広告2013年11月02日

スマホで見ると広告が鬱陶しいんじゃボケ、とメールを頂きました。
自分のサイトなんて見ること少ないので気付きませんでした。
確かにスマホで見ると追随広告がでますね。
こりゃ鬱陶しい。
以前使っていた解析ツールのヘンテコなhtmlが残っていたようなので削除してみました。
これでたぶん大丈夫かと思います。


振り替え休日2013年11月04日



振り替え休日の月曜日は雨のち曇り。
朝からずっと自宅のPCの前に座り、持ち帰りの仕事をしている。
足元ではワンコがイビキをかき、すぐ横の出窓では季節外れのハイビスカスが咲いている。
専門店で焙煎してもらったコーヒーとか、古いDENONのステレオとか、表替えした畳の匂いとか。
やっぱり自宅は落ち着くし、なんだか久しぶりにゆっくりしている。
と言ってもまだまだ仕事は山積だけれど。

今日はもう少し仕事をしたら、実家へ行き庭仕事。
午前の早い時間に花屋さんが届けてくれた50鉢のビオラを母の花壇に植えるのだ。
その後、夕飯の買い物に行こう。
仕事を終えたMが腹を空かせて帰ってくるだろう。
今夜はいなり寿司を作るつもり。


今夜も鍋2013年11月06日

いつもよりも早起きした。
夏の頃はとうに明るかったその時間、もはや日の出は6時を過ぎ外はまだ夜の趣だ。
気温は8度。 ジャージの上にもう一枚羽織って犬と散歩に出た。
世間はまだ眠っていて、ヒタヒタヒタと僕らの足音だけが聞こえるのは良い気分だ。

夏の間使っていたタオルケットやらパッドやらを洗う。
気に入りの対流式ストーブに給油し、冬用のスリッパに換え、羽毛布団も引っ張り出した。
それほど今朝は寒く、その寒さが冬篭りの準備をさせる。
バルコニーの鉢植えたちも、そろそろ室内に仕舞う時期だろう。
僕の嫌いな季節がやって来る。

実家へ母を見舞ってからバイクで出勤。
仕事は駄目だったけれど、代わりに暫く疎遠だった某部署の人と話が出来た。
昼食は緑のたぬき。
午後は実習学生の対策と研究会、そして会議会議会議。
早くも来月の忘年会のお知らせが出欠表と共に廻ってくる。
欠席。
もうそんな時期だなんて、なんだか冗談のようだ。
今は季節の移ろいが怖いのだ。
時間なんて経たなければ良いのに。


嬉しいのだか侘びしいのだかの一人鍋。じゃなくて独り鍋。
寒い時期はこればかりで、いつの間にか土鍋鉄鍋打ち出し鍋と道具も揃ってしまった。
今夜は鉄鍋ですき焼き。
酒は澤の井の一番汲み。

明日は立冬。
仕事を休んで母の治療に付き添う。

汁と芋2013年11月08日



朝は5時に起き、犬の散歩。
いつも会うブルドッグのココア君と少し遊んで帰宅し、実家に顔を出してから出勤。
仕事は特記事項無し。
12時間働いて19時帰宅。

今回の治療は予防的に飲んだ吐気止めが効いたようで、ずいぶん楽だ、と母は言う。
倦怠感は有るけれど吐気は無く、フラツキは有るけれど便秘は無いと。
でも自分で食事を作るほどの元気は無く、やはり点滴後の暫くは僕が何かを作るのだ。
朝兼昼はホームベーカリーで焼いたパンを。
夕飯は麺が多いけれど、摂取が容易でカロリーのあるスープや汁ものも作る。
と言っても、仕事から帰ってからだから何れも簡単なものばかりだけれど。

今日は使い慣れた自宅のキッチンで豚汁とジャーマンポテトを作り、実家へ運んだ。
収穫したての里芋、春に掘り寝かせてあったジャガイモ、白菜と大根もウチの野菜。
それらで作った豚汁を母は喜んで食べた。
ジャーマンポテトは明日の朝か昼にパンと共に食べるだろう。

帰宅後、掃除洗濯風呂。
倉庫(と言うか宅内から続いていいる耕運機や農具を置いているスペース)に突っ張り棒で物干しを作ってから洗濯は夜にして倉庫内に干してしまう事が多い。
換気扇を回しっぱなしにしておくと、天気が悪くても意外に良く乾くのだ。

さて自分の食事、と思うともう22時過ぎで驚いたりする。
何をしている訳でも無いのに、時間の経つのが早いんだ。
これから持ち帰りの仕事などしたら、またすぐに明日の一日が始まる。

突発休2013年11月11日

今回の治療は楽だった、と母は言った。
それが木曜日。
しかしその後、良い時と悪い時の波が大きくなり、今朝はベッドから起きることが出来ない。
化学療法室のアドバイスもあり、仕事を休んで母を受診させた。

