2010/2/1-262010年02月26日


                    
           

 

10/2/26 (金)  仕事不能

昨日の強風は春一番だったようだ。
これで一気に季節が移ろうのだろうか。
それにしても急すぎる。
今朝6時前に家を出たときの気温はなんと15度。
桜の開花も早まるかもしれない。

でも油断してはいけない。
数年前、こんな気候に誘われてジャガイモを早植えしたときは、
遅霜で全滅してしまったんだから。



月末の一番忙しい日に、一日を棒に振った。
こもる筈だった職場の部屋が、ワックスやらエアコン点検やら自家発電工事やらで使えない。
どうしてもその部屋で無ければ出来ない仕事で、全てを明日以降におくるしかなかったのだ。

こちらは時間を惜しみ、早朝から休憩も取らずに仕事をしているのに、
なぜこの月末の忙しいときにそんな予定を組んでいるのか。
なぜメンテナンスの予定を前もって知らせてくれないのか。
なぜ終日立ち入り禁止にする必要があるのか。

おかげで日曜日午前も仕事に出なければいけないだろう。
腹が立って、その報復にたっぷり昼休みをとりラーメンを食いに行ってやった。

午後、不動産取得税の件で都税事務所へ連絡。
追加工事の件で工務店へ電話。
ウイルコム解約不手際で苦情の電話を入れるも、サポートは永遠と話中。
もしかしたら解約が殺到しているのだろうか。


先日買ったエアコンの設置が終わった。
これで一階の本の部屋も快適に使えるだろう。
と思ったらこの陽気。
夏の冷房までしばらくエアコンの出番は無いかもしれない。

   

夕飯にはヨーカドーで買った赤カレイをたっぷりの生姜で煮た。
この頃、焼き魚より煮魚が好きになったな。
こういう肴には上品な大吟醸じゃ駄目で、香り控えめの純米酒をちょっと燗すると良く合う。
蒸留酒じゃちょっと無理な、柔らかな酔い心地。

西から流れてきた低気圧が南岸を通過する。
夕方から降り始めた雨は、日曜日まで断続的に降るという。
一雨ごとに、土が軟らかくなってゆく。

 


 

10/2/24 (水) 醤油が美味い

この幸せな春の陽気のためなら、花粉さえも我慢できる。
それほど僕にとって今年の冬は辛く感じられた。
まあ、冬に体調を崩すのは毎年の事だけれど。

朝6時前に家を出たときの気温は7度。
それは午後には16度にまで上がった。
白っぽい空の色までが春を感じさせる。

仕事は特記事項なし。
今日で三日連続の昼食時間なし。



自宅で使っている醤油が美味いなと思っていたのだけれど、こんな記事を読んで合点がいった。
美味さには、こんな理由が有ったのか。

なるほど、今まで使っていた醤油が真っ黒なのは酸化していたからなのか。
たしかにこの醤油で刺身を食べると、醤油の香りが心地良い。
もう他の醤油には戻れんな。
出来ればもう少し少量パックを作ってくれると有り難いのだけれど。

   

夕飯はヨーカドーで38円で買ったモヤシを炒めた。
他に、木綿豆腐を生姜焼きのタレで焼いたもの、わさび漬け、各種漬物。
酒は東京の地酒、澤の井純米吟醸 新しぼり「蒼天」
行きつけの地酒屋さんが届けてくれた限定の美味い酒だ。

 

 


 

10/2/23 (火) サルサで書類を汚す

朝6時前に家を出たときの気温は2度。
寒い。
でも、明らかに空気が柔らかくなってきている。
それが湿度のせいなのか、梅や沈丁花の香りのせいなのかは解らないけれど、
もう春がやって来たと言ってもいいかも知れない。
3月になったらまたMと二人であの梅林を散歩しようか。



仕事中に昼食をとる時間が無いのなら、朝食だけでも食べたいものだ。
朝も食べずに夕方まで仕事をしているとフラフラになってしまう。
それなら朝食をとってから家を出れば良いものを、どうしても起きて直ぐには食べられないんだ。

