2018年03月21日



春分の日の東京に雪が降った。
桜の花が雪に揺れているのを、二階から見ていた。
さて、墓参にでも行くか。


畑作業に充てる時間が少なすぎること2018年03月24日


桜が咲いた。
彼岸は明けた。
対流式ストーブも片づけた。
スタッドレスタイヤだって脱ぎ捨てた。
予報では来週の東京は夏日もあるという。

ここまで来れば、もうこちらのもの。
ぐんぐん緑は濃くなり、どんどん人は身軽になる。
水瓶のメダカだって活動をはじめている。
僕もそれに負けないように、動き出そう。

これからしばらくの間、畑は春の作業が忙しくなる。
株分けしたニラ、下仁田ネギの幼苗、ミョウガは地下茎ももう少し植えたい。
ゴボウの種だってまくし、キャベツやレタスの苗も植える。
ジャガイモの芽かき、里芋の植え付け、スナップエンドウの誘引、ノラボウの収穫。
自宅の畑に堆肥を入れて耕し、夏野菜の準備だってしなくっちゃ。

畑は楽しい。
でも、作業が出来るのはせいぜい週に一日。
だから夏場には草むしりも間に合わず、どうしても荒れ気味になってしまう。
もっと時間があれば、丁寧に世話が出来るのに。
畑仲間の殆どは仕事を引退し、農作業に充てる時間に余裕がある。
それが羨ましくって、早期リタイヤを妄想したりする。

リタイヤするならこっちを引き払って、房総に行こう。
荒れてしまっている畑を元に戻し、スイカや落花生を作りたい。
そんな生活がいつか現実になるだろうか。
それとも、夢に思っているうちが花なんだろうか。

明日の日曜は休日出勤。
上手く行けば早めに帰って、畑に行けるかもしれない。

サクラ2018年03月27日


季節を問わず、同じ時間に散歩をする。
少し前まで真っ暗な道を歩いていたのに、今はもう朝の光を浴びて歩く。
色々なものを見て、色々な匂いを嗅ぎ、色々な人に挨拶しながら老犬は歩く。
いつもの時間のいつもの道。

リードを長くするとずいぶん先まで歩いてゆき、僕が追いつくまで待っていてくれる。
厳しい冬を越して、少し元気が出たようだ。
去年の秋から冬は食欲も散歩欲も衰え、小屋の中で寝ていることが多かった。
春の陽光が犬まで元気にさせたのか。
サクラ、という名の犬と満開の桜の下を歩く。

一人静2018年03月28日



一人静(ヒトリシズカ)、開花。
元は祖母の家の庭にあったもの。
たしか30年位前に神代植物園から買ってきたやつだ。
一人静を見るたび祖母が、この名は静御前に由来するものだ、と言っていたっけ。

祖母の家を壊すときに父が掘り上げ、
父の家に奴が住み着いた時に僕が掘り上げた。
ようやく僕の自宅に落ち着いて、今年もこうして花を見せてくれる。
僕はこの花が大好きなんだ。







桜がきれい2018年03月31日


良く晴れた日。
年度末の忙しい時に仕事を休み、300キロほどドライブし生き返って帰宅。
美味いもの食って、気持ちの良い道を走り、桜を探す。
元気になって当然だ。

もっと時間を作ってどんどん出掛けないといかんな、と思う。
そうだ新年度の目標はこれにしよう。
仕事は最低限、そして貪欲に遊ぶ。
明日、職場で宣言することにしよう。