気に入りの道具2010年11月22日

モノから入る性質ゆえ様々な道具を収集し、失敗することも多い。
でも、この頃愛用している器具がなかなか面白く、ここに書いておきたい。
それは、「ソーダサイフォン」
自宅で簡単に炭酸水を作る道具だ。

どういう物かの詳細はここに紹介されているので、是非読んでみてほしい。
僕もまた、この記事を読み衝動買いしたのだ。
そしてその楽しさに、すっかり気に入りの道具となった。

日頃から炭酸水を沢山飲む。
ウイスキーを割ってハイボール、焼酎を割って酎ハイ、ジンとライムでジンリッキー
梅酒を飲む時も、風呂上りに安物のワインを炭酸で割って一気飲みする時も、
深酒の翌朝レモンを絞って砂糖抜きのソーダを作る時も、常に炭酸水を使うのだ。

そしてゴミ出しの日に炭酸水のペットボトルの多さにウンザリする。
いつも買っているのは普通のサントリーソーダだけれど、それを月に10本以上、
夏場には20本は使うだろう。
嵩張り重いそれを買いに行くもの面倒だし、うっかり買い忘れる事もある。
でもコレが有れば、そんな苦労とは無縁なのだ。

以下、暫く使ってみての感想を簡単に書く。


長所
炭酸がマイルド(口当たりの良い柔らかな炭酸が出来、酒を割るには市販のものより好み。反対に、キツイ炭酸が欲しい場合は向かない)

「気」が抜け難い(市販のペットボトルより抜けにくく、一度作れば数日は使える)

少しでも飲む気になる(以前は気が抜けるのが嫌でコップ一杯の為に新しくペットボトルを開ける事はしなかった)

ランニングコストが安い(炭酸を作る為に使うCO2カートリッジは安売りの店で10本760円。1本で1リットルの炭酸が出来るから500ml当たり38円。市販の炭酸水は500mlで100円)

初期投資を回収できる(僕の買った店の本体価格は12800円。その使用量から言って1年で元を取れる)

他の飲料購入が激減(炭酸飲料と酎ハイの購入は皆無に。ビールの購入量も減った。とくにダイエット中の身には、ビールの代わりに蒸留酒のソーダ割りはカロリー的にも有利)

好きな水を炭酸に出来る(普段はサミット水。他のミネラルウオーターで作って味の違いも楽しめる。evianが美味しい気がする)

カッコ良い(ステンレス製で重厚なソーダサイフォンはその辺に置いておいてもカッコいい)

楽しい(コストや味よりこれが一番かもしれない。カートリッジを装着し自分で炭酸を作ることが、とても楽しい)


短所
デカイ(冷蔵庫の中で場所を取る)

身近な店でカートリッジが売っていない(本体購入時、カートリッジも100本同時購入。次回からは通販で買う必要がある)

カートリッジの廃棄が不明(カートリッジはとても小さなスチール製。廃スプレーとして捨てるのか、金属資源ゴミで捨てるのか)

炭酸が弱い(僕にとっては上記の通り長所。人によっては物足りないかもしれない)

オタクの濡れ衣(友達に見せても、Mに自慢しても反応は「オタク・・」だった)

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とにかく気に入ったこの道具。
酒飲みなら(そうでなくても)購入を検討する価値はある。