新しい道 ― 2015年03月16日
犬の散歩をしていると、沈丁花が香る。
どこで咲いているのかと探すのだけれど、それが解らない。
風に乗って、微かにそして濃く香る沈丁花。
春分も近い3月中旬。
春の香りそのもののような沈丁花がどこかで咲いている。
自宅の外構工事は終わった。
打ち終わったコンクリートに水養生しようと思ったら、どうやら西から雨が来るようだ。
一雨ごとに季節が進む。
そうだ、新しく作った場所に沈丁花を植えようかな。
大島桜と沈丁花。
春の使者のような花を、その場所に植えよう。
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Mと電話で話していて、間もなく開通する道の話しになった。
それはずっと工事中だった、西武池袋線の下をくぐる道。
Mが僕の家に来るとき。 僕が借りている畑へ向かうとき。
踏み切りの前で無為に過ごしていたあの時間が解消される。
ついに池袋線の立体交差が実現するんだ。
思えば昔、Mが僕の職場まで通っていたあの頃。
彼女は西武池袋線、西武新宿線、そしてJR中央線の踏み切りを渡っていた。
朝夕の混雑時にその三つの「開かずの踏み切り」を通り、はるばる通勤していたんだ。
少しでもダイヤが狂えば数十分の遅刻となる。
それを防ぐ為、Mは早朝から家を出て20キロの車通勤を行っていた。
やがて2010年、JR中央線高架化。
2013年には新宿線の立体交差が、そして数日後に池袋線の踏み切りも無くなる。
そして、その三つの線路を貫く大通りが開通するんだ。
あの頃、そんな道が有ったらどんなに楽だったろう、とMが言う。
そんな苦労をしてまでよく通ってたね、と僕は言った。
どこで咲いているのかと探すのだけれど、それが解らない。
風に乗って、微かにそして濃く香る沈丁花。
春分も近い3月中旬。
春の香りそのもののような沈丁花がどこかで咲いている。
自宅の外構工事は終わった。
打ち終わったコンクリートに水養生しようと思ったら、どうやら西から雨が来るようだ。
一雨ごとに季節が進む。
そうだ、新しく作った場所に沈丁花を植えようかな。
大島桜と沈丁花。
春の使者のような花を、その場所に植えよう。
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Mと電話で話していて、間もなく開通する道の話しになった。
それはずっと工事中だった、西武池袋線の下をくぐる道。
Mが僕の家に来るとき。 僕が借りている畑へ向かうとき。
踏み切りの前で無為に過ごしていたあの時間が解消される。
ついに池袋線の立体交差が実現するんだ。
思えば昔、Mが僕の職場まで通っていたあの頃。
彼女は西武池袋線、西武新宿線、そしてJR中央線の踏み切りを渡っていた。
朝夕の混雑時にその三つの「開かずの踏み切り」を通り、はるばる通勤していたんだ。
少しでもダイヤが狂えば数十分の遅刻となる。
それを防ぐ為、Mは早朝から家を出て20キロの車通勤を行っていた。
やがて2010年、JR中央線高架化。
2013年には新宿線の立体交差が、そして数日後に池袋線の踏み切りも無くなる。
そして、その三つの線路を貫く大通りが開通するんだ。
あの頃、そんな道が有ったらどんなに楽だったろう、とMが言う。
そんな苦労をしてまでよく通ってたね、と僕は言った。
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仕事は特記事項なし。
今年は花粉症が酷く夜中に何度も目が覚める。
そのため、ずっと眠気強し。
今夜は雨か。
きっと雨音を聞きながら良く眠れるだろう。
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