落花生の塩茹で2014年11月01日

朝7時、職場の自室に入ると予定記入用ホワイトボードが書き換えられていた。
月が替わったのか。 もう11月なのか。 来週には立冬なのか。
にわかに信じる事が出来ない。 
夏はいつ終わったんだ。 秋ももう往くのか。
昏睡患者が目覚めたかのように、その間なにをしていたのか思い当たらない。
季節の移ろいに違和感を感じながら、それでも今日も腑抜けのように生きている。

牧師に電話をし、招天者合同礼拝の欠席を決める。
今はまだ葬儀の記憶が生々しくて、教会での式に出る気がしない。
今後、教会との付き合いをどうすれば良いか。
関東大震災直後、神に帰依した祖母以来の付き合いなのだ。
合同礼拝では親族6人の写真が並び、名を呼ばれる。
今回、そこに母の写真も加わった。
その事をまだ上手く整理出来ないうちは、あの礼拝堂に入る事が出来ない。


仕事は特記事項なし。
帰宅後、昨日畑から掘り上げてきた落花生を茹でる。
母の実家辺りで普通に食べられている生落花生の塩茹で。
懐かしい風味に様々な思い出が重なる。
いつもこの時期に母と食べたそれを、今年は独りでつまむ。


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