4時間待って、主治医に少しシビアな話をされる。
28日に幾つかの検査を予約。
夢ならいいのに、っていまだに思っている自分が滑稽だ。

これから突発休が増えるのだろうか。
僕の仕事は数ヶ月先まで予約が入るのだ。
予定もびっしりと埋まり、食事や休憩も取れないことが多い。
それを他に替わる職員は無く、でも現状では明日の予定すら組むことに不安がある。
仕事なんてしている場合かよ、とも思う。

Mにはいつも助けてもらっている。
でも彼女の母もまた体調が悪く、頼りすぎる事は出来ないしMにもその余裕はない。
仕事も母の介護も替わる人の居ない状態で、先の見えない不安に潰されそうだ。
何も上手く処理する事が出来ず、頭は廻らず、自分の体調にすら自信がもてない。
独り言だけが増えてしまい、車の運転中にキツイな参ったな、とブツブツ言っている。

寒い2013年11月14日

低調な日々に寒さが追い討ちをかける。
朝5時に犬と歩いたときの気温は3度。 
まだ秋を引き摺る11月中旬の体も気持ちも、その寒さに立ち向かえない。
夏が往った事は受け入れても、冬が来てしまったなんて信じる事が出来ないんだ。

次の休日には、冬服を引っ張り出しておかなければ。
ライダージャケット、フライトジャケット、そして山用のダウンジャケット。
苦手な季節から身を守る装備は沢山持っているけれど、心を守る術はしらない。

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月曜の受診の結果、休薬する事になった母の体調は良いようだ。
その状態を見ると、そろそろ治療の中止を決める時なのかもしれない。
でも決断がどうしても付かず、何をしていてもその事が頭から離れない。
そして何度も溜息を付き、出ない答えを探している。

ゴールが決まっている事は解っているんだ。
でもそこまでの過程に正解は有るのか。

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今年の猛暑の影響か、記憶に無いほど葡萄の出来が良い。
これは自宅西側フェンスで作っているやつ。
袋掛けした20房ほどがどれも良く育ち、そして素晴らしく甘い。


これは東側フェンスで育てているマスカット。
良く出来たかと思ったけれど、完熟前に葉が全て散ってしまい惜しい事になった。
でも甘みは少なくても香りは十分に楽しめるから、これもみんな食べてしまうんだろう。

そう言えば祖母の家には大きな葡萄棚が有って、この時期はその収穫に忙しかった。
それに大量の砂糖を入れて煮たジャムが僕は楽しみだった。
酒好きの祖母はその葡萄でワインを密造しようとし、すべて酢になってしまった事もあったっけ。
子供の頃の記憶はフィルターに掛けられ、今では楽しかった事しか覚えていない。
現実から眼を背け甘美な思い出の中だけに生きていたい、なんて馬鹿な事を考えたりもする。

新しいPC2013年11月16日



注文生産でしかも船便で来るから、発注していたのを忘れていたパソコンが届いた。
僕が買う、4台目のDELL。
でもこれは僕が使うのではなく、Mへプレゼントするものだ。
彼女のマンションには僕のお下がりのDELLとVAIOが有る。
でも子供が訳の解らないソフトを大量に入れてしまうため、いつも調子が悪いのだ。
ツールバーが二つとかアンチウイルスが二種類とかCドライブが一杯一杯になっていたり。
自分の手を離れたそんなPCのメンテナンスをする事は憂鬱な作業だ。
何を捨てて良いのかが解らないし、苦労してもどうせまたすぐに調子が悪くなるんだ。

で、Mの仕事専用に買ったのがこれ。
OSはWindows7で、wifiの設定とofficeに最低限のソフトを入れただけの状態で渡すつもり。
以前はノートパソコンって高嶺の花だったけれど、今では高性能なものが随分安くなった。
僕が使っているXP機の更新時には、もうデスクトップに拘らずこんなノートで良いかもしれない。
いや、その頃にはもう自宅用にはアンドロイドのタブレットで充分だ、など言い出していたりして。


また本屋が消えたこと2013年11月18日

いつもの時間、つまり朝5時に一度目が覚めたのにベッドから出る事が出来なかった。
やはり3時近くまで本を読んでいたのがいけなかった。
次に気付くと6時20分。
犬の散歩、洗濯物の外干し、実家の母見舞い。
7時半に車に乗り込んでから資源ゴミを出し忘れたのに気が付いた。
嗚呼、大量のビール缶よ酒瓶よ。
車の車外温度計は7度。 天気は晴れ。

週初めのルーチンワークと雑務の間にPC作業。
気付いたらいつの間にか13時半で、遅い昼食は赤いきつね。
会議の為、建物間を移動したときの中庭の温度計は20度ちょうど。
穏やかで暖かな初冬の晴れの日。 小春日和。

今日は少し調子が良いと、朝見舞ったときの母は言った。
それならと少し早く帰宅し、母を買い物に連れて行った。
やはり病院以外への外出は嬉しいんだろう。
スーパーで嬉々として食材を買う母を見るのはとても嬉しい。

