いろいろ歳を取ること2012年07月21日

夏が萎んでしまった。
雨の昨日は最高気温22度。 曇りの今日はそれよりも更に低かった。
予報では明日も温度低く、夏の光も無いようだ。
痛いほどの陽光が恋しい。 
だって今は梅雨明け直後の7月なのだから。

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昨日はMの誕生日で、でも互いに忙しく深夜に1時間ほど会っただけだ。
コンビニで買った不味いケーキを車の中で食べ、それぞれ持ち帰り仕事が待つ家へ帰る。
出会って20年か。 互いにすっかり良い歳になってしまった。

もう毎晩酒を浴びる歳でもないだろう。
月に半分ほど休肝日を設けるようになって一ヶ月が経つ。
その余った時間を持ち帰り仕事に当てる事になるのは皮肉なものだ。
198X年以来の連続するシラフな夜。 もっと有効かつ有意義な使い方をしたいものだ。

10日ほど前から肋骨に圧痛点が有り、手を上げると痺れも走る。
X-rayでは異常なく、ヘルペスを警戒しつつ暫く様子見とする。
歳のせいか、いつもどこかが不調なこの頃。

仕事は特記事項なし。
昼食はカップ麺を5分でやっつけた。

母の住む実家を建て直したのは9年前か。
家も歳を取り、もう新築の佇まいはどこにも無い。
今年になってから交換したものだけで、ドアクローザー、ガスレンジ、シャワー水栓がある。
そしてどうやら寝室用エアコンもイカレてしまったようだ。
新しいものに交換したほうが得策だろうが、とりあえず修理見積もりを取ってみよう。
歯の修理に8万円掛かったばかりだというのにまた出費が嵩む。

母は設備や備品の不調に対処できず、僕に電話をしてくる。
隣家の実家に顔を出すのは良いのだけれど、あれほど気丈の人だった母の衰えを認めたくない気持ちが足を重くする。
以前は潔癖とも思えた母の住む家の水周りやガラスの汚れ、雑草の生えた庭や枯れた鉢植えを見ると悲しくなるのだ。
この9年の間に母もまた歳をとった。 明日は実家の草むしりと芝刈り。