航空観閲式に行ってきた ― 2014年10月27日
航空自衛隊、百里基地で行われた航空観閲式に行ってきた。
観閲式は陸、海、空の持ち回りで、今年は空。
総理大臣他偉い人たちの前で行われる自衛隊の式典で、昔でいう観兵式のようなもの。
僕らの席前の滑走路で2時間以上整列し続ける約1000人の人たち。
お疲れ様です。
観閲式は陸、海、空の持ち回りで、今年は空。
総理大臣他偉い人たちの前で行われる自衛隊の式典で、昔でいう観兵式のようなもの。
僕らの席前の滑走路で2時間以上整列し続ける約1000人の人たち。
お疲れ様です。
写真を撮ったりしているうちに、陸自のスーパーピューマ登場。
たぶん、あれに総理が乗っているはず。

黒服の人たちが走ってきた。
ボタンをはずしているのは有事の際、服の内側に吊った拳銃を素早く取り出すため。
銃はシグザウエル230?
安倍総理。 ちなみにこの後の訓示はすごく長かった。
そして観閲飛行。
ファントムを始めて見たのは小学校低学年の頃に親父と行った入間基地。
思い間違えじゃ無い。
自衛隊がファントムを導入したのは1971年だから、もう40年以上も前から飛んでいるんだ。
いくら改修され続けている名機だとしても、そろそろ限界。
これが飛ぶ姿を見るのも、もう長くない。
久しぶりに見るイーグルの機動飛行。
戦闘機がベイパー引いて飛ぶのを見るのが好きなんだ。
これが低空を通過すると、その波動で持っているカメラや携帯電話がブルブル震える。
時速1000キロで飛ぶ姿をカメラのフレームに入れるだけで精一杯。
ブルー。 いつ見ても素晴らしい。
ただ、雲が低くて垂直系の演目はなし。
これは川崎重工が開発中の次期輸送機C-2。
飛んでるところをはじめて見た。
日本が自力で開発した戦後最大の機体で、全長全幅とも約45メートル。
現在のC-1輸送機に比べ、積載量で4倍、航続距離も3倍なのに最短離陸距離はほぼ同じ。
輸送効率を最大にする為、高翼なのが輸送機の特徴。
大好きな機体。
青森・三沢基地から飛んできた早期警戒機E-2C。
1976年のソ連空軍MiG-25函館空港着陸事件が切っ掛けになって導入された老体機。
背負っているのは直径7メートルのレーダーで、半径500キロ以内の目標を探索できる。
コウモリの部隊マークが素敵。
ところで滑走路端を見ると、話題のオスプレイ。
でも、その隣の機体は何だ? 傾斜した特徴的な垂直尾翼と太っちょで角ばった胴体。
え? まさかF-35じゃないだろうな。
開発が難航し、初期ロットが数機米空軍に納入されたとは聞いたけれど。
まだマトモに飛んでいない機体が、なぜここにあるのか。
近づくと、F-35A型のモックアップだった。
ようするに模型。 でも日の丸付き。
自衛隊が作ったとも思えないけれど、まさか製造元から借りて来たのか?
退役するファントムの後継として日本も買う予定だけれど、いつになるのやら。
で、沖縄からやって来たオスプレイ。
へりと飛行機の良いとこ取りをしたような機体。
日本も導入予定だけれど、正式に決まったのかな。
下から見上げると、想像以上にローターがでかい。
だから、滑走路上でローターを垂直にすると地面に当たってしまうんだね。
これは速度も出るし、離島の救急用途にも活躍しそう。
その後もコックピットを覗いたり、様々な展示を見たり。
航空祭と違い混雑していないから、ゆっくり見て廻る事が出来るんだ。
色々説明してもらった隊員の方に感謝。
15時、基地で配られた昼食とお茶を持って、近くの霞ヶ浦。
広大な湖を見ながらお弁当を食べ、ボンヤリする。
黒い雲が広がりザッと雨が降り、それが上がって虹が出る。
大きな水鳥が滑空し、ハス農家の人が田で働き、防波堤で釣りをしている人が居る。
楽しい一日。
良い気晴らしになった。
やっぱり飛行機は面白い。
でも、帰りの高速で僕を待っていたのは30キロの大渋滞だった。
コメント
_ かずき ― 2014年11月03日 16時20分
_ bono ― 2014年11月05日 07時02分
下から見上げると大きいよー
離陸するところを見てみたいんだけど、いまだ果たせず。
離陸するところを見てみたいんだけど、いまだ果たせず。
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オスプレイがきた~って 騒いでた
ここ最近 アメリカからのアーティストがライブとかによく来てたので
私ったら それ系かと思って 歌手?って聞いちゃいました アハ。