いつもは出勤途中にサンドイッチでも買うのだけれど、今日は食パンを焼いて持って出た。
サルサをぬってチーズとレタスをはさみラップに包んで鞄に入れたんだ。
が、職場に着いて鞄を開けたら書類が真っ赤。
サルサソースにまみれた会議用書類なんて、朝からダメージが大きすぎる。
朝食運搬手段を熟慮する必要がある。


   

夜、鶏と大根の黒酢煮を作った。
先日畑に耕運機をかけるとき、収穫残しだった大根を全て引き抜いてきたんだ。
これから暫くは大根料理が続きそう。
 
明日も6時出。
暖かな日になりそうだ。

 

 


 

10/2/22 (月)  ヌカ漬け美味し

天気予報は外れたか。
曇りがちの寒い一日。
今週から春めいてくると言う予想を覆され、ちょっとがっかり。
鉢上げしたオリーブの苗が、寒さに凍えている。

自転車で出勤。
朝の気温は4度。
それでも職場までの8キロを一生懸命に漕げば汗が滲む。
曇天とは裏腹に、冷たい空気が心地よい自転車通勤。
職場が自転車圏内というのは幸せな事だ。

今月は28日までしか無かったか。
それは解っていたはずなのに、仕事の組み立てを誤ったな。
月初めに駄目人間化した報いで、忙しい月末。
昼食時間の取れない日が続きそうだ。



ウィルコムのPHSを解約した。
先日はイーモバイルも止めたし、残るはDoCoMoの2回線だけか。
スカパーもwowowも、二紙取っていた新聞の片方も辞めた。
緊縮財政のあおりと言うよりも、今までが膨張しすぎていたのだ。
だんだんシンプルになってゆくって素敵。

   

疲れて自炊が面倒だ。
だから仕事帰りに肉屋のコロッケを買ってきた。
でもコロッケじゃ酒の肴にならないな。
そんな時、ヌカミソって本当に便利。
寒い今の時期漬かるまでに数日は掛かるから、常に数種の野菜を漬け込んであるんだ。
ナスもキュウリも美味し。

 

 


 

10/2/20 (土)  明日は国試

   

今年もまた、畑作業を始める。
朝7時から3時間を掛け、200キロの堆肥を耕運機ですき込みんだ。
まだ気温は低いけれど、湿った土の匂いは懐かしい春のそれだ。

畑は素晴らしい。
いつ来ても、ここは素晴らしい。
そう言えば親父が危篤の時にだって、ここの空気を吸いに来たっけ。
暑い日だったな。

午後はMに付き合ってもらい家電のオトナ買い。
これで新居の電気製品はほぼ揃ったな。
今日買った2基のエアコン設置工事は月末の予定。


明日は、Mの娘の看護婦国家試験。
彼女と付き合い始めた頃にまだ保育園児だった子が、いつの間にかオトナになろうとしている。
急がなくても良いのに、ずっと子供のままで良いのに、まもなく社会人になろうとしているんだ。

Mとの15年間の付き合いの中で、今までこの子にどれほど助けられたろう。
特にとても困難だったあの頃、この子が居なければきっと僕らは続いて居なかった。
だから、この子が大きな一歩を踏み出すことを万感の思いで見守りたい。
どうか明日の試験で、今までの苦労が報われますように。



 

10/2/19 (金)  エコポイントが届いた

「雨水」
雪が雨に変わる頃と言われているけれど、そうあってほしい。
例年に無く雪の多かった今年の東京。
そろそろ空気が柔らかくなっても良い頃だ。
沈丁花の香りが恋しくなってきた。

仕事は変わりなし。
明日は休むので、その分の雑多な作業を早朝から始めた。
昼食は時間なし。
おやつは時間なし。


   

夜、先週土曜日に漬けた白菜を出してみた。
柚子のいい香り。
白菜の時期ももう終わり。
最後の一樽を大切に食べようか。


ひどい冷え性ゆえに、セラミックヒーターを買ってみた。
エアコン暖房はヒートポンプゆえの効率の良さから、同じ熱量を発生させるために使われる電力量は電気ストーブよりはるかに小さい。
僕の使っているエアコンは外気温2度でCOP3.88だから、セラミックヒーターの4分の一で済むのだ。

