犬のこと2017年01月07日

朝5時、犬と散歩に出た時の気温はマイナス2度。
東京の日の出は6時51分。
その時間には職場入りし、12時間ほど仕事。
昼食は大勝軒でラーメン。
冬晴れの穏やかな土曜日。

通勤時間や帰宅途中の買い物を入れたら、自宅を留守するのは14時間ほど。
それだけの時間、犬はトイレの我慢ができない。
いや、以前はそれが出来ていた。
でも、この頃の彼女はケージ内でチビル事が多くなった。
オシッコが近くなったのか、我慢ができなくなったのか、水を飲みすぎるのか。

僕としては、ケージ内にオシッコしてしまっても全く気にしない。
トイレシートを交換すれば良いだけの話しなのだ。
気にするのは犬の方だ。
帰宅するとすぐに解る。
今すぐ、この汚れたトイレシートを替えてくれと悲痛な声を出すからだ。
彼女は自分の居場所が汚れる事が耐えられない。
これまで、そんな粗相をすることが無かったのだから。
13歳になって、今さらそれまでの習慣を変える事は難しいのだ。

その表情を見ると切なくなる。
家人が居れば、昼の間散歩にも連れて行けるだろう。
トイレだよ、と教えてくれる犬に応える事が出来るだろう。
でも、独り留守番をする犬にそれは叶わない。
両親が居た頃は昼の間預ける事が出来たのに。
今はただずっと、僕の帰りだけを待っているんだ。

ようやく正月前後の慌しさからも開放される。
年明けからずっと忙しかったけれど、明日明後日は連休できそうだ。
Mは夜勤だし、久しぶりに予定の入っていない休日。
でも天気は悪そうだ。
それならいっそ、家で犬と遊んでいようか。