LED嫌い ― 2011年06月01日
ある方から、NHKドラマ「八日目の蝉」の再放送が深夜にありますよ、と教えていただいた。
先日映画版を見、今は原作を読んでいる僕の事だから見逃せるはずは無い。
さっそくHDDに録画しながら、でもテレビを消すことが出来なくなって最後まで見入ってしまった。
終わったらもう3時近い時間。 あと2時間で起床時間だ。
今夜もまた続きが放送されるのだけれど、これは録画だけに留めよう。
スポーツ中継じゃないのだから、リアルタイムで見る必要は無いのだ。
いや再放送だし、リアルじゃ無いし。
でも、時間を忘れて見入ってしまうドラマだった。
寝不足の水曜日。
出勤前の少しの時間、庭の畑を見回る。
一番果を付けたナスに施肥、トマトの芽かき、キュウリとニガウリの誘引。
ナーベラーはそろそろ芯止め、タマネギは間も無く収穫だ。
キヌサヤのあと地にオクラを3本植えてから車で出勤。
仕事は特記事項無し。
まとめたいデータが集まらず、各部署に督促。
引き出しに入れたままだった給与明細を見てみたら、誤差の範囲程度の昇給があったようだ。
昇給交渉などに一切関与しないので、初めてその結果を知ったのだ。
バブル絶頂期に新卒入社した某製薬メーカー付属研究所の給料は良かったよなあ。
アソコに居続けたらMに会う事も無く、良くも悪くも全然違う人生になっていた気がする。
でも、人に選べる選択肢などそう有るものではない。
きっと決まった場所にいつか流れつくように、最初から決まっているのだ。
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先日映画版を見、今は原作を読んでいる僕の事だから見逃せるはずは無い。
さっそくHDDに録画しながら、でもテレビを消すことが出来なくなって最後まで見入ってしまった。
終わったらもう3時近い時間。 あと2時間で起床時間だ。
今夜もまた続きが放送されるのだけれど、これは録画だけに留めよう。
スポーツ中継じゃないのだから、リアルタイムで見る必要は無いのだ。
いや再放送だし、リアルじゃ無いし。
でも、時間を忘れて見入ってしまうドラマだった。
寝不足の水曜日。
出勤前の少しの時間、庭の畑を見回る。
一番果を付けたナスに施肥、トマトの芽かき、キュウリとニガウリの誘引。
ナーベラーはそろそろ芯止め、タマネギは間も無く収穫だ。
キヌサヤのあと地にオクラを3本植えてから車で出勤。
仕事は特記事項無し。
まとめたいデータが集まらず、各部署に督促。
引き出しに入れたままだった給与明細を見てみたら、誤差の範囲程度の昇給があったようだ。
昇給交渉などに一切関与しないので、初めてその結果を知ったのだ。
バブル絶頂期に新卒入社した某製薬メーカー付属研究所の給料は良かったよなあ。
アソコに居続けたらMに会う事も無く、良くも悪くも全然違う人生になっていた気がする。
でも、人に選べる選択肢などそう有るものではない。
きっと決まった場所にいつか流れつくように、最初から決まっているのだ。
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流行のLED電球を数個入手し一階の部屋に点けてみたが、好きな種類の明かりでは無かった。
電球色LEDとパッケージには書いてあるけれど、その光に暖か味を感じない。
僕は柔らかな暖色が好きで、リビングの灯りは電球色の間接照明ばかり使っているんだ。
省エネで輝度の高い点光源のLED電球は確かに効率は良いのかもしれない。
でも、ボンヤリと酒を呑む時の灯りには使いたくない。
深夜、暖色系の照明に囲まれた気に入りの場所で酒を呑む心地よさは、今のLED電球にはまだ
作り出せないのかも知れない。
ニラ卵 ― 2011年06月03日
久しぶりの晴れ間。
洗濯物を盛大に干してから出勤。
自転車通勤が心地よい。
必要な資料が集まらず仕事は捗らない。
それが気になっていたのか、昨夜は山積の資料を前にエクセルと格闘する夢を見た。
少しでも前に進めば気が楽なのに、これだから他部署の絡む作業は嫌なのだ。
昼食は赤いきつね。
途中で呼び出しを食らい、伸びきった麺をすすった。
震災後の一時期、何時も体が揺れている気がしていた。
昨日からまたそんな感じが有ったのだけれど、実際に何度も小さな地震が起きていたようだ。
そろそろ余震も収まるかと思っていたのに、まだ時間が掛かるのだろうか。
福島市に住む友人から、震災後たまにメールが届く。
それを読む度に、彼に対し何も出来ない事に苛立ち悲しくなる。
地震も原発も先が見えず、小さな子供と休めない仕事と親の介護を抱え、その上自宅まで一部損壊してしまったのだ。
