久しぶりに出掛けた2018年03月16日


首都高の渋滞に耐え、長いトンネルを抜け、覆面パトに怯え、またここに来た。
去年の盆以来か。
母の実家の墓に参り、阿弥陀堂に常駐している猫と遊び、伯母の家を偵察する。

気温は22度。
強い南風。
久しぶりにロードスターの幌を開けた。
やっぱりこの車は屋根を開けて走りたい。
閉めたままだと、狭い穴倉に籠っているみたいだもの。
花畑の前を走れば花の香りを、牛舎の横を抜ければ牛糞の匂いを。
まるでバイクに乗っているようだ、とMは言う。


磯遊び。
思ったよりも温かな海に驚いた。
海流の影響もあるだろうが、やっぱり海にも春が来ている。
ヒジキの解禁は4月だったかな。
シッタカは今も採れるだろうか。
子供の頃に遊んだ海が今も変わらずそこに在るのが嬉しい。


花摘みして、鯨料理を食べ、少し昼寝して帰宅。
帰りは山道を走った。
海辺の道も楽しいけれど、山道もまたいい。
緩やかにうねる車の少ない道。
早くも田植え準備の始まった棚田。
あー、やっぱりこの辺好きだなと思う。
そしてまたいつもの、引退したらこっちに住もうか、という妄想がはじまるのだ。