犬が喜ぶ ― 2018年07月14日
涼しいうちに、と言うのが子供の頃の夏によく言われた言葉だ。
涼しいうちに勉強しちゃいなさい。
涼しいうちに犬の散歩に行きなさい。
でも涼しい時間の無い昨今の暑さを、どう過ごせばいいだろう。
今年は特に暑さが厳しく感じる。
ちょっとバテ気味なのだ。
涼しいうちにと朝5時半から庭の畑。
でも涼しくなんてなかった。
庭の木陰に吊るしてある温度計は28度。
それは7時過ぎにはもう30度を超えた。
トマトの脇芽かきやらナスの整枝やら草むしりやら。
汗かいたついでにブドウとモッコウバラの剪定も。
僕が庭仕事をしているのを、犬が嬉しそうに見る。
前の犬も、その前の犬も、家人が庭で何かをやっていると嬉しそうにしていたっけ。
犬が嬉しそうにしているのを見ると、とても幸せな気持ちになる。
もっと喜ばせてやろうと水遊びをしてやったりもする。
コチョコチョくすぐってやったり、ブラシを掛けたり。
そして気付けば出勤時間。
もっと遊んでやりたいけれど、シャワーをさっと浴びて今日の労働へ出掛けるのだ。