これ以上、彼にどう頑張る余地があるだろう。
いったい、なぜこんな事になってしまったのか。
地元選出のあのオトコがテレビに映るたびに嫌な気分だ。
国会で茶番をしている場合じゃないだろうに。
ああ言うのを「大山鳴動し鼠一匹」と言うのだ。
洗濯物を盛大に干してから出勤。
自転車通勤が心地よい。
必要な資料が集まらず仕事は捗らない。
それが気になっていたのか、昨夜は山積の資料を前にエクセルと格闘する夢を見た。
少しでも前に進めば気が楽なのに、これだから他部署の絡む作業は嫌なのだ。
昼食は赤いきつね。
途中で呼び出しを食らい、伸びきった麺をすすった。
震災後の一時期、何時も体が揺れている気がしていた。
昨日からまたそんな感じが有ったのだけれど、実際に何度も小さな地震が起きていたようだ。
そろそろ余震も収まるかと思っていたのに、まだ時間が掛かるのだろうか。
福島市に住む友人から、震災後たまにメールが届く。
それを読む度に、彼に対し何も出来ない事に苛立ち悲しくなる。
地震も原発も先が見えず、小さな子供と休めない仕事と親の介護を抱え、その上自宅まで一部損壊してしまったのだ。
これ以上、彼にどう頑張る余地があるだろう。
いったい、なぜこんな事になってしまったのか。
地元選出のあのオトコがテレビに映るたびに嫌な気分だ。
国会で茶番をしている場合じゃないだろうに。
ああ言うのを「大山鳴動し鼠一匹」と言うのだ。

と怒っても腹は減る。
ニラをちょっと刈ってきて、夕飯はニラ卵。
収穫したてのニラは柔らかくて美味い。
とても強健で一度植えると数年はたいした手入れも必要ない。
根元から刈っても土寄せしてちょっと肥料でも撒いておけば、またすぐに伸びてくるのだ。
庭の隅にでも植えておくと便利。
ローズマリー ― 2011年06月04日
昨夜1時の地震から目が冴えてしまい、3時過ぎまで眠れず。
その影響で、いつもよりも遅い6時に起床。
洗濯日和だけれど洗うものが無い事に妙な勿体無さを感じ、キッチンのフキンなどを干してみる。
ワンコと散歩をし、室内の鉢植えをベランダで日光浴させ、メダカに餌をやった。
帰りが何時になるかが解らず、布団干しは断念。
一度羽毛布団をにわか雨に濡らしたことがあり、危ない橋は渡れないのだ。
仕事は特記事項無し。
月初めの土曜日の、いつもの慌しさ。
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何度も見学させてもらっている日本酒蔵に電話をし、月末に酒蔵見学をさせてもらう事にする。
Mの娘と約束をしたからだ。
僕の英才教育の甲斐有って、すっかり酒の味を覚えた娘。
子供の頃に一度連れて行った酒蔵の事を覚えていて、オトナになった今またアソコへ行き利き酒をしたいなどと生意気な事を言うのだ。
その影響で、いつもよりも遅い6時に起床。
洗濯日和だけれど洗うものが無い事に妙な勿体無さを感じ、キッチンのフキンなどを干してみる。
ワンコと散歩をし、室内の鉢植えをベランダで日光浴させ、メダカに餌をやった。
帰りが何時になるかが解らず、布団干しは断念。
一度羽毛布団をにわか雨に濡らしたことがあり、危ない橋は渡れないのだ。
仕事は特記事項無し。
月初めの土曜日の、いつもの慌しさ。
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何度も見学させてもらっている日本酒蔵に電話をし、月末に酒蔵見学をさせてもらう事にする。
Mの娘と約束をしたからだ。
僕の英才教育の甲斐有って、すっかり酒の味を覚えた娘。
子供の頃に一度連れて行った酒蔵の事を覚えていて、オトナになった今またアソコへ行き利き酒をしたいなどと生意気な事を言うのだ。
看護婦として働き出してからすっかり忙しくなってしまい、互いの休みを合わせることが難しい。
月末はこの子に合わせ、なんとしてでも休みを取らなければならない。
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月末はこの子に合わせ、なんとしてでも休みを取らなければならない。
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花壇の手入れをし、伸びすぎたローズマリーの枝を剪定した。
その葉を捨ててしまうのが勿体無く、塩焼きで食べようと思っていたイサキに散らしオリーブオイルと共に焼いてみた。
うーん、やはりイサキは塩焼きのほうが美味いなあ。
このローズマリーはもともと好物のラム肉を焼くときに使おうと植えたものなのだ。
でも中々その使い方が難しい。
フレッシュな葉よりドライにした方が使いやすいのだろうか?
