テレビを見て思ったこと2016年02月05日

テレビはあまり見ないけれど、NHKの「ファミリーヒストリー」は毎回楽しみにしている。
有名人の家族の歴史、本人も知らない家族史を辿る番組だ。
今回は森山良子。
祖父はアメリカに渡り写真修行をし、父は戦後の日本で音楽の道を進んだという。
その苦難が沢山の写真資料と共に語られ見応えがあった。

そして毎回思うのは良くこれだけ古い写真が残っているものだという事。
番組には戦前の、時には100年前の、時にはガラス乾板の写真が次々と出てくる。
写真って凄いなと思うと同時に、現代の写真が同様に残るだろうかと心配になる。
なぜってデジタルだからだ。
僕自身デジカメに変えた2000年頃から、殆どプリントせずデータのままで保存している。
それらは見返されることも無く、ただHDDの容量を増やすだけだ。
バックアップは取っているけれど、それも僕が居なくなってしまったら消滅するだろう。

昔は親戚なんかが揃うとアルバムを持ち出し、古い写真を眺めたものだ。
両親の独身時代の写真を見るのが僕は好きだった。
今、みんなはどういう写真の楽しみ方をしているんだろう。
スマホで見せ合ったりで終わってしまうのだろうか。
それはそれで手軽で良いのだけれど。

バックアップだけじゃなくもっと後々まで残すには、やはりプリントだろうか。
その写真がずっとずっと後になって、誰かの興味をひいたりするんだろうか。
もっとも僕なんかは跡継ぎも居ないし、写真を残す事なんか考える必要ないのだけれど。

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