ストーブを出した2012年11月01日

昨夜、休肝日。
簡単に夕飯を済ませた後、ダラダラと間食しないようにココアを作って部屋を移動した。
食後いつまでもリビングに居るから食べてしまうのだ。
読みかけの本は大量に有るし、眠るまでの短い時間を一階で過ごす。
普段使わない火の気の無い部屋は寒くて、ワンコと抱き合いながら本を読んだ。

FMのニュースが寒波を告げる。
週末に掛けてますます冷え込み、土曜日は都心でも最低気温が一ケタになるという。
そう言えばボンヤリしているうちに10月は往ってしまったようだ。
どうりで金木犀は散り桜も葉を落とすわけだ。

ラジオの話題はやがて、「炉開き」に移った。
それは茶道の言葉だけれど、一般には冬を前に囲炉裏や火鉢の準備をする事を指すという。
そう言えば衣替えもまだだし、ウチもそろそろ冬備えをはじめようかと夜中に活動を開始した。

Mが買ってくれた羽毛布団、通勤用のダウンジャケット、バイク用の皮ジャケット。
加湿器を出し、浴室と脱衣所ヒーターのフィルターを掃除し、暖房便座のスイッチを入れた。
エコキュートと外灯の設定を変え、バルコニーの観葉植物を取り込み、入浴剤も点検する。


そしてなによりストーブだ。
床暖やエアコンでは物足りなくて去年買った、古風な対流式ストーブ。
かすかな灯油の匂いが懐かしく、橙色の火が揺れるのを見るだけで温かな気持ちになってくる。
これがあれば、今年も冬を乗り切れそうな気がするんだ。
少しだけ試し焚きをしたらもう嬉しくなってしまった。

うーむ2012年11月02日



風邪ひき4日目。
アタマは痛いし、微熱も下がらない。
今朝も薄暗い時間から出勤。
そして、明日も仕事。
 

ようやく回復2012年11月05日

灰色の月曜日。
天気は西から下り坂。

一週間居座った風邪はようやく治ったようだ。
体調が悪いとジョギングも出来ず、体よりむしろ気持ちが萎えてしまう気がする。
やはり仕事と家の往復だけでは駄目なんだ。
iPodを持っての夜のジョギングが自分にとって大切な時間だということに今更気付いた。

前回の休みが10月28日で昨日の日曜日は午前中の3時間だけ出勤。
今週は月-土と完全に予定が詰まっているから次の休みは11日か。
体調悪い中13連続出勤の挙句、有給もっと取れとか言われるのだから腹も立つ。

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でも、昨日の午後は久しぶりにMと山歩きをしたのだ。
山と言っても「となりのトトロ」の舞台となった狭山丘陵。
そこは広大な都立公園で、よく整備された遊歩道の散歩が楽しい。
オニギリとお茶を持ってこんな場所へ行けば生き返る事が出来る。
里山の力って凄い。





2012年11月06日



雨。
朝、どうしても今日に立ち向かえずベッドの中で身悶える。
出勤できたのは普段より2時間遅い8時だ。
その後も体、思考共に働かず。
何かを頑張ろうとか、良い結果を出そうとか、誰かの役に立とうとか。 
そんな気持ちがまったく湧かない一日。

闘争欲も金銭欲も顕示欲も物欲も食欲も無し。
有るのはただ、睡眠欲のみ。
いや、酒欲を少し感じるが今日もまた休肝日。



立冬2012年11月07日

4時45分に鳴り出した目覚まし代わりのラジオの話題で、今日が立冬だという事に気が付いた。
立冬だなんて、やはりこの頃の寒さは気のせいじゃなかったんだ。
今日から立春までが冬。 
その立春は来年2月の4日だ。 待ち遠しいな。