節電のこと ― 2011年06月06日

写真は昨日、Mと行った某浄水場の見学。
大正時代に作られたこの浄水場では、砂と微生物による緩速濾過方式で飲料水を作っている。
機械濾過が主流の今では都内唯一の方式となってしまったとの事。
20もの広大な濾過池で電力も使わず時間を掛けて、多摩川の水を飲料水に変えるのだ。
そのローテクな光景が、とても心地よく感じた。
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「芒種」
昨夜の叩きつける雨が嘘のような夏日。
最高気温は29度。 エアコンを入れない室内は機器の発熱もあり30度を越えた。
職場用に買った1980円の扇風機が大活躍。
昼に食べた「ガリガリ君」も夏らしくて美味い。
エクセルの作業に飽いて、職場中庭のベンチに座っていたら手を蚊に刺された。
懐かしい痒み。 今年もまた、夏がやってくるのだ。
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帰宅すると、ポストに東電の検針票が入っていた。
この一ヶ月の総使用量は244kWhで4.962円、とある。
時間帯内訳は夜間(23-7)101kWh926円、朝晩(7-10、17‐23)97kWh2.243円、
昼間(10‐17)46kWh1.300円。
この一ヶ月、ずいぶんと節電を意識したけれど昨年同月より9パーセントしか減っておらず、ちょっとした敗北感を感じた。
朝早くに出勤し昼間はほぼ留守だから、帰宅後から就寝までしか節電する時間がないのだ。
今や肩身の狭いオール電化住宅では給湯も料理も電気を使う訳で、節電内容にも限度がある。
便座のヒーターも留守中は切っているし、冷蔵庫も「低」にしたし、外灯は防犯上消したくない。
エコキュートのモードは「夜間のみ湯控えめ」だし、テレビは消費電力の大きなプラズマは使わずLEDテレビを見ている。
独り暮らしでこの生活パターンだと、節電量もたかが知れているなあ。
国が東電管内で消費電力15%削減を達成した世帯にLED電球交換券などの景品を出す制度を始めるらしいけれど、ウチでは難しい気がする。
というか、様々な生活環境が有る中で一律の削減目標を掲げるのは如何なものか。
もともと贅沢に電気を使っていた人にとって15%節電など簡単だろう。
別にLED電球券が欲しいわけじゃないけれど。
ヒマワリと朝顔 ― 2011年06月07日
ヒマワリと朝顔の種を育て、自宅と実家とM宅用の必要量を確保した。
もう少し大きくしたら、ご近所へおすそ分けしよう。
ご自由に、と書いて道端に置いておけば、好きな人が持ち帰ってくれるだろう。
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湿度の高い曇りの一日。
仕事は捗ったけれど、あまり評価されず。
他部署との会議やマニュアル作りや委員会で一日が潰れる。
これは自分の仕事なのだろうか、と疑問に思う作業ばかりが増えてゆく不満。
雑用は仕方ないと理解しても、反面自分の専門を突き詰められないという不安。
昼はランチョン・ミーティング。
会議室が蒸し暑く、居心地悪し。
夕方から職場の非常電源工事が入る都合で残りの仕事を放棄し早めに帰宅。
夕飯前に6キロ強のウォーキング。
庭から玉ネギと茄子を収穫し、茄子はヌカミソ漬けた。
雑巾がけした後の床の感触が大好きなのだけれど、部屋が蒸し暑くそれは断念。
代わりに水廻りをクエン酸で綺麗にした。
久しぶりに風呂に湯を張り、夏用のクール系入浴剤で長湯。
その間に洗濯機を廻し、ベッドシーツの糊付け。
夕飯は油揚げを焼き、玉ネギをスライスし、卵を焼き、生ハムにレモンを絞った。
酒はメイカーズマークのハイボール。
湿度の高い曇りの一日。
仕事は捗ったけれど、あまり評価されず。
他部署との会議やマニュアル作りや委員会で一日が潰れる。
