犬の夜鳴き2018年10月27日

この頃、犬の夜鳴きが続く。
夜驚(やきょう)症とは違うのだろうけど、夜中に突然起きだして暫く鳴いている。
悲しげに、子犬のような声で、何かを探すように鳴く。
何か夢でも見て目が覚めるのだろうか。
夜になると寂しくなるのだろうか。
それとも、痴呆の症状か。

そんな15歳の犬を、宥め落ち着かせ寝かしつける。
この頃、夜中にそんな事で起きていることも多い。
父が可愛がり、父が居なくなってからは母が溺愛した犬。
そして母も居なくなり、今では僕の家で過ごしている。
飼い主が居なくなるたび、食欲を無くし痩せ細った犬だ。
すっかり老いてしまったけれど、どうか最晩年を居心地よく過ごしてほしい。
この犬を見ていると、亡くなった両親を思い出す。


季節がまた進み、趣味の畑では植え付けや種まき作業はそろそろ終わり。
昨日は最後の種まきとして三つ葉を蒔いた。
陽の短くなるこれから、平日の畑作業はヘッドランプを点けて行うことになる。
自宅では菜花、春菊、小松菜、小ネギ、リーフレタスが発芽済み。
それらの世話を、仕事から帰ってヘッドランプで行うのだから好きモノだと思う。

自宅の畑はこれからの季節、陽当たりが悪く作物の生育は悪い。
だったら日当たりの良い埼玉の畑で作ればいいのだ。
でも、目の前で野菜が育つのを見るのが楽しくてつい植えてしまう。
出勤前のひと時でも、そんなものを見ると元気が出るんだ。