3月10日2012年03月10日

東京大空襲で民間人10万人超が犠牲になった日。
それは戦争犯罪ではないのか、と不思議に思う。
その後何度も空襲は繰り返され、僕の家の近所にも沢山の焼夷弾が降ったという。
昔の祖母の家には、手製の防空壕跡が残っていた。
晩年になってもなお、雷の音を聞くと空襲を思い出すと言っていたっけ。

その3月10日、東京の日の出は5時59分。
ようやく5時台の日の出となったのだ。
それは一ヶ月前より30分も早く、昼時間は1時間以上長くなっている。
地球の公転は進み、ぐるりと太陽の周りを一周した。 
あれから一年が経とうとしている。

雪の混じった雨のち曇りの寒い土曜日。
最高気温は6度と少し。 
職場の窓越しに見る道行く人たちは皆、背を丸め早足で歩いている。
この寒さは、明日の被災地に酷な雪を降らせるという。
降る雪は一年前と同じでも、地上は何もかもが変わってしまったんだ。

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なんだか長く感じた今週の労働も終わり。少し早く帰って、庭の野菜を収穫した。
秋冬野菜の収穫はそろそろ終わり。 春は葉モノを沢山作ろう。

ストーブに給油し、新たに塩麹を仕込み、アイロンをかけ、ささやかな夕飯を作り独りで食べた。
明日の日曜も畑作業が出来たら嬉しい。
耕運機を使い、深く柔らかく耕したいのだ。