これは自分の仕事なのだろうか、と疑問に思う作業ばかりが増えてゆく不満。
雑用は仕方ないと理解しても、反面自分の専門を突き詰められないという不安。
昼はランチョン・ミーティング。
会議室が蒸し暑く、居心地悪し。
夕方から職場の非常電源工事が入る都合で残りの仕事を放棄し早めに帰宅。
夕飯前に6キロ強のウォーキング。
庭から玉ネギと茄子を収穫し、茄子はヌカミソ漬けた。
雑巾がけした後の床の感触が大好きなのだけれど、部屋が蒸し暑くそれは断念。
代わりに水廻りをクエン酸で綺麗にした。
久しぶりに風呂に湯を張り、夏用のクール系入浴剤で長湯。
その間に洗濯機を廻し、ベッドシーツの糊付け。
夕飯は油揚げを焼き、玉ネギをスライスし、卵を焼き、生ハムにレモンを絞った。
酒はメイカーズマークのハイボール。
マグロの漬け ― 2011年06月08日
昨夜二階の畳コーナーで窓を開けたまま眠り、雨の気配で目が覚めた朝。
5時の気温は17度。
5時の気温は17度。
赤い葉を落とし、すっかり普通の植物化したポインセチアがベランダで濡れている。
畳と雨と、昨夜焚いたジャスミンのお香の匂い。
目覚まし代わりのラジオが点き、ニュースを読み上げる。
それをボンヤリと聞いている早朝のひとときが好きだ。
新聞と昼食用のオニギリとバナナを持ち、車で出勤。
午前中、真面目に顕微鏡の視野を見続け、久しぶりに顕微鏡酔いを起こした。
午後もずっとルーチンワーク。
他部署の某氏が近いうちに相談があるというが、今はまだ話せないという。
少し気になる。
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畳と雨と、昨夜焚いたジャスミンのお香の匂い。
目覚まし代わりのラジオが点き、ニュースを読み上げる。
それをボンヤリと聞いている早朝のひとときが好きだ。
新聞と昼食用のオニギリとバナナを持ち、車で出勤。
午前中、真面目に顕微鏡の視野を見続け、久しぶりに顕微鏡酔いを起こした。
午後もずっとルーチンワーク。
他部署の某氏が近いうちに相談があるというが、今はまだ話せないという。
少し気になる。
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色の悪いマグロを刺身で食べる気がせず、熱湯をくぐらせてから生姜醤油漬けにした。
マグロの漬けって好きなのだ。
酒は青森・陸奥八仙の純米大吟醸。
明日は仕事休み。
Mの息子の進路関係の用事あり。
明日は仕事休み。
Mの息子の進路関係の用事あり。
洗車と修理と ― 2011年06月10日

昨日、Mと2人で洗車に行ったのだ。
まだ新しいMの車は水垢だらけ。買ってからマトモに洗った事が無いのじゃないか。
梅雨の合間の晴れの日で、M宅近所の洗車場はカンカン照り。
僕の車と二台を並べ、下地作りからワックス仕上げまで2時間だ。
汗びっしょりになり、それでも新車のようになった車を見るのは嬉しい。
で、洗いながら僕の車にヘコミを見つけたのだ。
ボンネットの突端の目立つ場所で、なぜそんなところにヘコミが突いているのか解らない。
跳ね石で付いた傷でも無さそうだし、上から何かが落ちてきたのだろうか。
あるいは誰かに悪戯されたのか。
いつ付いたのか解らない直径4センチものヘコミを見付けて、僕自身もヘコんだ。
きっと、もう一台遊び用の車を買おうなどと浮気心を出した罰が当たったのだろう。
ちょっとだけロードスターが欲しくなってカタログを貰った事に、この車は拗ねたのかもしれない。
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金曜日。
湿度の高い曇りの日。
珍しく、イレギュラーの無い平穏な日。
昼休みを1時間取るなどという贅沢すら出来た。
でも、いつもこんな勤務だったら、それはそれでツマラナイかもしれない。
