10年2018年09月09日

親父が倒れた日。
そのまま意識も戻らず、6日目の朝に逝った。
もうあれから10年経つのか。

あの日を境に何もかもが変わってしまった。
突然に始まった沢山の悲しみとゴタゴタと。
父が愛した犬はそれらのすべてを知っている。
そして10年分老いて、今は僕の足元で丸くなって眠っている。

あの子犬だった黒柴が、もうすっかり白髪になってしまった。
10年とはそんな時間。
僕も歳をとった。