しかしそのスーパー内に有った書店が昨日で閉店したのは知らなかった。
食材と文庫を何冊か買えば良いじゃないか、と言って母を連れ出したのに。
また一つ、縄張り内の本屋が消滅したのだ。

Amazonは極めて便利で、それはなにより僕が良く知っている。
でも、書店が必要な人達はどこへ行けば良いのか。
小さな子と絵本を選ぶ人。
母のようにネットを使わない人たち。
書店員のお勧めや平積みされた表紙のデザインを楽しむ人たち。
そしてただ、本と本屋が好きな人たち。
学生時代にずっと吉祥寺の書店でバイトをしていた僕も、そんな本屋好きの一人なんだ。
本はなるべく本屋で買う、との思いを新たにした。
この書店の閉店がAmazonの影響かは知らないけれど。

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先日畑から収穫してきた落花生と里芋。
落花生は少しを塩茹でにして、残りは干して正月の煮豆用に取っておく。
里芋はまだまだ植わっているから、年が明ける頃まで楽しめそうだ。

朝の散歩 夜の鯨2013年11月19日

季節を問わず、夜と朝の間の寂静な一瞬が好きだ。
暁から東雲へ。そして曙。
夕方が誰そ彼時なら、朝のそれは彼は誰時。
それは今の時期、5時から5時半の間くらいか。
今朝もまた、犬と一緒に朝がやって来るその時に立ち会った。

道ゆく人はまだ疎らだけれど、時おり駅へ急ぐスーツの人が歩いてくる道。
反対に駅前から歩いて来るのは足元の覚束ない朝帰りの酔っ払い。
昨日の夕方、母とスーパーの屋上駐車場から見た昇る十六夜月が西に傾いている。
その背景はおうし座。 隣は冬の雄オリオン座。

やがて木星も火星も薄れ、夜の灯りだった月は海月となる。
南中間近のしし座も、東から登りかけていたスピカやアークトゥルスも薄明に消えてゆく。
今朝のそれは透明度を極め、素晴らしい橙色に染まった。
夜明け前の空気は深と鎮まり電車の音すら静かに聞こえる。
やがて人の活動が発する気配が混然としてザワザワという音を形成し、そして朝が来るんだ。
たった30分ほどのこの変化が好きで、駅前通りをゆるりと歩く。
そんな相棒に犬が居てくれるのが嬉しい。 

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温めた牛乳を飲んで、実家に行ってからバイクで出勤。
仕事はまあまあ。 昼食はコンビ二のオニギリ。
午後はずっと機器のメンテナンス。


夜、久しぶりに鯨を食べた。
下ろした玉ねぎと醤油に漬けてから焼いたもの。
温かいうちに運べる距離に実家が有って本当に良かった。
母も喜んで食べる。

今では希少となった鯨肉だけれど、僕も母も昔から食べ慣れた普段食だ。
母の実家近くには沿岸捕鯨港があり、子供時代などバケツを持って鯨肉を買いに行ったものだ。
だからカレーも揚げ物も煮物にも豪快に使われ、牛や豚より肉といえば鯨だったんだ。
当時大家族だった母の実家で、皆で食べた鯨肉。
今ではずいぶん上品な料理になってしまった。

あの海辺で過ごした子供時代が懐かしい。
一日中泳いで過ごした夏が懐かしい。


鳥取が遠い2013年11月22日

朝4時半。
頭痛と、得体の知れない嫌な感じで目が覚めた。
どうにもこの頃体調が悪い。 寝汗や悪夢やフラツキや、要するに自律神経症状か。
嫌だ嫌だ。
そのまま起きてしまい、朝の家事。
庭が干乾びているので畑と芝生に水撒きをし実家の母を見舞ってから7時出勤。

職員旅行海外班が居ない職場は平和だ。
なぜって多忙な連中は海外になど行く時間が取れるはずは無く、豪華な職員旅行に出ているのは口煩くその癖戦力にならないエライ人たちばかりだからだ。
旅行先はどこだったかな。 興味が無いからそれも良く知らない。

先日の健診で尿酸値が高く出てしまい、また今日から自転車通勤を始めた。
と言っても僕の場合、遺伝的な要素が大きく食事制限や運動が効果を示すか疑問だけれど。
でも母の発病以来、夜のジョギングやスポーツジムに裂く時間や気力が無く、往復16キロほどの自転車通勤は良い習慣かもしれない。
何より僕の場合は経験上、自律神経症状に運動が効くのだ。

仕事は特記事項無し。
昼、100歳の祖母が亡くなり葬儀に帰ると言うMの為、鳥取までの交通手段を調べる。
連休の影響で飛行機は空席待ち。 人気の高い寝台特急はチケットを取る事が難しい。
やはり新幹線と在来線を乗り継いで帰るしか無さそうだ。
それにしても鳥取(倉吉)って遠いな。 
姫路までは「のぞみ」ですぐだけれどその後が長く、結局M宅至近駅から7時間も必要なのだ。

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この頃良く作る大根餅。
焼きたてを砂糖醤油で食べるのが好き。