今日も明けた2014年04月27日

仕事から帰って実家の玄関を開けると、灯りも点いていない暗い廊下。
母が熱を出し寝室で臥せっているからだ。
朝起きて実家へ行き玄関を開けると、ブーンと低く唸るモータの音。
母の体調が少し良くて自分で洗濯をしているからだ。

そんな事に一喜一憂を繰り返しながら、日々を暮らす。
今日はどんな日になるのか。
明日はどうか。
それを気に病んでも、僕に出来ることなど殆ど限られている。
出来ないことを受容する諦めが必要だと人はいう。
でも僕にはまだ、出来ることと出来ないことを区別するだけの勇気が無いのだ。

4月27日、温かな南風が心地よい日曜日。
また一つ夜が明けた。
母にお茶と柏餅を用意する朝。