金木犀かおる2018年09月14日



秩父最奥地の三峯神社。
狼の狛犬。
ここへ行ったのは三度目だけれど、いまだゾクゾクするほどの感動が有る。
その正体が知りたくて、きっとまた行くんだろう。

金木犀の香りが漂いはじめた。
今年、僕の金木犀はほとんど花芽を付けていない。
来年以降にまた勢力を取り戻すため、春先に半分以下にまで切り詰めたから。
寂しいと思う反面、これからの成長が楽しみでもある。
僕の家で最後まで残った大きな樹だもの。
大切にしたい。

一週間ほど前から東京の日没は17時台。
もう夕方はあっという間に夜になる。
犬との夕方の散歩はすでに暗い時間になっている。
もう少しすれば朝のそれも夜明け前に歩くことになる。
季節は移ろい、明け方など肌寒さすら感じるほどだ。
暑い暑いと文句を言った今年の夏も、こうして果てた。
また冬が来て、やがて夏が来る。
その繰り返しだ。

気候が良くなると外で過ごしたい。
晴れた休日など、山歩きだってしたい。
畑も秋の農繁期。
玉ねぎも白菜も、早く植えなくっちゃ。
もっと時間が欲しいな、と思う。
自由に使える時間がもっとあれば、あれもこれも出来るのに。

明日は父の命日。
寿司と酒を買って帰ろう。