陽が長くなってきた2016年02月26日

少しゆっくり起きた金曜日。
夜勤入りでまだ寝ているMを起さぬように出勤したのが8時半。
そうか、今年の2月は29日まで有ったのか。
少し得したような気分になり、職場のホワイトボードに予定を追加する。
しかしそれも、その直後の電話で全てお流れとなった。
職場内でノロとインフルが流行っていて、その対処におわれる事になったから。
今月の予定はもう、来月にそっくり送ろう。
色々重なったんだもの。 仕方が無い。

昼食は緑のたぬき。
午後もずっと地味な作業。

夕方、ふと窓の外を見ると空にまだ残照がある。
長かった助走を終え、昼が加速を付けて伸び始めたんだ。
今日のそれは11時間15分。
今月になってから実に50分も昼時間は長くなり、太陽高度は45度を超えた。

それに比べ、地上ではまだ冬と春とがせめぎ合っているのか。
昨日の最高気温はわずかに7度。
小雪まで散らついて、犬もぶるりと震えた。
久しぶりの休日、春の海にもで散歩に行こうかと思っていたんだ。
でもその寒さは行き先を温泉に替えるのに十分なものだった。
おかげで寒い時期の露天風呂と言う、僕の大好きな行為を楽めたのだけど。

もう少し暖かくなったら、母の実家の有るあの海に行こう。
そしてもう少し足を伸ばし、浪花にまで行ってみようか。
そこには、2001年に100歳で逝った父方の祖母が産まれた家が有るはずだ。
祖母は20歳で東京に出てきて、その家に一度も帰らなかった。
それが何故かは解らないけれど、僕も知らない祖母が育った漁村を見てみたいんだ。