしまった。
でもそれ以上に、あそこは全く違う風俗の街へと変わってしまった。

アキハバラデパートも交通博物館もT-ZONEも無い秋葉原。
牛丼のサンボや居酒屋の赤津加は今どうなっているだろう。
僕の好きだった秋葉原はどこへ行ってしまったのか。