仕事を終えての帰宅路、運転しながらこの車が可哀相に思えた。
以前のようにチョイ乗り用の軽が有るわけじゃ無し、どこへ行くにもコイツが足代わりなのだ。
買ってから一年半での2万4千キロを、ある時は肥料を満載して畑へ、ある時は釣りの足として山へ海へ、ある時は探検と称して未舗装の林道へ。使いやすいがゆえに酷使してしまうのだ。
そして、メンテナンスパックなるものに入ったせいで、自分で面倒を見ることが少なくなった。
以前はオイル、プラグは勿論、車検だって自分でやっていたのにな。
そんな事を考えていたら、あの4センチのヘコミが気になって仕方ない。
やっぱり治そうかな、と以前の車でドアパンチされた時にお世話になった人に電話をしてみた。
板金修理ではなく、デントリペアと言う簡便な方法でヘコミを治す店を営んでいる人だ。
今から来るならすぐやってくれる、と言う。
1時間で修理できると言うので、その作業を見せてもらった。
まるでオペ道具のような専用ツールで、ヘコミの裏から鉄板を押し出す。
やがてそれは、どこがヘコんでいたのか解らないほどになった。
まるで神業だな。
費用は通常の板金より遥かに安い。
塗装にダメージを受けていない小さなヘコミには「デントリペア」は第一選択だ。
キュウリやナスをとって食べる ― 2011年06月11日

小雨の朝。
その小さな菜園では、一月前に植えた夏野菜が育っている。
本物の畑より土質や日当たりは劣るけれど、その分はマメな手入れで挽回だ。
雨に濡れた野菜たちがとても可愛い。
キュウリ2本とナス2個、玉ねぎ1個とアサツキ一握りと青シソ数枚を収穫した。
朝7時前から夕方6時過ぎまで仕事。
発注したはずの試薬が納品されていない事に気付き、でも土曜日で営業所に連絡取れず。
月曜に使うのだけれど、それまでに届くだろうか。 もっと在庫管理を徹底しなければと反省。
図書室でY女史が熱心に勉強していたが、そのカバー付きの本の中身は少女コミックだった。
自宅に1000冊の漫画が有ると言う東大出のYさんに薦められ、一冊借りて読んでみた。
で、号泣。
職場でマンガ読んで泣くなんて、また消し去りたい記憶を一つ重ねてしまった。
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今夜の酒の肴は朝取った野菜を使った。
キュウリとナスとシソの塩もみ。 アサツキの乗った冷奴、オニオンスライス。
他に、牛タンの塩焼きとアサリバター、そしてネギ味噌をはさみ焼きした栃尾揚げ。
仕事が終わったらMがやって来ると言う。
今夜もどうせ遅くまで仕事だろうから、彼女の分を残し呑み始めてしまおうか。
酒は良い吟醸が冷えている。
仕事が終わったらMがやって来ると言う。
今夜もどうせ遅くまで仕事だろうから、彼女の分を残し呑み始めてしまおうか。
酒は良い吟醸が冷えている。
ラッキョウを漬けた ― 2011年06月13日
午前3時頃だったか、何かをきっかけに目が覚めた。
Mの寝返りかと思ったが、彼女は昨日のうちに帰宅していたのだった。
地震かな。
ラジオにもテレビにも速報は入らず、某ネット掲示板でようやくそれを確認した。
こういう時の、「なんか揺れてね?」とか「カタカタきた@練馬」とかいう書き込みの流れに、チャットにのめり込んでいた頃の懐かしさを感じた。
外は土砂降り。
「ラジオ深夜便」を流しながら雨の音を聞いているうちに夜明け。
瓶と缶とダンボールを収拾に出してから車で出勤。
昼、差し入れの「東京ラスク」をバリバリ齧っていたら、左奥歯に鋭い痛みが走った。
以前から疼く場所で、いい加減に覚悟を決め歯科受診するべきだろう。
そこは僕の最も恐れる場所の一つでもある。
午後、他部署のK君から結婚の報告あり。 学生時代から15年の付き合いだったとか。
家も買ったし、なんだか幸せそうでこちらも嬉しくなる。