それは解っているけれど、スイッチを入れればすぐに冷えた足や手を炙れるセラミックヒーターはありがたい。
朝の出勤前や風呂から出た直後など、エアコンや床暖房の立ち上がりの遅さが我慢できないんだ。
買ったのはこれ
やっぱり湿気を含んだ暖かな風って有り難い。

と言いつつも、明日あたりもう一台エアコンを買うことになりそうだ。
一階の本の部屋にはまだ空調が無く、あまりの寒さにその部屋を使えずに居る。
そこへちょうど、年末に申請していたエコポイントが届いたからだ。

申請したのは12月に買ったエアコン2台、テレビ2台、冷蔵庫1台分のポイントだから馬鹿に出来ない。
それだけでエアコンを1台買える位は有るからだ。

僕の場合、ポイントはベスト電器の商品券に交換した。
VISAなど他の商品券では手数料が引かれるために交換率が悪く、その点この商品券は交換率が1.2倍だ。
エコポイントで更に電気製品を買おうと言うのなら、ベスト電器が近くにあるならこの商品券に交換するのが良いと思う。

 

 


 

10/2/18 (木)  また雪だ

   

昨夜からの冷たい雨は、明け方雪に変わった。
さらさらの乾いた雪だ。
やがてそれが湿気を含んだ重い雪となり、昼からは晴れ。
日陰に残った雪も、やがて解けるだろう。

春を前に、じらす様な寒さが続く。
このところ体調が悪く、それはきっとこの寒さのせいだろう。
頭痛と不眠とフラツキ感と冷や汗と、要するにおなじみの自律神経失調症だけれど、
律儀に毎年冬は状態が悪くなる。
夏に飲むビールを思いながら、うずくまって燗酒をあおるのにも飽きてきた。
もう冬なんかどこかへ往ってくれ。


車に使われるディスチャージヘッドランプは、バルブ寿命が長く消費電力が少ないくせに素晴らしく明るい。
以前、明るいけれどすぐ切れ電力消費も大きいアフターマーケットのハロゲンバルブに苦労した頃とは隔世の感がある。
HIDは、目の悪い僕には夜間の運転に無くてはならないものだ。

今朝の出勤時はまだ暗く、ヘッドライトを点けて走った。
そこで気づいたのだけれど、このディスチャージランプって発熱しないので雪が解けないんだ。
ハロゲンバルブならその熱でヘッドライトのレンズに付く雪など溶けてしまうのに、
僕の車は職場に着いてもまだ雪が解けず前照灯の前を覆っていた。
雪国の人は困るだろうな。
今に熱線入りのヘッドライトレンズなんてのが出るかもしれない。


夜、洗濯機のタイマー予約をしてから酒を呑む。
これで明日の朝5時には洗濯が終わっているはずだ。
浴室乾燥機を使えば雨でも乾かせるのだけれど、やはり陽の下に干す気持ちよさには代えがたい。

酒の肴にはガンモを焼いて生姜醤油で食べた。
他に、サミットのつくね、シラスおろし、梅干おにぎり。
酒は宝剣を燗で。

明日も6時から仕事。

 


 

10/2/16 (火)  ケンタ

   

仕事からの帰り道。
とても疲れていて、朝から何も食べておらず、喉もからから。
ふと、衝動的にドライブスルーに入り、これを買った。

帰宅後、冷たいエビスビールをあおり、チキンに齧り付き。
ああ、なんて美味いんだろう。
たまに食べたくなるのだ。
体重落とそうと言う人間の食べる物ではないのだけれど。

 


 

10/2/15 (月)  ダイソンDC26

4時40分、タイマーで動き始めたエアコンの気配で目が覚める。
外気温は2度。
ワンコと散歩をし、缶と瓶をごみ収集に出し、シャワーを浴びて5時半出勤。
ワンコの散歩は朝夕の一日2回。
冬の時期、休日以外は暗い時間の散歩となる。