夜のうちに雨は止み、霧の朝。
5時の気温は11度。 東京の日の出は6時8分。
深呼吸すると冷たい霧が肺に心地よい水曜日の朝。

仕事は特記事項無し。
今年もまた職員旅行の季節で、海外班は来週からシンガポールだったかインドネシアだったか。
国内班は三重に行っているが、現地から伊勢海老を宅配便で送るとの連絡あり。
そんなの来たら、今週はずっと禁酒するという誓いが崩れるじゃないか。
仕方がないから、吟醸酒とスダチを揃えて届くのを待ってやるけど。

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今度の日曜日は雨の予報。
二週間ぶりの休みに天気が悪いと、布団を干す事が出来ないのだ。
洗濯は雨でもするが、陽に干し膨らんだ布団にもぐり込む幸せは休日の夜ならではのもの。
今日のような晴れの日に干せれば良いのだけれど、布団を出したまま出勤するわけにもゆかぬ。

そんな事を話していたら、新婚のTちゃんが布団乾燥機の至福をとくとくと話してくれる。
最近のは衣類や靴も乾かせるし、ダニや花粉対策にも有効なのよ。
なにより、天気も季節も関係無しにいつでもフカフカの布団で寝られるんだよ、と。
やがて話しは新婚生活の楽しさに移り、なんだか聞いている方まで嬉しくなってくる。

新婚生活か。
僕にもそんな選択肢は有ったのだろうか。
今となってはもう解らない。

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夜、カボチャを食べる。
一人じゃカボチャなんて煮ないでしょ、とタッパーに入ったものを職場で貰ったのだ。
カボチャなんて自分の菜園で苗から育てるし、煮物はもちろん、スープだってサラダだってカボチャカレーだってカボチャグラタンだって作るわい、など言いたいところを堪えて美味しく頂く。

明日も早出。


休肝日のこと2012年11月08日

今日はやる事が多いから頑張ろう、など思いつつ早朝に自転車で出勤。
でも怒りを通り越し脱力するような出来事が連発し、フニャフニャに萎えた。
もう良いや、とロボットのように黙々と仕事。
昼は1時間も外出し、定食屋で一番高い上ヒレカツ定食を喰ってやった。

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Mが我慢の限界のようで、転職の相談あり。
経営者と部下の間で窒息しそうな師長の立場から逃げたいという。
あの人が泣くのを見てこれは相当行き詰っているな、と思う。
転職には反対しないし、経験豊富な看護婦だからそれは容易だろう。

でも、劣悪な環境の中で重ねてきたものを放り出す事がどうしても勿体無い気がしてしまう。
すべて満足できる職場など有りはしないのだし、結局は落とし所をどこに見つけるかだ。
それは僕にも当てはまる。 それが解っていても足掻いてしまうのだけれど。
小欲知足には程遠い。

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休肝日って、僕レベルでは殆ど意味が無いのではないかと思ったりもする。
肝機能の数値も気にするほどではないし、脂肪肝も無い。
酒での失敗もないし、まあたまに呑みすぎたときに記憶が危うくなるくらい。
そもそも肝臓を休める、と言う事の科学的な根拠は希薄で、酒は呑むか止めるかなのだろう。

酒を呑まない夜は他の事が出来る。
例えばジョギングだったり読書だったり雑多な家事だったり。 
でも酒を呑まずに遣り繰りしその為の時間を作っても、高が知れている。
非常に限られた自由時間のパイを奪い合うだけだ。
挙句に寝つきが悪くて眠剤かわりにレスタミンコーワ飲んだりして。


など思いつつ、今夜も酒はなし。
写真は春菊と柿と蒟蒻の白和え。
庭の春菊と実家の柿が豊作だったもので。



夜のドライブ2012年11月09日

酒を呑まない夜は車の運転ができるのだ。
昨夜、なぜか自宅に住みついている古いフォードで徘徊していたらMのマンション着。
電話したら出てきてくれる。
そのまま深夜のドライブに出た。

