事後処理2014年06月30日

昨日、埼玉に借りている畑の手入れをした。
ジャガイモの植え付け以来ほとんど放置していた畑はジャングルそのもの。
肥沃な畑を荒らしてしまった後悔と、どうしようもなかったのだという諦めと。
雨降る中、2時間ほど大汗をかいての草むしり。
夏野菜植え付けにはすでに遅く、落花生の種を蒔いて帰宅。
それだってとうに適期を過ぎ、晩秋の収穫に間に合うかは微妙なところだ。

今朝、庭の隅に穴を掘りヌカ床を破棄した。
1年以上も全く世話をしていなかったヌカ床が腐敗し、嫌な匂いを漂わせていたからだ。
元は祖母が作っていたものを僕が受け継いで以来の10数年間、毎日手入れしていたものだ。
大切なヌカ床を駄目にした申し訳ない気持ちと、どうしようもなかったのだという諦めと。
畑や漬物樽の世話をする余裕など、ここ暫くはまったく無かった。

夜、5年前の書類を床下から引っ張り出し整理する。
父が逝った後にまとめた相続資料だ。
もう二度と見たくは無いとガムテープで密閉した段ボール箱を開けた。
そしてあの時自分が処理した作業のおさらいをする。

それもこれも、母の件の事後処理だ。
いつの間にか6月も往く。
今年はすでに半分が終わったのだ。
覚めない夢の中に居るような毎日だったけれど、そろそろ僕も目を覚まさなければならない。
それにしてももう7月が来るだなんて、信じ難い気分だ。