6時過ぎから仕事を始め、昼に緑のたぬきを喰らい、16時45分に職場を出た。
帰宅は17時半。
それを早くて羨ましいという人も居るけれど、こちらはその分早朝から仕事をしているのだ。
時間外勤務手当てなど出ない職場で、毎日定時前に3時間働く生活がもう長い。

帰宅後、二つのトイレ掃除、風呂掃除、家中の掃除機かけ、ヌカミソと白菜漬けの手入れ。
夕飯はホウボウの刺身、厚揚げ焼き、ナスのヌカミソ、フキノトウ入り味噌豆。


   

掃除と言えば、今使っている掃除機はこれ
「吸引力の変わらないただひとつの掃除機」で有名なダイソンのDC26だ。
日本向けに作られた小さな筐体とメカメカしい外観が魅力。
やはり使い込んでいっても変わらない吸引力は凄いと思う。
タービンヘッドも有効で、マットに絡んだワンコの毛はそれまで使っていた国産掃除機よりずっと綺麗になるな。

ただ、音の大きさは最大かつ深刻な欠点だ。
そのジェット機のような豪快な音はサイクロン式掃除機に特有なのかもしれないけれど、
一戸建て一人暮らしの僕でさえ、夜間に使うには刺激が大きい。

吸引したゴミが外から見えるのもちょっとな。
あのゴミが渦を巻いてクルクル回っているのを見ていると、なんだかアタマの後ろがワジワジしてくるのだ。
溜まったゴミ捨ても紙パック式のほうが便利かも。
掃除機としては高価なので、購入を検討するのは少なくとも作動音を確かめてからにしたほうが良いと思う。

 



10/2/13 (土)
   キムチ鍋準備

早朝まだ暗い時間、粉雪の中を出勤。
気温は2度。
身を切るような北の風。

出勤途中にマックのドライブスルーへ寄るも、なぜか車の列が長い。
いったいどんな理由で、朝の6時前に行列が出来ているのか。
一見してマスツーリングでも無さそうだし、理解不能だ。
行列に並ぶ時間なく退散。

土曜日の割には仕事に余裕ある一日。
おかげで昼に大勝軒まで出張。
やっぱりここのラーメン、好きだな。

午後、応接室で臨床化学会の論文を読んでいたら10分で眠落ち。
掃除のオバちゃんが入ってくるまで昏睡した。
夜は不眠の癖に仕事中に眠落ちするのって、どんな病理なのか。
特発性過眠症にでもなったのだろうか?


   

帰宅後、今年三度目の白菜漬けの仕込み。
6つ割りにした白菜、3パーセントの塩と昆布、柚子と鷹の爪。
ポリバケツに入れた漬物用ポリ袋内に並べ、重石をして冷暗所に置くだけだ。

そう言えば、庭先に転がしておいた漬物石を自宅竣工時の清掃業者が捨ててしまのだ。
わざわざ多摩川から拾ってきた堆積岩だったのに。
水を入れたペットボトルで代用していたけれど、やはり不便でホームセンタからポリで出来た4キロのものを買ってきた。
1280円なり。


Mが休みを取れていない。
前回の休みが2月3日。
その後連続勤務が続き、次回の休み予定は20日だという。
勤務時間も12時間を越える日が多く、帰宅してから家事をこなすのだ。

ちょっと酷すぎやしないか。
現場の人間の犠牲が無ければ回らないのなら、いっそ止めてしまってはどうか。
頑張れ、なんてとても言えない。
むしろ頑張るな。

今18時半。
そのMがこれからやって来る。
クタクタなのだから来なくて良いのだけれど、ちょっと酒を飲んで愚痴でも言いたいんだろう。
だからMの好物のキムチ鍋を準備をしている。
豚ロース、正月の残りのカニ、豆腐、白菜、ネギ、ニラ。
酒は何でも揃ってる。
部屋も暖かくした。
明日早朝までの短い時間だけれど、寛いでくれれば良い。




 

 

