一夜明けた2011年03月12日




6:42
幹線道路が機能していないのに、職場に新聞が届いた。
そのフォントの大きさに、改めて事態の深刻さを思う。

さて、仕事を始める。

10:45
間引き運転ながら、JRも動き出した。
帰宅困難で職場に泊まった人たちも帰っていった。
職場は平静。
このまま余震が収まってくれることを祈る。

パンや弁当など何も売るものの並んでいないコンビニの棚を始めてみた。
職場は停電していないが、電力不足に対する備えはどうなのか解らない。
非常用発電機の燃料など足りるのだろうか。

13:40
東京電力によると、電力消費のピークとなる18時から19時頃に、供給不足により
首都圏で停電の恐れ有りとの事。

16:10
仕事の目処は付いた。
あと30分もしたら職場を出られそう。
それにしても地震って怖いな。
しかもさっきの震度3は震源が東京湾だよ・・

19:45
ようやく帰宅。
職場からの帰り道、停電に備えてカセットコンロ用のボンベや乾電池を買おうと4店回るも
すべて品切れ。
サミットで卵とパンを買おうかと寄れば、これも品切れ。
ガソリンを入れておこうかとスタンドへ行けば長蛇の列。
しかもレギュラー品切れ。
なんだか凄いことになってきたね。

でも、原発の件で今回の災害は全く違うものになってしまった。
見えない恐怖は目の前の災害以上に恐ろしい。

-----------------------------------------------------------------------

ここでは政治の話をしない事にしているのだけど、ちょっとだけ。
僕は民主党が政権を取る以前から嫌いだったのだ。
理由は書かないけれど、とにかくキライだった。
今の首相は、以前僕の家の近所に住んでいたこともあり親近感は有るけれど
政治的には支持していなかった。

でも、今回の対応は評価して良いように思う。
阪神の時の反省も有るのだろうし他の思惑も有るのだろうが、
会見を殆ど全て見ているけれど、聞き入るに値する会見だ。

日本人としてこの災厄を一緒に乗り越えようと言う気持ちを共有できる。
一緒に乗り切るんだ。