クリスマス ― 2018年12月25日
クリスマス。
22日の冬至を経て、昼時間が1分だけ伸びた。
その1分が嬉しい。
そんな暦を見ていると、クリスマスの起源は「冬至の祭り」だった説に肯いてしまう。
キリストの誕生日が何日だったのかは解っていない。
聖書にキリストの産まれた日は記されていない。
学者によって、それは秋だったとか春だったとか様々な説がある。
古代の冬至祭りとキリストがなぜかくっついて、
クリスマス=キリストの誕生祭になったんだろう。
それを思えば、キリスト教でない人が冬至を祝っても少しも変じゃない。
これから昼が長くなる冬至は、冬の厳しさの中で数少ない希望だもの。
そしてクリスマスが過ぎればもう年末、そして新しい年がやって来る。
今年を見送り新年を迎える。
そんな覚悟も期待も諦めも無いままに、時間がどんどん過ぎる。
先日、家の外壁に高圧洗浄をかけていて見つけたモミジ。
どこかから種が飛んで来たんだろう。
家の北側の、廃棄したコンクリートブロックの隙間から芽を出していたんだ。
脇に生えていたタマリュウと共に鉢に取り、出窓に置いた。
一人前に紅葉していて可愛いな。
しばらく育て、もう少し大きくなったら地面に戻してやろうか。
それとも鉢植えのまま盆栽に仕立ててみようか。
部屋の中で紅葉を見られたら、それも楽しいだろう。