10/2/12 (金)  ふきのとう入り味噌豆

明け方、ミゾレの中を出勤。
予報ではこの先数日おきに雨または雪。
不安定な天気は冬と春とのせめぎ合いを思わせるけれど、今のところはまだ冬が優勢だ。

春の陽差しが恋しいけれど、まだ暫くは辛抱が必要らしい。
沈丁花の蕾もまだ硬い。

仕事は特記事項なし。
来週から忙しくなる予感。
頭痛外来で出してもらった筋緊張緩和剤は僕のような緊張型頭痛に良く利くけれど、眠気が出るな。
これは仕事中には使えないや。

昼はコンビニで買った焼きビーフン。
ビーフンって久しぶりに食べたけれど、美味い。


   

節分で使った豆が余っていたので、庭のフキノトウを入れて味噌豆を作った。
IHの火力にまだ慣れずちょっと焦がしてしまい、しかも少し砂糖が多かったか。
でも酒の肴には最高だ。

今夜はこれから白菜漬けの準備。
僕は白菜漬けが好物で毎年漬けるのだけれど、一度にたくさん漬けても酸っぱくなってしまうので一回に一個ずつ漬けている。
今期はこれで三度目だけれど、もう白菜の時期は終わりだな。

それを食べ終わった2月末には、空いた漬物樽で味噌を仕込むのだ。
大豆と、去年収穫した落花生を使った味噌は、2月に仕込めば夏に熟成し、冬には美味しく食べられる。

明日も6時から仕事。

 


 

10/2/10 (水)  死海のほとり

前線は南へ下がり、昨日の春は幻だったことを知る。
にび色の一日。
明日は雪の予報。

研修とか教育委員会とか研究会とかカンファレンスとか。
そんな職場内での勉強会が重く圧し掛かる。
そのために日常業務が圧迫されるのはある程度許容するけれど、研修続きで皆疲れてしまい仕事が疎かになるのでは本末転倒では無いのか。
これから4月までの間にそんな勉強会が9回もあり、しかもそれらに予算を出さず皆手弁当で集まってくるのだ。

そんな話を会議でするも反応なし。
僕以外の会議メンバーは日常業務など持っていない管理職だから理解不能なのだろう。
空回り感強し。

昼はコンビニのおにぎり。
また朝から始まった胃痛であまり食べられず。

どうもこの頃体調が悪い。
頭痛と胃痛は相変わらずだけれど、不眠と冷や汗と動悸もある。
トランキライザが利くのだけれど、なるべく薬は使いたくない。
なぜ服薬に抵抗があるのかは解らないけれど。


   


昨夜古い写真を整理していて、僕が小学校に入りたての頃と思われる写真を見つけた。
それは祖母が住んでいた家の書庫で撮ったもので、僕はなぜか全裸、足元には当時飼っていたチーコという三毛猫がいる。
この写真を撮ったときの記憶があるな、もう35年位前かな、と懐かしく眺めていた。

すると、背景に写っている本に気付いた。
それは遠藤周作の「死海のほとり」で、時期から言って初版かそれに近いものかもしれない。
ああ、ばあちゃんもこれを読んでいたんだ。
熱心なキリスト教信者だったからな。

なんだかとても嬉しくなってしまう。
僕もこの小説が好きで、何度も読んでいるからだ。
さっそく本棚から引っ張り出し、また再読する。
本を読んでいると、日常の雑事などどうでもよくなってしまう。


 


10/2/8 (月)  チキントマトカレー

   

仕事でトラぶって、すさんだ気分で帰宅。
今夜は職場で夕飯を取って来たのだけれど、何か料理を作って機嫌を直したい。
知り合いの医者は気分転換には編み物が一番だと(外科医だから?)言っていたけれど、僕はやっぱり料理だな。

冷蔵庫に期限切れ間近のプレーンヨーグルトと、ワンコに煮てやろうと思っていた鶏肉。
この二つをビニール袋に入れてモミモミ。
数時間寝かせる間にタマネギをキツネ色に炒めよう。
パントリーに必ず入っているホールトマト缶とカレー粉をはじめ各種香辛料と野菜ジュースで、チキントマトカレーを煮込むんだ。

合間に洗濯機を回しシーツをノリづけ(パリッとノリの掛かったシーツが好きなんだ)しながら、料理を楽しもう。
一晩置いて明日には美味いカレーが食べられるだろう。

 


