疲れてきた2011年03月17日

東京あたりでこんな事を言ったら申し訳ないのは解っているけれど、疲れてきた。
余震と停電による職場の混乱は続き、僕自身も不眠と喘息発作を繰り返し体力が落ちている。

こんなときに喘息の大発作でも起こしたらどうしよう。
この小さな揺れは実はP波で、直後に巨大なS波が襲うのではないのか。
電力不足はいつまで続くのか。
いざと言うとき、Mや母を守れるのか。
残量の減ってきたガソリンも、底をついた米も、手に入らない電池も、全てが不安を煽る。

ガソリン温存の為、自転車通勤。
実は昨夜より熱が有り、寒風吹く野外を自転車などで移動したくは無いのだけれど。
職場ではバタバタ。
停電するかどうかに関係なく、予告時間内は機器の電源を落とさなければならない。
そして今日は実際に3時間弱の停電。
全く仕事にならないのだ。

栄養課のフヂコは顔つきが変わるほど疲弊状態。
学校給食のように、簡単に食事の供給を止める訳にはいかないのだ。
毎日600食以上もの食事を、何が何でも出さなければならないストレスは大変だろう。


昼食は備蓄食で期限切れ処分品の五目御飯。
コンビニの棚に何も食料が無かったからだ。
米があればオニギリを作って仕事に行けるのに。

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買い貯めと流通障害による品不足はいつ改善するだろう。
昨夜、ガソリンを求めて近所を徘徊するも、どのスタンドも臨時休業。
単一電池は店頭から全く姿を消し、オークションでは信じ難い高値を付けている。
カセットコンロ用のガスも同様。
米は近所の米屋さんで明後日販売分の整理券を手に入れた。

夜、スペアとして保管してあった車用バッテリとDC-ACインバータ、バッテリ充電器を使い
停電時用の電源装置を自作。
しかし、うっかりミスでショートさせてしまいインバータ内のヒューズを飛ばしてしまった。
うまく行けば、停電になっても数時間は100V機器を使うことが出来たのに。

今回の一件が終わり社会が平穏を取り戻したら、とにかく災害対策に取り組むよう肝に命じよう。
倉庫の一角を、各種電源や備蓄物で一杯にするのだ。
右往左往するのは、もうごめんだ。