桃の花2019年04月09日

今年も桃の花を見に、山梨をウロウロとしてきた。
いつもの場所にいつもと変わらない春が来て、それをまた見に行く。
小さいけれどそんな事が幸せなのかな、と思う。


少し風が強かったけれど、ポカポカと暖かくいい気分。
畑の間の細い道を、屋根を開けて走る。
桃と菜の花と堆肥の混じったような、つまり春の匂い。


気に入りの場所。
手前の芝山は5世紀ころの古墳で、鉄器の副葬品が出たとのこと。
桜はまさに満開。
この高台からは甲府盆地が一望できる。
その向こうに南アルプス、八ヶ岳、そして北アルプスまでが遠望できる。
まさに絶景。
Mはその景色が好きで、もし引っ越すならここが良い、何て言っていた。



桃の花は綺麗だ。
でも、花が咲く前の摘蕾。
そしてこれからは摘花、受粉、摘果、袋掛けと気の遠くなるような作業が続く。
その結晶として、あの桃の美味さが有るんだね。
今度は桃狩りの頃、また来よう。
真夏の盛り、暑いことで有名なこの辺で桃狩りをするのが好きなんだ。