 

10/2/6 (土)  いくらなんでも寒すぎる

出勤時の気温は-1度。
昼前から身を切るような烈風吹く。
この寒さはいつまで続くのか。
胃の痛みも頭痛も、嫌なこと全てが寒さのせいな気がしてきた。

忙しく仕事。
土日連休の生活が少し羨ましいけれど、一番忙しい土曜日は休めない。
その代わり平日に単発の休みを取っても、やはり連休を取りたい気持ちはある。
毎週末に二日間の連休がある生活に憧れる。

昼は赤いきつねと差し入れで貰った蜜柑。



仕事帰りにホームセンターで40リットル入りの堆肥を6袋購入。
先日買った腐葉土は200リットル。
そして夜、業者から直接買った業務用パーライト100リットルの大袋が届いた。
これは鉱物を焼いた軽い砂状のモノで、粘土質の改良に使うんだ。

新居の庭に入れてもらったダンプ4杯分の土は、とてもこのままでは野菜作りを出来る代物では無かった。
雨が降ればぬかるみ、乾けばカチカチの典型的粘土質。
これを畑として使うためには、かなりの土壌改良が必要だ。

今開墾しているたった15平米の部分だけで上記の資材を全てすき込み、苦土石灰で酸性度を調整し、
その後有機肥料を入れながら耕し続ける。
豊かな土を作るためには、この先まだ長い時間が掛かる。



   

晩酌の肴は蒸しあわび。
他に、湯葉、ホウボウの刺身、自家製ぬか漬け。
酒は秋田の「阿桜」純米無濾過原酒の生。
精白60で少し雑味があるけれど、芯の通った強い酒。
こういう酒は好きだ。

明日は庭で菜園の開墾作業。
埼玉の畑と違い住宅地のここは耕運機を使うのに気が引ける。
と言っても手作業で全てをこなすのは無理があり、昼頃まで待ってコソコソとエンジン始動しようと思う。

 

 


 

10/2/5 (金)  オール電化の電気代

年に一回の上部消化管内視鏡検査の日。
僕は気が弱い。
だから検査台に寝るまでは緊張で吐き気を催すほどなのだけれど、検査時には注射で眠らせてもらうので夢の中。
いつ終わったか解らないほど楽な検査でもある。

結果はいつも通り。
所々出血したビラン状態の胃粘膜を見せ付けられ、極力ストレスを減らすよう勧告を受ける。
それには仕事をやめ、畑三昧の生活を送るしかない。
Mが僕を主夫として養ってくれでもしなければ無理だ。

昼、ワンコを獣医へ。
よくある胃腸炎でしょうと言う事で、数種の薬をもらって帰る。
なんだかそれだけで安心してしまい、今夜は良く眠れそうだ。
やっぱり相棒の体調がすぐれないと心配なのだ。



ポストの中に「電気使用量のお知らせ」が入っていた。
この家が出来て初めての丸々一ヵ月分の検針だ。
ある方にオール電化住宅の電気代をレポートせよ、と言われていたので発表。

ベースとなるデータとして、家は高気密高断熱仕様の二階建て。
給湯はエコキュート(370リットル、炊き上げは深夜のみに設定)、
キッチンがIH(3キロヒーター2口、1キロラジエント1口、グリル)。
エアコンはLDKが暖房30畳用8.5KW、寝室が7畳用2.5KWで、他の部屋にはまだエアコンを買っていない。
他に主な電気製品は50inプラズマテレビ、420リットルの冷蔵庫、電子レンジ、浴室暖房、床暖房、食洗機くらいか。
照明は数個のスポットとインテリアランプを除いて全て電球型蛍光灯。

大体の生活スタイルは、出勤6時、帰宅後ワンコの散歩やジョギングを終え宅内活動を始めるのが20時前後、就寝が1時。
風呂に湯を張るのは二日に一回で、他の日はシャワーのみ。
IHは簡単な食事を作るために毎日使う。
洗濯は週に2-3回で、雨の日以外浴室乾燥機は使わない。