東京は嫌いだけれど、唯一夜の都心を流すのが好きだ。
目白通りを豊玉で曲がって環七。 
大和陸橋で早稲田通りから高校時代によく遊んだ辺りを通り靖国通り。
お堀端で以前半年以上入院していた病院を眺め、皇居を廻り、国会手前から赤坂。
迎賓館前から新宿へ出て、Mの昔の職場を探し吉祥寺近くまで帰ってきた。
やはりドライブは楽しいね。

ちょっと腹が減ったと言って、深夜までやっている店で汁無し坦々麺を食べた。
で、直後に悲劇的なほどの腹痛。
辛いものが好きなのに腹が弱い。 調子に乗って粉山椒をかけ過ぎたのがいけなかったんだ。
這うように、まさに這う這うの体(ほうほうのてい)で帰宅してベッドで丸くなる。
そのまま眠っていた。

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朝4時45分起床。
腹具合は今一つだけれど、ワンコとの夜明け前の散歩が楽しい。
さっきまで遊んでいた感覚があるけれど、事実4時間前まで遊んでいたのだ。

仕事はそれなり。
新しい顕微鏡の導入を画策し、とりあえず隠密でカタログを取り寄せる。
やはりこう言うものは後々を考えて一流メーカーのもの。 ニコンかオリンパスが良い。
今使っているのものは性能はいいけれど、機能拡張しようにもすでにメーカー代理店が撤退し部品の入手が艱難なのだ。

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凄い勢いで昼が短くなっている。
東京の場合、今朝の日の出は6時10分、日没16時39分、昼時間は10時間29分だ。
今年の冬至は12月21日で、その頃の昼時間は僅か9時間45分で太陽高度はたったの31度。
これからまだまだ夜は強くなる。
もう冬眠してしまいたい気分だけれど、冬の本番はこれからなんだ。


夜は「今週いっぱい休肝日」の禁を破る予定。
なぜって、活き伊勢海老が自宅に届いているからだ。



耕運機整備の覚え書き2012年11月11日

西から迫る雨に濡れる前に、庭の畑の夏野菜撤収を終える。
その後、堆肥を漉き込み畑の天地返し。
これで夏野菜用の畑は暫く休眠に入る。

秋冬野菜の生育は順調。
そろそろ落花生も収穫か。

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HONDA・F210型耕運機。
症状はアイドリングせずアクセルオンでハンチングを繰り返す。

1)エアクリーナを取り外し、6ミリボルト三本で固定されているエアクリボックスを取り外す。
2)燃料パイプ、チョークレバーの取り外し。
3)フロートチャンバのボルトを外し、フロート抜き取り。
4)メインジェットの取り外しと溶剤での洗浄。
5)フロートバルブとOリングのチェック(ガス漏れ対策)
6)今回はパイロットスクリュの分解はせず。
7)全てのパーツをエアで吹いた後、再組み立て。

キャブ内にかなりの塵埃あり。
今後、保管時はガス抜きだけでなく、埃対策でチョーク及びリコイルスタータを引いておくこと。


ワンコ忌2012年11月12日

朝5時に起きた時の気温は12度。
小糠雨の月曜日。
夜明け前の灰色の中で、隣家の庭に咲く大輪の菊が鮮やかだ。

ボンヤリと暦を見ていて、今日が僕のワンコの命日だと気付く。
あれは2004年だった。
素晴らしく勇敢な柴犬だったな。
その前、幼稚園の頃に飼っていた紀州犬が逝ったのも11月。
今のワンコには11月に気をつけろと言っておかないと。

車で出勤し、ルーチンワークを黙々とこなす。
昼食は某所で手に入れた「陸上自衛隊・戦闘糧食Ⅱ型」 
午後、インフルエンザワクチン、感染症会議、実習学生相手に講義。
先日の伊勢海老に続き、職員旅行国内班より土産に鯨の干し肉を頂く。
これも良い酒の肴になりそうだ。