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Mの寝返りかと思ったが、彼女は昨日のうちに帰宅していたのだった。
地震かな。
ラジオにもテレビにも速報は入らず、某ネット掲示板でようやくそれを確認した。
こういう時の、「なんか揺れてね?」とか「カタカタきた@練馬」とかいう書き込みの流れに、チャットにのめり込んでいた頃の懐かしさを感じた。
外は土砂降り。
「ラジオ深夜便」を流しながら雨の音を聞いているうちに夜明け。
瓶と缶とダンボールを収拾に出してから車で出勤。
昼、差し入れの「東京ラスク」をバリバリ齧っていたら、左奥歯に鋭い痛みが走った。
以前から疼く場所で、いい加減に覚悟を決め歯科受診するべきだろう。
そこは僕の最も恐れる場所の一つでもある。
午後、他部署のK君から結婚の報告あり。 学生時代から15年の付き合いだったとか。
家も買ったし、なんだか幸せそうでこちらも嬉しくなる。
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ラッキョウを漬けた。
といっても今年は不精をし、下処理済みのラッキョウを買ってきて酢、砂糖、赤唐辛子などで作った甘酢に漬けただけだ。
真面目にやろうと思えば泥ラッキョウを買ってきて(あるいは畑で作って)薄皮を剥き、10日ほど塩で下漬けをしてから本漬けせねばならず、それが面倒だったのだ。
でも、漬け終わってからの物足りなさは何だろう。
知る人ぞ知る、泥ラッキョウの皮剥きの面倒さに負けたのが悔しいのだ。
やはり手をかけて下処理からしなければ満足はできないのだろう。
酒と映画 ― 2011年06月14日
出勤途中にセルフのガソリンスタンドに寄り、レギュラーを62リットル給油。
ふと隣のレーンを見たら、見覚えのあるアルファロメオが停まっていた。
小学校の同級生だ。
朝の5時半に、地元から数キロ離れたスタンドで会うなんて。
ちょっと立ち話をして互いの職場へ。
奴も忙しい毎日を送っているらしい。
仕事は特記事項なし。
昼休みにネットで村上春樹のなんとか賞の受賞スピーチを読んだ。
名文だ。
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20年以上前、年上の女性と吉祥寺で「レインマン」という映画を見た。
凄く良い映画だった。ふと隣のレーンを見たら、見覚えのあるアルファロメオが停まっていた。
小学校の同級生だ。
朝の5時半に、地元から数キロ離れたスタンドで会うなんて。
ちょっと立ち話をして互いの職場へ。
奴も忙しい毎日を送っているらしい。
仕事は特記事項なし。
昼休みにネットで村上春樹のなんとか賞の受賞スピーチを読んだ。
名文だ。
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20年以上前、年上の女性と吉祥寺で「レインマン」という映画を見た。
そして映画の後、いつものバーで猛烈に美味いウイスキーを奢ってもらったんだ。
彼女の一番気に入りの酒だというそれは、バランタインのたしか17年ものだったと思う。
ハタチそこそこで酔い潰れずに酒を呑むことがまだ難しい貧乏学生の僕を、その人は名店とも言われるバーに良く連れて行ってくれた。
そこで飲ませてもらった酒の美味さにも、その値段にも腰を抜かしたものだ。
自腹では「つぼ八」や「養老の瀧」で安酒の一気飲みしか出来ない僕が、分不相応な店で珠玉の酒を経験させてもらっていたのだ。
今に思えば恥ずかしい話だけれど。
先日、DVDでレインマンを再見し、やっぱり良い映画だと唸った。
早速入手し、ストレートで呑んでみた。
素晴らしく芳醇で完成された命の水。
あの時、腰が抜けるほど美味いと感じたのは気のせいじゃない。
あの時、腰が抜けるほど美味いと感じたのは気のせいじゃない。
あれからの20年で相応に劣化しまった僕だけど、上等な映画や酒はいつまでも色褪せない。