天覧山とか日和田山とか2018年04月03日

仕事をサボって、Mと遊びに行く。
初夏のような陽射しの平日、実に良く遊んだ。


飯能から日高の丘陵地帯。
この頃は、こんな低山散歩が好きだ。


見晴らしのいい場所で、お茶を飲みながらボンヤリしたり。


すごく美味いラーメンを食べたり。


久しぶりに川遊びをしたり。


神社でネコと遊んだり。


麓のサクラはそろそろ終わり。
まるで吹雪のように散る花びらが素晴らしくて、ずっと見ていた。
こんな風に遊んでいると、一日はあっという間に暮れてゆく。

以前のように、高い山を踏破したいなんて思わない。
八ヶ岳も南アルプスも、もう行くことは無い気がする。
代わりに、こんな里山を散歩するのが心地いい。
こんな場所に住み、小さな畑を耕し、静かに暮らせたら。
なんて思うけれど、それが一番贅沢な暮らしなのかもしれない。




カラスが持ってった2018年04月06日



冬毛がー
抜けはじめてモコモコだー

一日に何度もブラシをかけ、そのたびに大量の冬毛が抜ける。
あとで掃除しようとその毛を置いておいたら無くなった。
防犯カメラの映像を見たら、カラスが来て持って行ったようだ。
巣の材料にでもするのだろか。
あの毛で巣作りしたら良い寝床が出来そうだ。

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両親共に居なくなってしまってから、教会を避けている。
いや、避けているわけじゃないけれど距離を置いている。
牧師とも、ずいぶん長く話をしていない。
祖父母の代から続いたキリスト教会とこれで縁が切れるのか。
それともも仕事を引退し時間が出来たらまた通いだすのか。

復活祭も終わった。
子供会で卵に飾り付けをした昔が懐かしい。
でも今は、キリスト教の教会暦よりも二十四節季の方がしっくりとくる。
昨日は「清明」、再来週には「穀雨」
畑仕事が楽しい時期。
そろそろ里芋を植えなくっちゃ。


出た出た2018年04月07日



庭の畑の一番隅っこはアスパラガス。
そろそろ出始めるかな、と覗いたらもう10本ほども芽を出していた。
これは3年株だから、今年はどんどん収穫しよう。
そして一カ月ほどで一旦収穫を休み、葉茎を育てる。
すると夏ころからまた収穫することが出来るんだ。

採れたてのアスパラの美味さったらもう。
僕が畑好きになった切っ掛けはコイツかもしれない。
小さなころ、当時は今ほど見ることもなかったアスパラを庭に植えたのは母だ。
5株位だったろうか。
花壇の隅のフェンス際に植えたそれは、その後の10年以上も芽を出し続けた。
毎朝そこでアスパラを摘むのが楽しかった。
そしてさっと茹で、朝ごはんに食べたっけ。

懐かしいアスパラ。
あの頃と変わらない楽しさを今年も頂きます。







仏壇のこと2018年04月11日



芽吹きはいつも嬉しいけれど、ブドウのそれは格別。
この若芽がでると、触れずにいられない。
厳しかった冬を越え、温度と湿度とに呼応して一斉に開く。
可愛いな、と思う。

メダカの水瓶のスイレンも冬に耐えて葉を伸ばしはじめた。
植え替えようと鉢から抜いたらすっかり根鉢。
ついでに三つに株分けし、畑に置いている水瓶にも植えこんだ。
こうしてどんどん増やし、そこいら中をスイレンだらけにしてみたい。

夏野菜の植え付けは今月末か。
畑の土作りは終わっているし、今度の休日にでもマルチ張りをしておこう。
また畑趣味が忙しくなる季節になった。
 
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先日、Mのお母さんを車に乗せて仏壇屋さんへ行った。
2月に亡くなったMのお父さんのために、小さな仏壇を買ったんだ。
仏具って高いんだな。
キリスト教しか知らないから、ちょっと驚いた。
でも、ああいう物が家にある事に少し憧れたりもする。
仏壇とか、おりんとか、線香立てとか。

