久しぶりにラー博2017年07月14日


久しぶりに、新横浜の「ラーメン博物館」へ行ってきた。
ここが出来たのはいつ頃だったかな、と調べたら1994年。
もうそんなに経つのか。

オープン直後に初めて行ったときは驚いた。
だって昭和30年代の街並みが再現されていて、
その中に全国の名店が軒を連ねているんだから。
今では食のテーマパークって増えているけれど、その先駈けだったんじゃないのかな。


ミニラーメンが有るのも良い。
せっかく美味しい店が揃っているのに、一杯で満腹になったら勿体ない。
大道芸を見たり、懐かしい駄菓子屋で買い物したりして腹ごなししながら、
小さなサイズで何杯か食べたい。


沖縄・通堂。
左が焦がし醤油ラーメン、右は通堂おんな味(塩)
沖縄ラーメンと言っても、いわゆる沖縄蕎麦じゃない。
昆布と鶏のスープが美味くて焦がし醤油の風味も、優しい塩味も素晴らしい。
麺はツルツル。


ドイツ・無垢。
ドイツで人気のお店らしい。
これが面白いラーメンで、麺は太く食感もまるで生パスタのよう。
スープは二層になっていて、上面にバーミクスでムース様にした魚介スープ。
下層は豚骨系のやや重いスープ。
混ぜずにそっとレンゲですくうと両方の味が楽しめる。
炙りチャーシュも美味しかったし、僕はこれが一番気に入った。



利尻島・味楽。
手前が塩、奥が醤油。
利尻昆布と鶏の、意外と濃厚なスープは滋味と言うべき味。
縮れた麺の食感が良く、具材としてのっている利尻昆布も美味し。
Mはこれの塩が一番好みだと言った。

僕はこの三杯で腹いっぱい。
Mはまだ食べられるなんて言っていた。
あの小さな体で、僕よりたくさん食べるからなあ。
「札幌すみれ」の濃厚な味噌ラーメンに未練を残しつつ、今日はここまでにしよう。

やっぱりラ博は面白い。
ここは定期的にご当地ラーメン店が入れ替わる。
次回はぜひ僕の地元が発祥となった「油そば」を入れてほしい。
あの汁無しラーメンは、もっと評価されて良いと思うんだ。