河豚は美味いが2014年11月11日

朝から気温は殆ど上がらない。
灰色の低い雲から小糠雨散る陰鬱な火曜日。
毎朝繰り返す散歩掃除ゴミだしの後、雨に濡れて自転車で出勤。
夕方から職場のエライ人達との食事会があり、酒を呑むので車通勤が出来ないからだ。

仕事は特記事項なし。
と言うか、毎日それなりに色々有るけれど特記に値しないというか。
要するに今日も何とか無事に勤め上げたと言う事だ。
そんな毎日が飛ぶように過ぎる。
カレンダーを見ると、今日は11日。 
もう今月に入って11日も経ったのか。
いや、今が11月だと言う事に、いやいや今が2014年だという事に驚いたりもする。
まるで何かの罰ゲームであるかのように、時間だけがとうとうと流れる。
それは与える事はせず、大切なものを次々奪ってゆく。
僕は今残っているものを奪われないように、ただそれだけ考えながら生きている。

夜、某高級店で食事。
職場のカネで職場のエライ人たちと。
河豚は確かに美味いんだろう。 
獺祭も間違いなく美味いはずだ。
でも居心地の悪さがそれを楽しめなくする。
これなら自宅でする独り鍋のほうがずっと酒を楽しめるだろう。

小屋で待つ犬が気になって早めに帰宅。
しんと静まり返ったこの家が好きだ。