僕の両親の写真の前には、お香皿を置いている。
線香とお香の違いがよく解らないけれど、毎朝そこでジャスミンの香を焚く。
でもそれだけじゃ、少し寂しいのだ。
チンとおりんを鳴らしたりしてみたい。
小さな祭壇だってほしい。
仏壇、良いなと思う。




誕生日2018年04月12日



父の誕生日。
いつもの店で握ってもらった寿司を持ち帰る。
父と言えば、寿司と酒と煙草。

酒は米焼酎にしよう。
ずっと日本酒が好きだったけれど、歳をとってからは焼酎のお湯割りを好んだもの。
煙草はずいぶん昔に止めたけれど、僕にとって父の匂いは煙草の匂い。
一時期はキセルにも凝っていたよな。

生きていたら84歳か。
9月が来たら、あの日から10年。
今頃になって、もっともっと話したいな、と思う。
オヤジが逝ったあと、僕はずいぶん頑張って母の面倒を見た。
それを褒めてくれたって良いはずだ。

そういや、オトナになって一緒に酒を呑んだことは数えるほど。
実家のあの椅子で、あの頃飼っていた犬を抱いて、いつも独りで呑んでいた。
居なくなってから記憶の中のオヤジと酒を呑むなんて。
でもまあ良いか。

このごろ酔うと、よく父を思い出す。
無口だけれど優しい人だった。





やっぱりこの酒が好きなこと2018年04月14日


棚にはウイスキーとかジンとかテキーラとかブランデーとか焼酎とか。
冷凍庫にはウオッカを、冷蔵庫には日本酒を。
高いのも安いのも珍しいのも、自宅にたくさん並べている。
飾るのが趣味って訳ではないから、どれも満遍なく呑んでいる。
そしてどれもが美味い。

僕の家に来る人にも、遠慮なくやってもらう。
正月、Mの息子に山崎と百年の孤独を空けられたときは焦ったが。
美味い美味いと言われれば、もっと呑めもっと呑めと言ってしまうんだ。


でも、酒は独りで呑むのが好きだ。
独りの夜に、本を読みながら呑む酒が一番うまい。
そんな時、気付くと酒はEARLY TIMESになっていることが多い。
昔読んだ本の主人公が、この酒を好んだ。
その小説が好きで、酒を呑み始めた学生時代に繰り返し読んだっけ。

きっと、習慣になっているんだろう。
本を読みながら呑む酒はEARLY TIMES
この頃、積読になっていた本を片っ端から読んでいる。
だから、この酒の消費がとても多いんだ。


舞姫2018年04月18日

舞姫って言っても、「翠露」で有名な長野の酒蔵じゃない。
こっちの方だ。


森鴎外の舞姫。
井上靖が現代語訳したちくま文庫版。
現代語訳、原文、解説、そしてより深く理解するための40ページ分の資料。

素晴らしい現代語訳と、格調高い原文。
興味深い資料と解りやすい解説。
そして何よりも小説としての完成度の高さ。
読み終えてしまうのが惜しい至福の時を、久しぶりに堪能した。


さて、研修講師の出番まで、もう少し時間がありそう。
積んであるコミック「空母いぶき」でも読み始めるか。
しかし、待ち時間が長い・・





海で遊んだ2018年04月20日

東京では、そろそろ日の出が4時台となる。
今日はもう穀雨。
暦の上もそして空の表情も、夏は目前だ。、

そんな平日休みの昨日、今期はじめての海遊びに出掛けた。
まだ浜に人気は無いけれど、水はもう冷たくはない。
澄んだ水と良い天気と気持ちの良い風。
実にいい気分だ。

ちなみに、この写真の真ん中に小さく映っているのが僕です。


ついでに潮干狩り。
アサリは冷凍すると旨味が増すから、欲張ってたくさん採って来た。
砂抜きのために海水も10リットルほど持ち帰る。
じっくり砂を吐かせ、すぐに食べない分は小分けにして冷凍。
この時、少量の真水と共に凍らせると乾燥を防いで美味くなる。


