雑巾ロボットが暖房を入れること2018年03月10日

はじめて自宅にロボット掃除機を導入したのは何年も前。
実家の母の介護が大変で、自分の家の掃除などとても手が回らなかったからだ。
そして買ったルンバは僕にとって想像以上に良いものだった。
出鱈目に動いているように見える。
掃除が終わってもゴミが残っている。
うるさい。
でも、一度の掃除で綺麗にならなくても、ルンバなら週に何度も稼働させられる。
音だって、留守の時に動かせばいい。
結果として、家はいつも綺麗になった。


それに気を良くし二年前に買い足したのが、雑巾ロボットのブラーバ。
ルンバがゴミを吸い込み、ブラーバが雑巾で仕上げる。
手の届かないベッドやソファの下だって、この組み合わせでピカピカだ。
夜中に鼻炎で目が覚める頻度も減ったし、なにより自分で掃除機を掛ける面倒がない。

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そのブラーバ。
掃除の後、洗面所が暖かくなっていることが何度かあった。
はじめは気のせいだと思っていたんだ。
それが先日、その瞬間に遭遇した。
ブラーバが廊下から洗面所に入る。
そしていつもの前後運動で床を拭いている。
すると洗面所の暖房が起動し、温風を吐き出したのだ。

ブラーバは、本体と別体から構成される。
小さな立方体の別体から天井面へ赤外線が照射され、
ブラーバはその反射を観測し、自分の居場所を測位しているんだ。
その赤外線のやり取りが、洗面所の暖房機器を動かしている。
暖房のスイッチも赤外線リモコンを使っているからだ。

暖房にはタイマーがセットしてあり短時間で停止する。
だから今まで気づかなかったんだな。
改めて読んだブラーバの説明書にも、他機器の誤作動について記載されていた。
これは僕が迂闊だったのだ。
洗面所の暖房、リモコンのコードが変えられるかな。
出来ないなら、受光部に細工するなどして誤作動を防止しなくっちゃ。
それにしても驚いた。
だって、雑巾ロボットと洗面所の室温を関係付けるなんて無理な話だ。

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