陽が短くなったこと ― 2018年08月15日
母の実家に行ったとき、海辺にずっと車を停めていた。
海は荒れていた。
風に舞った波が潮の結晶となり、車体でキラキラ光っている。
キレイ、なんて言ってられない。
はやく洗ってやらないと。
昨日、職場から早めに帰り自宅で車を洗った。
でも作業が終わる前に日没。
もうこんな時間に暗くなるのか。
いつの間に、こんなに陽が短くなったのか。
調べると、東京の日没は18時33分。
この一月で30分近くも早くなっているんだ。
昼時間も約1時間短くなった。
太陽高度は低くなり、影が長くなる。
嗚呼、季節が移ろう。
予報では週後半の雨の後、上空に冷たい空気が流れ込んでくる。
記憶に残る今年の酷暑も先が見えたろうか。
平成最後の夏、という言葉を耳にする。
平成元年は1989年。
僕が社会人になったのは1991年だから、
まだまだ学生時代がずっと続くと勘違いしていたあの頃だ。
あれから30年近くが経って、僕の回りから多くのものが喪失していった。
これだけのものを亡くし、僕には何が残っているだろう。
そんなことを思う平成最後の夏。
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