朝、職場の自室で紅茶を飲みながら暦を見ていた。
明日は穀雨。
もう昼は13時間を超え、日の出はそろそろ4時台となる。
春は終盤。
暦では初夏が近い。
どうりで自宅のモッコウバラが咲きほこっているわけだ。
ボンヤリしている間に、また季節が移ろうた。
その時間の流れを、なんだか現実感の無いままに眺めている。
今が2016年だと言う事にすら、違和感を覚える。
モッコウバラは母が好きだった花。
写真嫌いな母が、この花の前で撮ってほしいと言ったのは3年前か。
それが無かったら、いま花や茶を供える写真は一枚も無かったろう。
あの時どんな気持ちで写真を撮ってくれと言ったのか。
にっこり笑ったとても良い表情で写っているけれど。