また、秩父2018年11月08日

紅葉でも見に行こうかと、Mとドライブ。
夕方から会議だから、遠くへ行く事は出来ない。
それなら秩父が良い。
先月も行ったばかりだけれど、秩父はいつ行っても良い。
急ぐことも無いから、高速じゃなく峠を越えて行こう。

青梅街道から成木街道に出た。
川沿いをゆったりとうねる道。
小さな集落と、紅葉の山。
僕は青梅から成木、名栗、山伏峠を越えて正丸に出るこの道が大好きなんだ。


2時間半走って、秩父着。
蕎麦が美味い秩父で、しかも新そばの季節だ。
もう少ししたら新そば祭りも開かれるその地で、でもカツ丼を食う。

わらじカツ丼という、この地の名物。
カツを甘辛のタレに漬けた丼で、一度食べると癖になる。
色々なお店で食べたけれど、僕は安田屋が好きだ。
建物の外見はちょっとアレだけど、行列の絶えない人気店。
今回はちょうど開店時間で、ほとんど待たず席につけた。


懐古趣味ではない本物の古びた店内を見まわしているうちに着丼。
備え付けの山椒をふりかけて食べるんだ。
これこれ。
カツを甘辛のタレに漬けるなんてクドそうだ。
未経験だった頃はそう思っていたけれど、これがパクパクと食べれちゃう。
パクパクと言うか、バクバクと一気呵成に食べてゆく。

丼に二枚のカツが乗っていて、食べ切れなければ持ち帰っても良い。
でもいつも最後まで食べてしまう。
今度こそ一枚分をビールの友に持ち帰ろう、と思った。
でも我慢できず、気付けば最後まで食べていた。


この前来たときは祭りでごった返していた椋神社。
今日は他に参拝者も無く、長閑だ。
黄葉しているのは無患子(むくろじ)の木。
繊細な葉と、数珠や羽根つきの玉に使われる実。

御朱印を頂き、車を置いて近所を少し歩いた。


祭りからまだ半月しか経っていないのか。
農民ロケットと言われる巨大な打ち上げ花火を次々と飛ばした龍勢櫓。
あの熱狂が嘘のように今日は静かで居心地のいい場所。
櫓の下まで登ってみた。
あの時の火薬の匂いがまだ残っているような気がした。


旧秩父橋から荒川を見る。
向こうの工場は秩父セメント。
ここは某アニメの聖地で、一時期はコスプレした人が記念写真を撮ったりしていたっけ。
この頃はもう来ないのかな。

お遍路さんが数人、橋を歩いて行った。
そう言えばこのすぐ近くに、20番札所が有ったっけ。
僕がここで札所巡りをしたのは12年前。
いつか時間に余裕が出来たら、ぜひまた歩いてみたい。


秩父へ行く理由の一つは、これでもある。
武甲正宗。
260年前に創業した古い酒蔵で、以前蔵の中を見学したことも有ったっけ。
今回は13代目蔵元に選んでもらった本醸造の新酒と純米ひやおろしを買った。

夜、龍勢会館で買ったしゃくし菜漬け、
ナスやショウガを練り込んだ味噌の「おなめ」、
秩父名産の新そば。
そして何より、武甲政宗。
質素だけれど、秩父尽くしの贅沢な夕飯となった。

来月は、秩父夜祭


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