きっと昔は地元の人たちだけで細々と食べられていたんだろう。
小さな漁師町に古くからあるラーメン屋さんは、いまや行列店。
東京のナンバーを付けた車が次々とやって来る。
まあ僕らも東京ナンバの車で来ているわけだけど。

この近所には母方の親戚の家が何件かあって、子供の頃に遊びに来た。
この店だったかよく覚えていないけれど、あの頃もこんなラーメンを食べたっけ。
その、竹岡式と言われる独特なラーメンを一年ぶりで食べた。
やっぱりここに来たら、コイツを食べなくっちゃ。
ラーメンに乗っている白いものは刻み玉ねぎ。


ゴロゴロ入っているチャーシューを持ち帰るのも、いつもの事。
そんな客が多いのか、持ち帰りのためのビニール袋をくれるんだ。
この店名物の、梅割りと呼ばれる謎の酒も持って帰りたい。
そう言うと、使用済みジュースの空ペットボトルに詰めてくれる。

夜、自宅でチャーシューつまみに梅割りを呑む。
あー、あの店に行ったんだな、と思う。


帰宅後、風呂に入ったら手足に湯がしみた。
陽焼けだ。
もうそれを喜ぶ歳じゃないけれど、それでも海に行って陽に焼けるのが嬉しい。

もっともっと海で遊びたい。
海だけじゃない。
山にも行きたいし畑も耕したい。
日頃、仕事で窓のないシールドルームに篭る反動なのか、
休みの日はずっと外でフラフラしていたい。




アスパラとスナップエンドウ2018年04月23日

日曜日の最高気温は30度近かった。
もうさすがに暖房器具も必要ないだろう。
冬の間依存していた対流式ストーブも灯油を抜いて仕舞い込もう。
そして今度は冷房と扇風機の出番となる。
現代人の快適温度帯のなんと狭いことか。

自宅畑は、夏野菜植え付けの準備を終えた。
堆肥と石灰をしてあった場所に元肥を入れる。 
畝を立ててマルチを敷き、支柱を立ててネットも張った。
植え付けは来週かな。

埼玉に借りている畑ではジャガイモの芽かき、土寄せ。
キャベツもレタスもセロリも順調だし、カブもゴボウも発芽している。
ニラが少し不調だけれど、下仁田ネギは成長をはじめた。

畑遊びが楽しい季節。
昨日は今期最高気温の中、一日中畑作業に没頭。
夜帰宅した時には、すっかり脱水気味だった。
体が暑さに慣れないうちは気をつけなくちゃ、と思うけれど楽しくてつい。


収穫はアスパラとスナップエンドウ。
その二つは毎日のように採り、食べている。
いくら食べても、飽きることが無い。    


デジタル遺品2018年04月25日

先日亡くなったMのお父さんのパソコンが持ち込まれた。
相続に必要な資料が無いか、PC内を調べてほしいとの事。
預貯金や投資先の全貌が解らず、Mのお母さんが苦労しているからだ。

いくらパスワードが掛けられていないとはいえ、それは嫌な作業だ。
PCの中身なんて誰にも見られたくはない。
誰より強くそう思っている僕が、亡くなった人が残したPCを起動するなんて。

そして、作成中だった確定申告資料を見つけた。
ああ、あの日の直前までこんな事をしていたんだ。
僕の母が逝ったとき、枕元に積んであった読みかけの本を思い出す。
僕の父が逝ったとき、買うつもりで集めていた新車のカタログを思い出す。
人が居なくなるって、そういう事なのか。
全てをそのままに残し、そしてもう帰ってこない。

週末は49日の法要だ。
Mの実家に位牌も仏壇も届いた。
時間が飛ぶように過ぎ、残された者は戸惑うばかり。
来月には、僕の母の命日がまたやって来る。