冬野菜を食べる2017年02月12日

寒く、そして風の強い日々。
次の季節がそこまで来ているのは解っている。
でも、どうしてもそれを疑ってしまう。
春よ、本当に近づいているのか。
日は長くなり、風に沈丁花の匂いが混じる。
しかし地上はまだ冬が覆っている。

それでも春を迎える準備は怠らない。
この連休中は畑作業に没頭した。
枯れた作物を引き抜き、雑草を刈り、そこに堆肥を撒く。
耕運機の手入れもする。
エアクリーナを掃除し、オイルを替え、ガソリンを入れる。
久しぶりでも一発で始動するのはさすがホンダの4サイクルエンジンだ。

土を耕す行為は、とても気分が良い。
冬の間に硬く絞まったそれをフカフカのベッドに変える。
懐かしい堆肥の匂い。
懐かしい土の匂い。
やがてまたそこで野菜たちが育ち始める。
今年は何を作ろうか。

自宅の畑はこれで作付けまでやることは無い。
埼玉に借りている畑にはまだ大根や白菜が残っている。
それらを消費しなければ耕運機を入れる事が出来ないのだ。
だからせっせと食べる。
今夜はブリ大根と白菜のクリーム煮。