LDKに居る時は常にエアコン暖房を稼動をさせているけれど設定温度は20度以下。
それでも床暖を併用するので寒く無い。
スチーム式加湿器も同時稼動で、これが200Wくらいか。
消費電力500W以上のデカいプラズマテレビはDVD観賞用に毎晩1-2時間、デスクトップパソコンは家にいる間は点けっ放し。
三箇所ある屋外灯は照度センサで暗くなると点き、朝まで点灯している。

東京電力の料金プランは「電化上手」
これは時間帯で電気料金が変わるもので、1kWhあたり昼間(10-17)28円、朝晩(7-10、17-23)23円、深夜(23-7)9円。



   

で、今回の使用量の総計は29日間で444kWh、請求額7716円。
この444kWhというのは以前の家の前年同時期の約2倍だけれど、それでも請求額は新居の方がずっと安い。
これは単価の安い深夜電力の恩恵だ。
ガス代が全く掛からないことを考えると、光熱費は以前からほぼ半減(!)と言っても良い。

そして僕の生活がこの深夜電力の時間帯に合っていること(自宅で活動するのは夜間の5時間程度)
一人暮らしで昼間の高価な電気を消費しないこと(このプランでは昼は深夜料金の3倍以上)
給湯や食洗機などが23時を過ぎてから活動を始めること(タイマーで設定してある)
一番大きなエアコンやIHが200V稼動なことなども良い材料だ。
今の電力事情が続く限り、僕や僕のような生活パターンの人にとってオール電化住宅はお勧めかもしれない。







 

10/2/4 (木)  湯豆腐美味し

寒気の下の東京は底冷えの日。
6時に出勤した時の気温は-3度。
10時に職場中庭を通ったときもそれはまだ0度だった。
痛いほどに寒い立春の日。

今朝4時、ワンコが吐く気配で目が覚めた。
以前飼っていた犬はよく吐いたけれど、コイツが吐くのは珍しい。
同時に酷い下痢もしており、ウイルス性腸炎にでもなったのだろうか。
しかし元気はあるし血便でも無いので、とりあえず禁食とし実家の母に押し付け出勤。
具合が悪い子供を預け仕事へ行くお母さんの辛さが少しだけ解る朝。

夕方、点検に出していた車の受け取り。
その後サミットで買い物。
詰め替え用の各種石鹸やケミカル類、大量の冷凍食品を買ったら支払いは6000円を越えた。
ああ、この店は昨日なら冷凍食品は半額だったしポイントも3倍だった。
昨日もこの店に来たのに恵方巻きを買っただけで冷食の事など忘れていた。
どうも節約が上手く出来ないな。

19時帰宅。
ワンコは変わらず下痢。
でも元気もあるし様子を見ることとする。
明日になっても軽快しなければ受診させよう。


   

手前の二つがIHヒーターで、これは磁力線を使い鍋そのものを加熱する。
最大出力にすると鍋が変形するほど火力も強いけれど、当然磁石に反応する金属鍋でしか使えない。
奥の一つはラジエントヒーターで、これはガラスのフラット天板の下にニクロム線の発熱体があるものだ。
だから海苔も炙れるし、土鍋も使える。
小さな土鍋で1人鍋が出来るのは嬉しい。

明日9時半から上部消化管内視鏡検査のため、今夜は軽く消化の良いものを。
だからタラ、春菊を入れた湯豆腐を作った。
大根おろしとポン酢で美味。
酒は「山本」を一合だけ。

今夜は冷えるから、ワンコと抱き合って早く眠ってしまおう。

 


 

10/2/3 (水)  恵方巻きを食べた

節分。
Mと2人、彼女のマンションから車で1時間ほどの場所にある温泉へ行った。
湖を見下ろす露天風呂でふやけ、帰りの運転を彼女に任せて生ビールをあおり、昼寝をし、また湯でふやけた。
晴れているのに風花のように舞う雪と、遠くに見える秩父の山並み。
冷たい外気に盛大に湯気を上げる温かい風呂。
これを極楽と言うのか。