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どこかへ紅葉でも見に行きたいものだ、と昨夜Mと話す。
今度の水曜日、彼女は久しぶりの休みなのだ。
僕も溜まりきった公休をそれに合わせて取れる可能性が僅かにあり、明日はその為に早出。

それにしても、互いにもう少し余裕の有る生活を送りたいものだ。
僕はまだしも、Mの勤務様態は明らかに骨身を削っている。

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「豆モヤシ」
モヤシを5-6分茹で、好みで味付けするだけ。
僕は粉末だし、ごま油、ラー油を使う。
モヤシは少し高い豆付きの物が美味い。
これだけでビール一本はいけるけれど、残念ながら今夜は休肝日。



昨日の山行き2012年11月15日

起床時の外気温は5度。
厚着してワンコと散歩をする。
季節天気を問わず、ワンコとの散歩は毎朝5時前後。
この前まで朝日を浴びながら歩いたのに、今は黒い柴犬が夜明け前の闇に溶け込んでしまう。

洗濯物を干し、温めた牛乳を飲んでから自転車で出勤。
手袋の指先に穴が開いていて、そこから進入する風が冷たい。

仕事は特記事項無し。
昼に食事に出たら、いつも食べていた定食屋が潰れていて驚愕。
うな垂れてコンビニのオニギリを買った。

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仕事が続くと黒くてドロドロしたものがアタマの中に溜まり、気持ちが萎えてくる。
だからたまの休日には、どうしても昇華が必要なんだ。

昨日、久しぶりに山歩き。
残業していたMが、日付が変わってようやく僕の家へやって来る。
そして数時間眠っただけで5時過ぎには起きて出掛けるのだから、彼女にとっても山歩きは精神のバランスを取る為に必要な行為なんだろう。
でなければ、10日ぶりの休日に誰がキツイ思いをして山になど登るものか。


外環道で夜明け。
三郷JCTで常磐道に出て土浦北で下りた。
125号線を暫く走ると今回の目的地、筑波山が見えてくる。



これがそれ。
関東平野の北東の端に位置し、山頂からの展望には定評がある。
男体山、女体山からなる双耳峰(二つのピークを持つ山)。


紅葉の登山道を歩く。 
と言っても真っ赤になる樹は少なく、ブナ等の黄変する紅葉だ。
前をゆくのは冬装備で着膨れたM。


筑波山は岩の山。 斑れい岩と言う硬い深成岩が主で、ゆえに奇岩で有名な山でもある。
登山道をゆくにしたがい、その岩が目を引くようになるのだ。
これは「弁慶の七戻り」。  かの弁慶でもくぐるのを躊躇したといわれる所。



二艘の船のように見える「出船入船」。


高さ15メートルの「大仏岩」。


ガマガエルに似た「ガマ石」。
その口の中に投げた石が入ればお金持ちになれるとの事。
もちろん、入るまで投げ続けた。


良く整備された登山道だけれど、結構きつい場所も有る。
両手で鎖を持って登るのだ。


その鎖もサビていたり、石が浮いていたりもする。


ようやく辿り着いた頂上(女体山)。
地球の丸さを実感できるほどの眺めに感嘆する。

しかしここにはロープウエイが運行されているんだ。
たった6分、サンダル履きでこの場に立つ人。
1時間45分、泥だらけになって登る人。


札所でご朱印を頂き、温泉に浸かり、蕎麦をたぐり、少し昼寝をした。
そして山頂から見えた霞ヶ浦に行ってみる。
まるで海のように広大な日本第二位の湖は、とても穏やかだった。
さっき高速から日の出を見たと思ったら、もうそれが湖に沈んでゆく。

久しぶりに昇った筑波山。
今日は霞がかかり、関東平野の広大さは解ったけれど奥多摩や日光連山が見えなかった。
また、今度は真冬の時期に登ってみようかと話す。
そして20年近く一緒に居るのに、またMと次の約束が出来る事が妙に嬉しかったりもするのだ。