カブを煮た2015年02月20日

何度やっても人前で話す事が好きになれない。
しかし、勤続年数を重ねるごとにそういう仕事が多くなる。
数年前から職場内の「教育委員会」などという厄介な役割を兼ねるようになった。
そして、ますますそんな機会が増えるんだ。

今週は1時間半枠の講習を3回受け持った。
評判は知らないけれど、なんとか無事に終わらせて安堵する。
そして本来の仕事が全く捗っていない事に気づく。
講習などどんなに頑張っても、ルーチンワークが減る訳じゃない。

昨日は自宅にMが来て、夜遅くまでPowerPointに苦戦していた。
彼女もまたある発表を控え、睡眠時間を削って奮闘している。
デスクトップとノートPCの二台を並べて夜なべして、2人で夜中に大きな溜息をつく。
明日もう一日頑張ったら、日曜日は仕事を忘れて放心しよう。
そしてまた月曜日から月末の混沌へ突入だ。

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庭の畑が少しずつ春の表情を見せてきた。
菜の花が蕾を付け、白菜が塔立ちし、早くも雑草が芽を出し始めている。
もう少ししたら耕運機を入れ、夏野菜の準備をしよう。
それまでに、今植わっている野菜たちを食べてしまわなければ。

今日はカブを5つほど抜いてきて、鶏の挽肉と餡かけにした。
小松菜は缶詰のアサリと共に辛し和え。
キャベツはザクザク刻んでそのまま食べてしまおう。
冬の間は日当たりの悪いあんな小さな畑なのに。
寒さを嫌って手入れもせず放置していたのに。
温かなカブを食べながら、畑って本当に良いものだなと唸ってしまう。