18時帰宅。
サミットで買った恵方巻きを食べた。

恵方を向いてこの太巻きを切らずに無言で食べるのが掟だ。
新しモノ好きな父が得意げにやって見せるそれを、腹を抱えて笑いながら見た。
あれは何年前だったか。
それまで無かった恵方巻きというモノが東京にもたらされた頃だ。
堪らなく懐かしい。


   

寂しくなって、1人で豆まき。
たとえ福は無くとも、どうか鬼よもう来ないでくれ。

 

 


 

10/2/2 (火)  雪が降った

   

節分と立春を前にして、東京に雪が降った。
こんな雪、なんだか久しぶりな気がする。
朝6時。
明るくなるのを待ってワンコと雪遊び。
畑にするために開墾している庭で、掘り起こした土と雪にまみれ僕もワンコも泥だらけになった。

月初めの火曜日。
本来忙しいはずの日なのに、雪のせいか仕事が少ない。
でも今日はそれがありがたい。
出勤後、胃痛と頭痛に苦しんでいたからだ。
その強力なダブルパンチでずっと自室から出られず。

胃は内視鏡検査をする週末まで経過観察。
頭痛は前回のCTでも異常なく、肩や首筋のコリから来るものだろうと薬を出してもらっている。
その薬は利くのだけれど、眠気が強く出てしまい昼間は使えない。
40歳を越した頃からか、元気に職場を走り回れる日が少なくなった気がする。


夕飯は、タラと春菊を入れた湯豆腐。
IHでもちゃんと土鍋が使えることが解り、この頃は1人鍋を作ることが多い。
やっぱりこの時期、湯気の出る料理は良いものだ。

酒は秋田の山本酒造、「白瀧・山本」
純米無濾過の生原酒で、薄い滓がらみ。
濃醇だけれど酸味も有り、僕好みの酒。

明日は休み。



 


 

10/2/1 (月)  携帯が無い-2

朝6時、気温は3度。
まだ暗いけれど、照明を点けて庭を掘る。
1時間掛け、全身泥まみれ。
昨日埋めてしまったかもしれない携帯電話は見つからず。

出勤後、携帯に連絡が付かないと言う苦情メモあり。
やはりすぐにでも新しい電話を手に入れる必要がある。
どこかから出てくるかもしれない、などと悠長なことは言っていられない。


昼休み、DoCoMoショップにて不愉快な事実が発覚した。
紛失した時間以降リモートロックを掛け使用不能にするまでの数時間に、
あの携帯から複数回の発信が有ったと言う。
誰かが使っていたのだ。
畑に埋めてしまったのでは無かったのか。

DoCoMoの人は警察に届けたほうが良いという。
失くなったのが自分の家の敷地内だとは言っていない。
まして昨日の昼過ぎ、中学生である兄の次男が僕の家の駐車場で遊んでいたなど言うはずも無い。
その駐車場の車止めの上に、着信が有っても解るようにと携帯を置いていたんだ。

信じたくは無いけれど、はやりそうなのだろうか。
こんな事なら、畑に埋めてしまったと思っていたほうが良かった。
発信記録など、調べるんじゃなかった。

発信番号も調べられると言っていたけれど、そこまではしなかった。
行方不明の携帯はpinコードを掛けてあり、二度と電源は入らない。
だからもう通話も出来ず、メールや写真を見られることも無い。
この件は、このまま忘れてしまうことも可能なのだ。

昨夜遅くまで、ポリバケツや洗濯機の中から冷蔵庫まで探し、今朝は日の出前から庭を掘った。
新しい携帯電話は4万6千円、FOMAカード3150円。
そんな時間の浪費や掛かった金額の何十倍分もの嫌な思いが残る。
なんだかとても面倒だ。


   

先日、植木屋をしている友人から新築祝いが届いた。
シェフレラ・アルパイン。
あまり流通していない観葉植物だという。

高さ160センチのその鉢植えを寝室に置いた。
真っ暗が苦手な僕は眠るときもスタンドの灯りを消さないのだけれど、鉢植えのシルエットが綺麗で気に入っている。
これなら夜中に目を覚ましても怖くないかもしれない。






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